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映画「UNKNOWN」 [映画鑑賞]

2011年5月18日(水)なんばパークスシネマ 

映画「UNKNOWN」

予告を見て「なんか見てみたいなあ」と思った映画。UNKNOWN

予告どおり物語が展開し、目覚めると誰もが自分を「知らない」という世界に。
一緒にいた妻すら別人を夫と言う。なぜそんな事態に?これからどうなるの?

と大変期待していました。途中までは結構ワクワクドキドキ。
が。あの結末・・アレでいいの?
主人公のアイデンティティはどこへ? 
自分の前半生全部否定したけど、それでいいのか?
「愛する妻」は、どうでもよくなったん?
このあと誰になってどうやって生きていくの?

などなど、エンドロールを見ながら、数々の疑問が頭をよぎりました。

以下ネタばれです。


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映画「ドラえもん のび太の鉄人兵団」 [映画鑑賞]

2011年4月6日(水)
映画「ドラえもん のび太の鉄人兵団~はばたけ 天使たち」 TOHOシネマズなんば 


「ドラえもん映画」 今年は大当たりです。泣かされました。感動の名作!!!
ドラえもん見て、銀英伝の世界を髣髴とさせられるなんて。あ~萌える。
あ、映像は「ガンダム」なんだけど。本格的な戦闘場面もあり、本格SFアニメしてた。


毎年春休み恒例のドラえもん映画。今年も娘と行きました。
過去名作と名高かった作品のリメイクらしいのですが、さすがに名作。
ドラえもん映画だけど、感情が高まって涙が出てくる。本気で感動した。
今回の主役はトップコンビのび太としずかちゃん、
ゲストコンビのリルルとジュド(ピッポ)。
この4人ががっつり組んで素晴らしい演技?を見せてくれた。
感動した・・・一緒に見た小4娘も涙が出るほどよかったといった。
親子で大変感動できる映画、大人にもお勧めです(大人一人は行きにくいけど)

詳細(+萌え妄想入り)を以下に。ネタバレあり。

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映画「ツーリスト」 [映画鑑賞]

2011年3月23日(水)
映画「ツーリスト」TOHOシネマズなんば 

空き時間が一致したので見たのがこれ。水曜だし(笑)
研修の予定だったけど講師がイギリスから来なくなったので中止になったのよ。

主演がジョニー・ディップなのは知ってたけど(昨日聞いたばかりだが)、
アンジョリーナ・ジョリーのことは知らずに見た。
ストーリーも全く知らず、予告も見ず、白紙状態での観賞。珍しいことに予備知識なし。

面白かった。ヅカファン魂が「これいける!」と告げる(笑)

花の都パリから水の都ベネチアへ。
なんと美しい街並み、豪華なホテル!(パリもベネチアも)
ヒロインは美人でお金持ち設定なので、めっちゃ豪華な旅。
ため息が出るほど羨ましい。
あんな高そうなドレスが普段着? とか
カフェの朝食に紅茶とオレンジジュースは贅沢だとか(飲み物は1個でいい)、
このホテル1泊いくらなんだろ?とか、食べなかった豪華朝食もったいない、とか
外国へ旅行に行くのにセカンドバックひとつ? 荷物は?
なんて思ってはいけない。
現地でいくらでも「買える」のだから! 
金に糸目をつけなければなんでもできるんだ!

邦画の「アマルフィ」もイタリア観光映画だったが、この映画でも同様に
主人公がベニスに行く必然性は全く感じられない。
第一パリから始まる理由も特にない。
あるとすれば、パリからベニスへの直通列車が走っていることぐらいか。
主要人物はみんな英語しゃべってるしね。
観光タイアップ映画の宿命、場所の必然性は不要なのだ。
いや観光地と言うのが重要なのだ。(実際はどうなのかは知らんよ)
とにかく豪華でゴージャスで、それなりに楽しめる。

ジョニーはちょっと太った感じがしたが、まあ美形。
アンジョリーナはやっぱり化粧が濃いが、そのくらいのほうがドレスに映えるので良し。
年齢がわからんが(白人は老けて見える)、若い美男美女設定なんだわ。お約束!

あまりに定石というかお約束通りで、私はエンドロールを見ながら、
「これ宝塚でできそう」と思ったくらいだ(笑)

以下大変ネタばれあり。

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映画「しあわせの雨傘」 [映画鑑賞]

2011年2月2日
映画「しあわせの雨傘」なんばパークスシネマ  S3


以前予告で見て「面白そうだな~」と思っていました。
しかし1月は忙しくて暇が取れないうちに、もう終了だって? 人気ないのか。
とりあえず「ロミジュリ」も千秋楽を迎え、時間が空いたので行ってきました。

前半から途中まではなかなか面白いのに、なんか後半から最後が尻切れトンボ。
途中で終わりイメージ。この「なんか足りない」感が早期終了の原因でしょうね。
70年代の風俗やらフランスの当時の様子なんかかなり描いてて、
それがコメディチックで笑えるのに、あのラストではなあ。
後半主人公の行動があまりに唐突で「え!?そうするの??」と思ったもん。
あと30分、後半のストーリーを変えてくれたら名作だった。残念。


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映画「バーレスク」 [映画鑑賞]

