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宝塚月組「フリューゲル/万華鏡百景色」 [観劇感想(宝塚)]

宝塚月組「フリューゲル/万華鏡百景色」
2023年8月19日(土)11時 2階11列上手
2023年9月5日(火)11時 1階16列センター
2023年9月12日(火)11時 1階20列下手
2023年9月21日(木13時 1階21列上手(追記)


お芝居のほうは軍服祭り。これは眼福。大変美しい。ドイツの軍服はセンスいいですね、かっこいい!月城さんは当然、鳳月さんのスタイル!素晴らしい。後は礼華さんや英さんら若手組に梨花組長まで軍服堪能しました。夢奈さんの神父服、似合うしやっぱりスタイルいいのねえ、と感嘆した。
ストーリーはあらすじ読めば推測できる期待を裏切らない感じ。とりあえず軍服。ただ2階から見ると帽子が邪魔でお顔が見えない(もちろん軍帽はかっこいいので被ってほしいが)
なんだか見ていて雪組の「シティハンター」を思い出した。時代が同じなんですかね。テイストも同じ? 斎藤先生、似たエピソードや小物使いが多いのでは。
シティハンターに引き続き懐かしかった。

ショーは新鮮。どこにも既視感がない。まだちょっとごちゃついている感じもするけど、栗田先生のショーは期待大だ。色彩も衣装もセンス良かった。特にプロローグとフィナーレ。素敵だったわ!

2023月フリューゲルス.jpg


ミュージカル
『フリューゲル -君がくれた翼-』
作・演出/齋藤 吉正

書いた通り軍服。本当に東側のほうがかっこいいのは、トップと2番手、4番手がいるからなのでしょう。ストーリーはぼんやりとしていたもわかるので、美貌No1とスタイルNo1(いずれも私順位)の軍服姿をひたすら堪能する。衣装が素晴らしい!と書かないのは、女性陣の衣装がいまひとつだから。トップ娘役で西側の有名アーティストの女性シンガーなのに、なんだかダサい。お付きも、ダサい。もっと西のファッションに憧れるような洗練された衣装にして欲しいところ。ステージ衣装は西側のステージらしくてまだよかった。でも普段着がなあ。と娘役さんの衣装が私の趣味ではなかったので。娘役軍服(女性軍人)もパンツなのがちょっと・・あの禁欲的なタイトスカートが魅力なのに。組長さんしかスカート履いてなかったのも残念。

ストーリーはあらすじ通り。母の出番と、母息子の葛藤が結構場面が大きくてびっくりした。これがないとあまりに山が無さすぎだから? でもそれなら、民主主義も受け入れる西ドイツ出身のヨナスと、がちがちの筋金入り東ドイツというか社会主義者のヘルムート、民主統一活動家の神父という3人の友情が絡んだ葛藤が見たかった(私の趣味)。対西側場面以外は、母子モノじゃなくて思想が分ける3人の友人たちの葛藤が見たい。(斉藤先生は母子モノが好きなのよね。でも私は男の友情ものが好きなのよ)。というわけで、ヘルムートと神父様の出番が少なかったのが不満でしょうか。

ベルリンの壁崩壊・・リアルでTV見てた。壁の上に人がたくさん乗って大騒ぎしていた記憶がある(舞台装置で上から崩すのは難しいよね)。その直後にベルリンに行った友人が、「ベルリンの壁」というコンクリート片をお土産にくれたのを思い出した。土産物に売ってたらしい。本物かどうかわからぬが、なかなか味のあるお土産だった・・まで思い出した。壁崩壊場面のコンクリートの塊見て、「あれを拾って砕いてお土産にしたんだ」と後ろにいる教会の若いメンバーならやるかもしれんなと思ってしまった。結構史実通り描いてましたね。

あらすじ読んだ時から考えていた通りのお話。と思っていたが、3回見て嵌ってきた。するめのような作品かもしれない。オペラグラスを使わずに全体を見ていると、いろいろな人がいろいろ意味のある動きをしている。さすがは月組。一人一人の物語がありそうだ。
壁崩壊後の瞬間のみんなの動き、目が足りない。
個人的にヘルムートとフランツに注目してもっと掘り下げたい。フランツの教会メンバーの話も広げたい。その後を見たい。



