SSブログ

宝塚星組「こうもり/THE ENTERTAINER!」 [観劇感想(宝塚)]

宝塚星組「こうもり/THE ENTERTAINER!」
2016年4月8日(金)11時  2階15列センター


3月は年度末、4月は年度初めと、何かと忙しいこの時期。
いつも花見は宝塚大劇場でしていましたので、遅くなったけど行ってきました。

なんだか、最近「北翔さんといえば、オペレッタ」というか、古典ミュージカル。
という印象が更に強まってしまいました。
ストーリーが単純で悪い人は居なくてみんな良い人。ストーリーより豪華な衣装と
何より歌を聞かせるミュージカル(オペレッタ)。それも楽しいんですが、たまにでいい。
北翔さんに似合うのか、そういうのは全部北翔さんの印象。
(ま、他の人にはできないかもしれんが。最近の宝塚、トップと作品傾向が顕著ですね)
歌は素晴らしかった! これは北翔さんしかできないよねえ・・と思う。
妃海さんと礼さんの歌がまた素晴らしい。この3人がいるから本格的なオペレッタ見た気分。
でもそれだけに、古典そのものばかりではなく、ちょい現代風アレンジしたのが見たかったり。
う~ん贅沢ですね。更に言えば、北翔さん、そろそろシリアス物が見たいです・・。

ショーは最初から大階段!が流行っているのかしら?と思う。
全体に、良い意味で若い演出家の作品だなと思いました。
勢いがあって、現代的な要素があって、楽しい。色彩も綺麗だし。装置の使い方も素敵。
ちょっと前の大介先生風で結構好み。(でも「!」が一個だから違う:笑)
野口先生、これからショーも書いてほしいなあ~と思いました。

以下ネタばれあります。
201603星こうもり.jpg


MUSICAL 『こうもり』…こうもり博士の愉快な復讐劇…
-ヨハン・シュトラウス二世 オペレッタ「こうもり」より-
脚本・演出/谷 正純


谷先生は、日本物(江戸物)は素晴らしくて感動的でとても好きだ。が洋物は・・。
和物では素晴らしく効果的な泥臭さが、洋物では古くさくなる効果を放ってしまうような。
そんな気がする。私は谷先生の日本物は喜んで見に行くが、洋物はちとためらう。
いっそ今回も、江戸時代を舞台に変えてく翻案してくれたら・・・とまで思った(変?)
私の勝手な感想です。今回は「こうもり」というオペレッタそのものを見た気分でした。
だから完成度は高いのだろうなあと思いますが、「宝塚みた?」というと違うかも。
あと、同系列の『メリー・ウィドウ』が記憶に新しいのに、星条さんまでいるし(笑)
そういう記憶力は良いのよ・・。
そうそう、オープニングの北翔さんを見て、『ダンス・オブ・ヴァンパイア』似合いそう!
と思ってしまいました。北翔さんのお声は、山口祐一郎氏を髣髴とさせる美声だし、
教授に紅さん(もちろんダンディキザ教授に変更)、その助手青年に礼さん。合うやん・・!
と勝手に想像してしまいました。トップコンビが組まないからダメかな?
でも月1789という前例があるし、絶対キャストはまるよ!なんて邪念が湧き出て困りました。
(あの虹色のコウモリはねと、歌声の所為ですわ)



ファルケ博士(北翔海莉)
物理学の著名な博士。親友と飲み潰れて、恥をさらし、それが新聞の一面に載る、と。
そこで親友の侯爵への「楽しい復讐」をたくらみ実行する。
ということなんですが、実はなにがどう復讐したのか、よく分からなかったんです・・。
同じようにみんなの前で恥をかかせてやる!だったと思うのだけど、みんなの前で同様の
恥かいたっけ? 馬鹿をさらして奥方に責められ・・だったけど、新聞に載るほどの馬鹿
ではなかったような。そういえば侯爵を投獄したのも博士の陰謀でしたっけ?
それならちょっと納得(奥方も「誰かに嵌められたみたい」と言ってたし)。
実は大変用意周到な本格復讐計画なんですね。
あの弁護士はぐるなのね。最後、関係者全員が博士の協力者だっけ?
最初から最後まで全部、博士の陰謀なんですね。
そして公園のニケ像に侯爵を縛り付けたことで復讐が果たされたんでしょうか。
自分がされたことを同じことをしてやって、それでOK!なんですね。
私はやっぱり最後に「あらびっくり!!」で一気に種明かしみたいな単純なのがいいです。
歌声に聞きほれてたら、筋が分からなくなってしまいました。。。単純なのに・・(悔しい)
すみません、私の理解力では、一度みただけでは実は結構用意周到で複雑な仕掛けが
ある博士の楽しい復讐の顛末についていけず、ロシアの皇太子様においていかれてしまった。
ちょっと悔しい。