2010年12月21日(火)TOHOシネマズなんば 

「バーレスク」

以前映画館で見た予告がよくて、見たくなった映画。

見てよかった。ストーリーは単純で先が読めるけど、それが嬉しい展開。
見ていて期待通りになるのが、嬉しくなる。変にひねってないストーリーがいい。
そして歌とダンス。歌のレベルはとても高い、ショーとしてみても高い。
タカラヅカファンとしては、見慣れたショーレベルのエロチックさなので、健全な感じ。
大人の見るショーとしてはいい感じで、私もこのクラブに通いたい。

登場人物の性格もみんなしっかりしていて、誰も嫌な人がいなかった。(悪役はいるが)
とてもとても好感度も完成度も高い映画。見てよかった。

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映画「武士の家計簿」 [映画鑑賞]

映画「武士の家計簿」2010年12月10日(金) なんばパークスシネマ

江戸時代末期のホームドラマ。と、書くとなんだか面白くなさそうですが、
とてもとても面白かった。

時代劇につきもののチャンバラも、幕末につきものの「今の日本をどうするか!?」
という熱い議論も戦いもほとんどなく、幕府側にありがちな悲壮感も無く、淡々と、
この時代の「普通の人」がどう考え、どう生きたかを綴った物語。
地味に感動しました。
途中何度も涙が出てきて困りました。じわっと感動する名作です。見てよかった。



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映画「桜田門外ノ変」 [映画鑑賞]

映画「桜田門外ノ変」2010年10月29日(金) なんばパークスシネマ

事件が一番最初にあり、あとは7年前からの回想と現代が入り乱れる形式。
7年程度では大人は外見ほとんど変わらない。
これは現代なのか過去なのか映像だけでは分かりづらかった。

内容のほうといえば、時々の人物の書き込みが不十分で(尺が2時間半もあるのに)
各登場人物の「当時の」心情が理解しにくいまま話が流れる。
このため「現在」に至るまでのそれぞれの感情の動き、時代の動きが明瞭に
つかめないままストーリーが進行する。甚だ感情移入しにくい展開であった。

これなら黒船来航から時系列を追って、最後が「変」にしたほうが理解しやすい。
どうしても最初に「変」の場面を持ってくるなら、「変」のあと7年前をスタートとして
そのまま行く。でも逃亡が書きたかったんならそれは無理か。
逃亡が書きたいなら、そっちをメインに構成して、過去戻りは1回だけにしてほしい。
で、後半長すぎ。
ついでに最初と最後に現代の桜田門が映るのだが、なんの感傷か?
ラストシーンはなんと現代の桜田門から国会議事堂のアップ。
これは「やれ」っていう示唆ですか?


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映画「十三人の刺客」 [映画鑑賞]

「十三人の刺客」2010年10月14日(水)  TOHOシネマズなんば 

評判が良かったので見てみることにしました。
「切って切って切りまくれ!」との言葉通り、盛大に切ってました。
こんなに切らんでも・・と思うほど。目的見失ってないか心配になったほどです。

完全に男の世界でしたね。男の論理で構成された世界。
見栄と意地と誇りとで成り立ってる「さむらい」って・・としみじみした。
剣と血の飛び散る世界、生涯の好敵手の存在、命で結ばれた仲間たち、
国家を憂い苦悩する上司、何も言わずに通じ合える同輩、命を預けてくれる部下、
男気のある無頼の徒までが仲間になっていく。
太平の世を貪るだけでは生きている意味がない、仲間たちと、命を懸けるに値する
使命がある・・・まあ、ばかばかしくなるほど「男の理想の世界」ではありませんか!
男性に評判の高い映画のようですが、わかる気がしました。

私は「大奥」のほうが楽しかったです。

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映画「大奥」 [映画鑑賞]

「大奥」2010年10月13日(水) なんばパークスシネマ 

見てきた。思ったよりドキドキして面白かった。
原作は連載時に読んでいたけど、筋はあまり覚えていなかった(ようだ)。

原作を読んだときは、水野がかっこいい江戸っ子で、彼のストーリーはしっかり覚えていた。
が、裏側の人々(藤波様とか松島様とか)の話は覚えてなかった。
でも映画見ると、こっちが結構書きこまれていて、(しかも今の漫画の連載はちょうど藤波様が
台頭してくるところだ)ついこの二人の話に引き込まれてしまった。

吉宗さまも男前で、加納殿もほんわかしていて、こちらは印象通り。
女性陣はほぼ原作のイメージ通り。でも男性陣がイメージ違った。
漫画よりかなり妖しい感じがした。映画館には子供連れもいたけど、
こんなの子供に見せていいの?!って思う。

とはいえ概ね満足。この原作、家光(娘)と有功様の話の話は、水野の話より
かなりドロドロしたドラマティックな純愛なので、こっちも見たい。

続編を期待。




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映画「薔薇の名前」 [映画鑑賞]

午前十時の映画祭「薔薇の名前」 なんばTOHO 2010年9月3日(金)

「薔薇の名前」

なんとなく時間があったので見てきました。
以前テレビ放送を見たことがあったはずですが、すっかり記憶に無かったので、
ほとんど初見。ついこの前の映画だと思っていたら、20数年前の映画だったのですね。

難解な映画の印象があったけど、誤解か?自分が大人になったからか? 
全然難しくなかった。

昔はアドソの視線だったけど、いまはウィリアムの立場で共感できるからか。
挫折やら不本意な妥協やら折り合えない人々との付き合いから保身まで、
「人生いろいろ」を実感できる年齢になったのかもね。

ウィリアムもおじさんだと思ってたけど、いまじゃ同年代・・・。

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