ヨナス・ハインリッヒ/月城 かなと
もともと西生まれ、父を亡くし母を投獄され東の叔母夫婦に引き取られて育つ。軍人になたけど、広報(あの美貌なら適職だ)関連の役職。そのため西側との友好のコンサートを担当する。彼はあまり思想的に社会主義者じゃないので、西の二人(ナディアとルイス)に抵抗がない。この二人があまりに奔放なので引っ張りまわされるが、彼の中での抵抗感は低い(というより途中からかなり楽しんでないか、この方)。あっさりとナディアに惹かれているし、ルイスを信用している。
それよりも母よ!
母とのエピソードがちょっと意外だった。あんなに母のことを引きずっているとは思わなかったから。崩壊後のエピソード見ていると、ヒロインが母エレミアのようではないか。最初と最後に出てくる母の存在の重さ、それが主人公ヨナスの葛藤の大きな部分を締めていたのだなあと思った。しかしヨナスは民主化指導の友人神父に協力したり、反政府活動の人を逃がしてあげたり、なかなか思想が西側寄り。秘密警察勤務の友人ヘルムートのほうはかなり筋金入りで、壁崩壊後の価値観の逆転についていけなかったのね。一言もなく自分で始末をつけた場面、ちょっとびっくりした。そんなに劇的なのに、ヨナスは全然気にしてない(場面がない)・・・ヘルムートの出番が少なすぎ!斎藤先生、母子の愛が重すぎる。ヨナスはワルシャワの弁護士さんに土下座して感謝すべし。


ナディア・シュナイダー /海乃 美月
西の世界的大歌手。歌手らしく華やかで歌声も良くて、良かったです。頭の軽い容姿だけのアイドルではなく、アーティストって感じがした。芸術にこだわりもありそうだし、度胸もあって素敵な女性だ。大人だ!!と思う場面も多かった。海乃さんはこういう包容力のある役が似合う(月城さんが包容されるのも似合う)。
ステージ衣装とバックダンサーは良かったけど、普段着がなんとも。誰の趣味なんだろう、あの付き人か。もう少し憧れのファッションが良かった。でもあの時代なんだよね(と私もあの時代あのくらいの年齢だったが、あんな服装してたっけな)
ともかく、政治を同行できるほどの発言力のある大物アーチスト感があり、物語上とても納得した。ヨナスより世慣れた年上のしっかりした女性という感じも良い。ナディアが顔だけ可愛いアイドルじゃあ話が終わる。さすがは海乃さんというか、斎藤先生というか。

<筋金入りの東側>
ヘルムート・ヴォルフ/ 鳳月 杏
ヨナスの友人だが、筋金入りの社会主義やで、職業も秘密警察。大変素晴らしくかっこいいスタイルなのだが、言動がどうも堅い。彼なりに信念をもって仕事をしていることはよくわかる。だからこそ、最後の壁崩壊場面は彼にもっと焦点をと思うのだった。いや舞台を見ていたらわかるんだけど、場面が短すぎる。あの混乱の中の場面ではなくヘルムートの場面が欲しかった。
今回はヨナスに3つものテーマ(西の二人に振り回される+神父たちとの民主化活動+母との確執)があったため、2つ目のテーマへの敵対勢力であるヘルムートの出番が減ってしまったような気がした。もったいない。

<民主化を求める・なってもいいなの東側>
ゾフィア・バーデン広報部長/梨花 ますみ
ペーター・ホフマン広報副部長/春海 ゆう
ヨナスの上司たち。さすがの組長。男言葉での命令口調が様になっておられます。お追従で侍る副部長も素晴らしい生き抜き方を魅せていただいた。春海さんのお追従の素晴らしいタイミングと表情。毎回笑わせていただきました。すっごい芝居の上手い方ですね。