冒頭の酔っ払い場面、北翔さんも紅さんも、かなり・・お芝居をノリノリしすぎる傾向のある
役者さんなので、ちょっとつらかった・・初日当たりならまだ原型だったのかも。でも私が
見たのは中日も過ぎていたので、かなり出来上がっていた。もう何言ってるのかわかんない。
リピーターの方々は笑っているので、アドリブがばんばん出てたのかな。
でも原型知らないから、ちょっと疎外感。そしてそんなぐでんぐでんな博士が
歌いだしたらえらい美声。ほんとうに山口祐一郎さんかと思うほどの、ええ声。
このギャップ、やっぱりオペラだ!と思ったのでした。歌劇じゃないよね。
歌はさすがの美声で、ものすごく聴かせてくださった。北翔海莉ここにあり!って。
だけどオペレッタだから、歌と芝居が乖離することも多い。
ま、筋があってないようなもんだから、良いのかもしれない。
アデーレとの素晴らしいデュエットだって、本当に聞きほれるが、
なんで急に?!なった。台詞が少なすぎる。
素晴らしい歌は堪能できたが、オペレッタなので歌と芝居がつながってこなくて、
あまりな急展開にとまどうやん!>と、これは谷先生への感想ですな。



アイゼンシュタイン侯爵(紅ゆずる)
博士の親友で、お金持ちのダメンズ(?)。威勢の良いことを言ってたと思ったら、奥方が
怖いらしいし、それでも浮気はしたいらしいし、愛人もほしいみたいだし、牢獄に入るのも
嫌だけど、何が何でも嫌!でなく素直に出頭してるし。なんかダメだけど可愛い人だ。
最初に博士にした嫌がらせ(?こうもり型はりつけ)も、なんだかノリでやっちゃった!
という感じで、新聞にまで載って、博士の助手たちが大変な目にあってるとは思いもしない。
悪気はないんだよね。博士のほうだって、新聞にのらなかったら、助手に責められなかったら、
復讐なんて考えなかったでしょう。要は悪乗り仲間なんだよ、似てるのよ、この二人。
嵌められて牢獄行きはかわいそうだけど、自業自得っぽいし、女好きの浮気癖は、
今回の件がなくてもいずれエライ目にあってそうだし(笑)まあ愛すべきダメ男ですね。

紅さん、本人比でとても歌が上手くなっている!!!驚きました。
オペレッタをちゃんと歌ってますやん(失礼)。よかったよかった。
と思ったけど、両側が、北翔さんと礼さんなので間に挟まると、やっぱり・・頑張れ!!!
と思うのであった。やっぱり歌は絶対ではなく相対も大きいな・・と思ったのでした・・。
声は悪くないので、あとは響き?なのかな。北翔さんと礼さんが本当に心地の良い歌を
歌うから、普通レベルでは見劣りしてしまうというハンデがあるが、ぜひここで踏ん張って
鍛えてほしい。そして芝居をやりすぎないでほしい。そうしたら凄くいいスターさんだと思うの。
この学年でまだ成長されるなんて、本当に見直しました!(失礼だけど凄く褒めてるつもり)


刑務所長フランク(十輝いりす)
侯爵を捕らえにきた刑務所長。で、なぜかロシアの皇太子からも招待されるほどの人。
これは博士が手を回したっぽいが、それなりに名士なのだろう。本作のなかでは常識人。
今回、えらく素敵な役で目立っていた十輝さん。長身で美形だから、ひとり地味目な衣装でも
目立つ目立つ。やはり長身で華美な衣装の派手な星条さんと対でいると、より一層魅力が
引き立つなあ・・・と思った。今回とても良い役を上手く料理されていたと思う。
これで退団とのこと、これが退団オーラというのか、とてもかっこよかった。


