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兵庫県立美術館「マリー・アントワネット物語展」 [美術鑑賞]

2013年7月18日(金)
兵庫県立美術館
「奇跡のクラーク・コレクション~ルノアールとフランス絵画の傑作」
「マリーアントワネット物語展」



神戸でお仕事があったので、帰りに寄りました。
HAT神戸という震災前は神戸製鋼と川崎製鉄(いまのJFE)の製造所があった場所。
震災前(阪神大震災なのでもう二十年程にもなるのか)にこの事業所に行った事があったけど
凄く綺麗な街になっていて驚く。その美しい兵庫県立美術館のチケットを
貰っていたので、帰りに「奇跡のクラーク・コレクション」を見に行きました。

が!それももちろん良かったんですが、隣でやってた「マリーアントワネット物語展」
これに心惹かれ、1300円払って見てきました。わあ盛り上がる~♪

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大阪市立美術館 「ボストン美術館 日本美術の至宝」展 [美術鑑賞]


明日の仕事のために、今日から東京入り。
日比谷に来てますが、観劇は出来なかったので、また次回。
東宝側は宝塚ファン、クリエ側がジャニーズファンで、ごった返してました。
ヅカファンの自主的整然さ・・・すごい訓練されてるね(笑)とか思いました。

ではちょっと前に見たものですが、「ボストン美術館展」の感想を。
最近忙しく、全然時間が取れなかったので今頃ですがアップします。
面白かったのだわ。


ボストン美術館にある日本の美術品が帰ってくる!といううたい文句。
時間が空いたので見てきました。なんだか気持が落ち着いてくる感じで楽しかった。

美術品には全く詳しくないので、単なる雑感だけど書いておこう。

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「リヒテンュタイン~華麗なる侯爵家の秘宝」を見ました [美術鑑賞]

2012年10月25日(木)
東京 国立美術館「リヒテンュタイン~華麗なる侯爵家の秘宝


美術展はたまに行くのですが、感想を書くまでに至らぬことが多い。
それなりに感動はするのに、美術品には語りたいことが少ないのか>私。
だが、今回の美術展は語りたいことが溢れたので、書きました。
・・少々視点がずれてるかもですが。

リヒテンシュタイン侯爵家、すごい!!

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「じっと見る」ブリヂストン美術館~鑑賞感想 [美術鑑賞]

「じっと見る~印象派から現代まで」 2007年3月15日 ブリヂストン美術館

ブリヂストン美術館の所蔵絵画・彫刻約150点を展示しただけの、大変シンプルな企画。
それゆえか、あまり宣伝せず全然一般の話題になっていない(と思う)美術展ですが、
大変たいっへん、良かった。

今回も東京出張中、夕方中途半端に時間が空きました。そこで、今回は観劇ではなく久しぶりに絵を見に行こう!と思い立ちました。
ホテルから一番近い「ブリヂストン美術館」は東京駅前で大変便利な立地です。
帰宅するビジネスマンの波に逆らって、軽い気持ちで行きました。

ほぼ貸しきり状態・・・。広い展示室に私一人。たしか8時までやってるはず。まだまだ開いてる時間なのに人がいない。あ、いた、隣の展示室。むこうも。まばらに。全部で3人?。全部一人客。
シンプルな広い展示室にかけられたたくさんの名画。ほんとに名画ぞろいで驚きました。
美術の教科書に出てきたような有名な絵画!! 至近距離で私一人で独占してみている。
可能な範囲まで近寄ってみる(ガラスケースに入ってないものも多い)、タッチが詳細に見える。そして一歩ずつ離れる。展示室の真ん中あたりで足を止める。ベストショット。
そしてまた一歩近づく、離れる、近寄る、繰り返す。左から見る、右から見る。
同じ絵なのに、見る距離・角度で見え方が変わる。抽象画だけでなく印象派の絵も。
こんなに近くでじっくり見たのは初めて。気に入った絵を15分くらいじっくりじっくり見る。(また「ベスト!」の位置に椅子がおいてあったりする。やるな、ブリヂストン美術館。)
こんなことができるなんて。絵画は芸術なのね。
絵を見に行って感動したのは始めて(いつも見にいくような「話題の」企画展示美術展は、行列して大勢の人の頭の後ろからちょびっと見るだけって言うのが多いもの)。なんて感動!幸せ~♪

特に気に入ったのは、
第1室 光と影のレンブラント「聖書あるいは物語に取材した夜の情景」
第4室 美肌の魔術ルノワール「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」
第5室 孤独のセザンヌ「サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」
同じく 水の幻想モネ「水練の池」「黄昏、ヴェネツィア」
この第5室に私は何分いたでしょう。
以前フランスを旅行したことがあり、プロヴァンスを巡った。セザンヌの故郷、サント=ヴィクトワール山を見ながらセザンヌの家(記念館)へ行った。あの山が、あったの。絵を見て記憶が甦る。

第9室は 原色の鮮やかさがカンバスの白地と対比するマティス
独特のピンクが優しいローランサン、墨で洋画の藤田嗣治「ドルドーニュの家」
第10室 ピカソ、いろんなピカソ。ピカソ美術館の飛び地のような部屋。
第2室は抽象画の部屋。クレーの「島」が印象に残る。言われてみればなんとなく・・っていうのはこれだけ(^^;)。この部屋は見るより感じるようだ。

まあ、ほんとうにコレをレンタルで企画するといくらになるかしらねえ?と俗物の私は思ってしまうほどの豪華な豪華な展示でした。それをさりげな~く飾ってあるため、各部屋に警備員さんが立っていた。普通より多いような。経費は莫大だろうな・・。

ルーブル美術館のように、気軽に絵画に親しめる展示方法に好感を持ちました。日本の美術館では珍しいのかしら? そういえば、久留米にある石橋美術館も同じような展示方法。さすがはブリヂストンいや石橋家。(久留米の石橋美術館は所蔵品は国内・地元中心だったけど、庭園が見事だった。あれは芸術品だと思った。)
日本で印象派のこういう絵画をみるといえば、たいてい「企画展」。盛大にCMなどで宣伝しているアレですね。だからいつも満員で、ゆっくり鑑賞できなかった。今回本当に初めて。いままで「生もの重視」(つまり舞台とかコンサートですね)の私、絵画への評価はそれらの下にありました。感動が得られないと・・。今後は認識を改めます。

行ってよかった。日本にも素晴らしい美術館があることを知りました(大げさ?)。
・・・こんなに詳しく絵のタイトルを覚えているわけない私。つまりチケット買ったら、プログラムをくれたんです。モノクロだけど写真入の16ページの立派なものを。800円の普通の入場券で。なんて親切で太っ腹なの!嬉しい。
ブリヂストン様、これからも素晴らしい絵画を収集してください。
(車は乗らないのでタイヤは買わないな・・・自転車買うときはブリヂストンにしますね!)
この美術館に所蔵されるなら絵画も幸せだと思った。

感動させてくれた絵画は当然だけど、ブリヂストン美術館の姿勢、絶賛です。
ただひとつ。タイトルの「じっと見る」ー確かにそのとおりだけど、人目を惹かないと思う。


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