トーマ・ランゲ/礼華 はる
ピエール・ベック/英 かおと
アメリ・フォーゲル/天愛 るりあ
リン・マイヤー/白河 りり
ヨナスの部下4人組。広報部だけあって、みんな顔がいい。特にトーマは背が高くて大変目立つ。4人の個別の役割はあまりなかったように感じたけど、広報部の雰囲気はよくわかった。ヘルムートはこの広報部ごと摘発したかったのでは?と思うほど自由だ。
女性もパンツスタイルで、そこだけ残念。タイトスカートの軍服も好きなのだ。
しかし彼らの私服は可愛かった。東でもちゃんと可愛い格好してるんだ。

ルドルフ・ルーク/彩音 星凪
国境警備兵で、ヨナスの元部下かな。国境警備の割に融通を利かせすぎる良い部下。見ていて、特に思想の無い善良な一国民であることがわかる。出番も役割も多くとても目立った。しかし東ドイツは国境警備兵まで顔が良い人を採用するとか、贅沢すぎる。


<民主化統一を推進する東側>
フランツ・クライン神父/夢奈 瑠音
教会で民主化運動を推進するというなかなかな人物。ヨナスやヘルムートの友人(ヘルムートとも親しそうだがヨナスを介してかな)。この3人どういう関係なのかとっても気になった。もっと出番が合っても良いと思うくらい奥がありそうな人物。実は壁崩壊の場面で一番印象に残る切っ掛けを歌いだす方。もっと彼の場面を!と思う。ヘルムートと対照的ですよね、ヨナスは中間。
行動力もあり、若者に慕われ統率力もあるようだし、彼もかなりの人物。夢奈さんという上級生が配役されていたので役の重さに期待したし、それなりに重いけどもっと重くしていいと思うくらいよ。サーシャと仲良さそうだし、壁崩壊後に一番動向が気になる方です。

ゲッツェ・バウアー/彩海 せら
教会の主要メンバー。ヘルムートの親戚かなんか?最初から接点があるような会話してる。彼は最初から割と葛藤している。いろいろあった後でも葛藤している。神父とヘルムートの間に思いっきり挟まって、何が正義か分からなくなっているようだ。彩海さんはこういう役が上手い。あの出番の量で大情報量を伝えてくれるので、本当に芝居が上手いと思う。

ミク・エンゲルス/彩 みちる
マリア・フィッシャー/羽音 みか
体操選手で、東から西へ潜入するお二人。潜入・・?というよりサーシャを逃がすためにヨナスの命令で先乗りしていたらしい。この二人の役割が良く分からなかった。とにかく明るいのと可愛いのだけが理解できた。
あと、彩さんのお芝居を観ていてなんだか懐かしいなあ~って思っていた。今日9/20やっとわかった。舞咲りんさんを思い出したからだ。彼女の台詞回しととっても似ている。さすが雪育ちだ。


アンジー/百歌 雪
東ドイツの物理学者で、ストーリテラー的な立場。言葉がはっきりしていて分かりやすい。きりりとした女性。私のストイックなタイトスカートが見たい願望をかなえてくれた方。
部長(組長)と張るしっかりさした女性で、大変かっこよかったです。(西のキャスターとごっちゃにしていてごめんなさい)

サーシャ/天紫 珠李
アフガニスタンからの亡命者なのかな。ヨナスを助けて恋人が亡くなり一人ぼっちになった彼女を連れてヨナスがアフガンから東ドイツへ連れてきた。なんで東ドイツに‥?最初から西側に手続き取ってあげたらよかったのでは?と思ったが、その時は状況が違ったのだろう。彼女の亡命に関する動きが本作のかなりの部分を占める。重要人物だが、亡命したからどうなんだ?っていうところは特になく。
私が子供の頃は、「東ベルリンから西ベルリンへの壁を越えて亡命すること」が、一本の映画になるほどだったから大変さがわかるけど、最近そういうテーマの作品がないので、若い人にはわかるのだろうか?と思った。(ちなみに、本作中で、ヨナスがナディアをドライブに載せていくトラバントという自動車。わざわざ車名を出してたね。懐かしかったわ~東独の車で、某作品では「トラバント(車)に乗って壁を突破する?」という提案に「トラバントなんて、厚着して銃の前に立つのと同じくらいしか防弾効果がない」と却下される程度の作りの車だと記憶している。だから二人のドライブがちょっと心配だった。なんだか随所がレトロで懐かしい)
壁崩壊後の場面にサーシャが出てこなかったので、ぜひ一言欲しかった。ああもうアフガンに戻ってたのかもしれないね。