オルロフスキー公爵(星条海斗)
ロシアの皇太子、らしいが公爵なんだって。よくわかんない。
退屈のあまり博士の陰謀を手伝い、大笑いさせてもらう、という人物。
あの派手なお顔に真っ赤な王子様衣装、目立つ目立つ。そして北翔さんといる既視感。
この方もいたからだな、北翔さん、紅さん、そして星条さん。濃いわ~(笑)


イーダ(綺咲愛里)
パトロンを探しているダンサー娘。ファルケ博士とおどったり、かなり美味しい。
アデーレの妹らしいが、特にそういう設定は必要ない。が、イーダ嬢を取り合いする
侯爵と刑務所長のお話をみると、これも博士の陰謀か?ならアデーレの妹という
立場も必要か。アデーレは共犯だっけ? 途中から妙にラブラブになるから(笑)
アデーレとイーダの場面もほしいよねえ。

綺咲さん、ものすっごく可愛い。なんて可愛らしい娘さん。これなら男はメロメロ。
おねだりってこうやるんだ・・!と可愛い少女しかできないおねだりを見て感動。
結局、パトロン見つかったのかな? 姉の伝手で博士がパトロンしてくれるのかも(笑)
また侯爵に嫌がらせされそうだ>博士。


アルフレード(礼真琴)
侯爵の従者。最初からずっとそばに居て、困った主人に大変困らされている人。
かといって、彼も品行方正な実直従者ではなく、主人をおどしたり、はっちゃけたりしてる。
ついには主人の身代わりまで(涙)でも悲壮感も無い。なんかおおらか。

素晴らしい歌声その2.ほんとうに良い歌声。どんな歌でも違和感無く素晴らしく歌う。
声が自由自在、伸びも響きも文句なしに素晴らしい!!!
ぱっと見て、お化粧が柚希さんに似てる感じがした。はじめてちゃんとした男役を見た気がする。
星組らしい男役スターだなあと思った。役の所為かもしれませんが、可愛らしい男役ですね。
礼さんファンに怒られるかもだけど、『王家に捧ぐ歌』のアイーダをみたいなあと思った。
どうやら安蘭さんをイメージしてるみたいだ>私。男役でここまで美しい高音を違和感なく
出せてきっちり歌える人って、早々居ないものな。そうなると濃いオトナの男も見たい!
ショーでがんがん歌って欲しい。・・色々期待が高まる方ですわ♪


アデーレ(妃海風)
侯爵家の侍女。女優志望。公園で練習しているところを、博士に見られていて、
それが遠因(?)で博士とラブラブに。このあたりもう少し時間がほしかったです。
野心満々の侍女さんが急に純情ラブラブというのも・・急展開過ぎる!
端折りすぎです、谷先生。この所為で、博士の復讐がテーマ(男の楽しい友情)か
博士と侍女が恋に落ちるところ(恋愛)がテーマなのか、メインテーマがぶれた感じ。
恋愛を絡めるなら、もっと共犯ぽい場面をいれるとか、そういうのが欲しいところ。
今回、ヒロイン・アデーレの出番が少ない。もともとのオペレッタではヒロインじゃ
ないのかな(原作は知らない)。アレンジするならもう少し大胆にして欲しいですね。
ヒロイン可哀相やん・・・

妃海さんも、上手い。すごく歌える方ですね。全く本気でオペラやっても楽しいかも?
と思える組になりました。星組がこの傾向で行くなら、『スカーレットピンパーネル』は
いかがでしょう。妃海さんマルグリットが似合いそうだ。


ロザリンデ侯爵夫人(夢妃杏瑠)
アイゼンシュタイン侯爵の奥方。美人で落ち着いた奥方かな・・と思いきや、実は
若くて可愛い性格かも。お茶目だし、行動的だし、明るく可愛い奥さんじゃないか。
実は侯爵はこの奥方が一番好きなんだろうな~だけど可愛い子には目が無くって、
ついつい浮気してしまうけど、離婚する気なんて全くなさそう。奥方に焼餅やいて
貰うのも楽しんでませんか?って気がする。侯爵と奥方の関係は、じゃれてるだけに
見えて。だから博士の復讐が罪深くならないし、逆に「してやったり感」がないのかも。
だって侯爵、あまり窮地に陥ってない、通常運転って感じだ(笑)>浮気。
奥方も怒ってるけど、「離婚」等は考えてなさそう。きちんと怒っておかないと、
どこまでもふわふわ漂ってしまいそうな夫だから怒ってるだけに見える。