<その他?>
アラン/瑠皇 りあ
アフガニスタンの反政府軍兵士。サーシャの恋人で、ヨナスを救って散る。どういう状況でヨナスがアフガニスタンに居たのかよく分からないうえ、どういう理由でこの二人と友情をはぐくんだのかもよく分からない。省略されていたが、アランが美しかったのでまあいいか。(この場面は、シティハンターの冒頭場面に見えて仕方なかった)

<西側>
ルイス・ヴァグナー/風間 柚乃
西ドイツの文化省だっけからのナディアの付き添い。西の役人は軽いなあって思う役割。とても軽妙だけど、しっかり動く場面は動いている。ヨナスもあっさり味方にして信頼関係築いてる。彼の正体のために場面と1曲あるくらいだし。最初はあまりに壮大な正体判明に、1回目は結局わからなかった(後ろのスクリーンに投影して欲しい)。2回目に聞いて、NATOか!と知った。あの時代の西ドイツの最前線を担っていた情報組織(今もか)。
とても軽くて明るくて人好きする好人物。でも有能。素晴らしい風間さん。

エミリア・ハインリッヒ/白雪 さち花
ヨナスのお母さま。戦時中にナチスに協力したとかで逮捕され、その後の壁のせいでヨナスとは生き別れ。超重要人物。でも実は‥!なのですよね。これの綺麗なママなので、ヨナスの記憶の歌も鮮明だったから、この作品のクライマックスが盛り上がったのだと思います。

ヨナス(少年)/朝香 ゆらら
冒頭は彼から始まる。子供のヨナスと母の幸せな一コマが最初にあり、そこから彼の人生がダイジェストで紹介されたのちに、現代へ。という流れ。このヨナス少年と母の場面が最後につながるので、超重要役だ。


ニコラ・シューバルト/蓮 つかさ
エミリアにこっそり救われたユダヤ人の少年が大人になった人。成功してワルシャワで弁護士となり、命の恩人を探し救い出した素晴らしい人物。ヨナスは彼に土下座して感謝すべしと思う。落ち着いた信頼できる紳士感が見事です。



クララ・シュローダー/花妃 舞音
東ドイツのニュースキャスター?可愛いので西のTVキャスターらしく可愛い。やはり花妃さんは可愛いで間違ってなかった(今日見て改めて確認した。9/21以前の記事は間違っていた。ごめんなさい)


見るたびに発見があり、見るたびに楽しい作品でした。見るたび好きになってきたよ。
フリューゲルという主題歌は名作だ。これは記念や周年で歌われる歌では?と思う。


東京詞華集(トウキョウアンソロジー)
『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』
作・演出/栗田 優香


ショーデビューということで、ちょっと詰め込みすぎな感じもあったけれど、ストーリー性もあって素敵なショーだった。衣装も装置も照明も綺麗だった。

幕開きの付喪神。その出で立ちの美しいこと!月組男役勢ぞろい。鳳月さんがまた似合ってかっこいい。ただ立っているだけでも神秘的で美しい。
そして花火師の月城さんと花魁の海乃さん。この2人の転生とそれを追いかけていく万華鏡の付喪神。東京の街の100年間を舞台に。ってすごく幻想的なショー。
鹿鳴館の場面はなんか既視感があって、そういえば「ダルレーク」にもこういう場面があったあと。白軍服の美形将校とドレスの貴婦人、何度見ても美しい。明治は美しい。

そして大正。モボモガの時代。明るくて可愛い若手ちゃんたち(礼華さんと彩海さんはもう中堅か)。ここの彩みちるさんの衣装と小物(日傘)の可愛らしさ。彼女はこの時代の衣装がとても似合う。白河さんの衣装も可愛いけど、ちょっと裾が長いしカラートーンが単体すぎる。

そして「地獄変」ですよ。後で帰ってから読み直しましたわ。鳳月さんの着流しの苦悩する作家。足が‥かなり上まで見えてますし。なんという色気。まとわりつく「業」のダンサー。この迫力のある筋肉の美女は夢奈さんですね。あまりに救いのない場面で感動しました。
見たことある天紫さんの平安美人。高子さま・・・


この後の場面を飛ばして書いていた。京ちゃんと見た。
太平洋戦争があり、戦後の闇市。こんなとンチキな衣装でも美しい月城さん。闇市の実力者ですな。そして親友が闇市を取り締まる(目こぼしする)風間警官。陰のある美女、米兵のオンリーさんか?というチャイナドレスの海乃さん。一言の台詞もないのに、ストーリーが見えるような場面。この場面で芝居を1本作れると思う。月組さんは作っていると思う。さすがは芝居の月組。ショーの中の1場面でこの場面を描いた芝居が見えるようだ。時代背景が難しいのでこの時代(戦後闇市)の芝居は作れないと思うけど、なんだか見たいと思ってしまった。

明るい中詰め(ここも飛ばしてた)。雰囲気が一転してピンク衣装の洪水。明るくて華やかで良き良き。なんと客席おり。客席通過ではなく客席おりですよ。2階席にも来てくれて置いてきぼりが無かったのが嬉しい。いろいろな席に座ってみたけど、みんな誰かがこっちを向いてくれていて、本当にうれしかった。これぞ宝塚のショー!!

そのままショートパンツの娘役さんによるラインダンス。ラインダンス前の紹介は海乃さん。トップ娘役が紹介するのも珍しいけど、かっこよくてイイ。


大階段がでて、現代の渋谷なのか。黒いビニール傘は心病んでいる人の象徴か。月城さんたちは麗しいカラスらしい。カラスというより死神ではないかと思ったが。珍しい大階段総踊りだ。この場面もストーリーがあって、目が足りない。本気で足りない。

パレードは、また大階段に赤い鶴(丹頂鶴)みたいな娘役さんに囲まれた鳳月さん。かっこいいなあ。後ろに流れるスカーフ(ひも?)が長身に映える。そのあと男役総踊り。トップだけが白。みんな赤。
デュエットダンスのトップコンビは白。着物風の衣装が素敵な海乃さん。あまり激しく踊らないコンビだけど、雰囲気が素敵なのでうっとりできる。

パレードは、ラインダンス風のダルマ衣装。ラインダンスはショートパンツだったので、この衣装はここだけしか出てこないの?と驚く。とても素敵な白と黒のダルマ衣装で。こちらのラインダンスも見たかった。2回入れてもいいのよと思った(が余計ごちゃついてしまうかな)。
その後の皆さんの衣装も新作?市松模様の和風なタキシードとドレス。とても素敵なセンスの良い衣装なのに、これ一回しか出てこない????すごく贅沢だ。彩海さんは彩さんと天紫さんに囲まれ、礼華さんから一人おり。風間さんに小さい3番手シンボル斜め羽根がついていた。2番手さんらしい大きな羽根があり、そしてトップ娘役之衣装の美しいこと。着物風で後ろを向くと帯が見える。すごく素敵なので、ぜひグラフで衣装紹介をして欲しい。じっくり見たい。というか、この作品、紹介して欲しい衣装がたっぷりあった。フィナーレまで素敵な衣装だった。



見るたびに何か気が付くのはショーも。さすが月組というべきか、月組に宛書したからというか。一本の連作小説で、1場面ごとに90分の物語が見えるショーでした。
ファンになった。またショーが見たいです。

お芝居もショーも、月組は回数を重ねないと全体を味わえない、すべてを味わいつくせない奥の深さがあると感じた。まだまだ見たいけど、次は東京ですね。映像待ってます。



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