星組の「綺麗なお姉さま枠」の方なのでしょうか。(星を全然見てなくてすみません)
しっとりオトナの女性も見てみたい方でした。


ラート教授(汝鳥怜)
恋多きオトナの男。カッコいいですねえ。人生の訓戒を話してくれる先輩ですが、
それが粋で、科学者とは思えない。でもなんだかよく分からないすごい発明をしている。
若い女性をはべらせて歌っているところなんて、「おじさま♪♪♪」って感じです。
若い頃はさぞかしおモテになったことでしょう。で、その若いお嬢さんたちを
相応の年齢の若い青年たち(優秀な助手たち)に譲ってあげる・・オトナだわあ。
今回、久しぶりに汝鳥さんの歌声が聞けて嬉しかった。おじさま素敵!枠の方♪

看守フロッシュ(美稀千種)
刑務所長の部下で、酔っ払いの看守。最後に博士の言う「復讐」をされてしまう方。
なぜなぜ?と思っているうちに、よくわからないことになってるけど、彼には
「どってことねえや」って感じなのかも。博士や侯爵が泣いて嫌がること(辱め?)を
されても動じない、その妙な大物感が面白かったです(笑)
割と真面目な刑務所長とこのとぼけた看守の会話、微妙にすれ違うのが笑える。
この方もすごい役者だなあ・・と感心しました。


弁護士ブリント(七海ひろき)
侯爵の弁護士。有能なんだか無能なんだか分からない(笑)
博士に味方して、侯爵を陥れたみたいだったけど、いったいどんな弱みを握られたんだ?
それとも懲りない侯爵にうんざりしていて、お灸をすえるために博士の作戦に乗ったのか?
このあたりも、こっそり一シーンあれば面白かったかも?(見落としてたらごめんなさい)


やはりオペレッタを1幕ものに短縮するのは、なかなか大変なようですね。
これも2幕あるバウホールなんかだと、もっときっちり場面があったのかな~と
思いました。楽しかったし、何より歌が凄かったので、満足しておく。 
北翔さんと礼さん、妃海さんが圧巻で、これなら次は軽快な楽しいオペレッタではなく、
ドラマティックで悲劇的なオペラを元ネタに、本格アレンジした作品が見たいですね。
(紅さんガンバレ!になりますね・・この学年でまだ伸びる人だから、期待できる!)



ショー・スペクタキュラー
『THE ENTERTAINER!』
作・演出/野口 幸作


野口先生初のショー。お芝居は特に覚えてないくらいだけど(大失礼)ショー作家として
とても素敵だったので、これからショーをもっと担当して欲しいなあと思いました。
(と、調べたら『パルムの僧院』と『A-EN』の演出家ですね。『A-EN』は面白かったな。
お芝居も良かったけど、半分ショーだったもんね。やっぱりショーお願いしたいです。)

見ていると、大介先生や稲葉先生の良いところを集めたような雰囲気で。
でも独自のいまどきの「ジャニーズっぽい」(主観)場面もあったりして、
宝塚の若手オーソドックスでありながら、独自路線もあり、なかなか面白かった。
ラインダンスもかなり早い場面に入っていて驚いた。
今回のラインダンス、久々に「凝った感じ」で良かった♪
やっぱり初舞台はくれくらいしてくれなくては!

最近は、「いきなり中詰め?」「いきなりフィナーレから?」というような
プロローグが多いような気がする。→大階段が出ているからかも(単純な私)。
華やかで、つかみはOK!って感じでよいのだけど、驚く。
でもずっと中詰めやフィナーレではなく、途中の場面にいろいろと転換があって、
いろいろな物が詰め込まれていて、とても面白かった。見ていて疲れないのも良いわ。
若手もいっぱい場面を貰っていたように見えたが、ほとんど分からなかった・・。
今回も2階の奥から見たので、オペラグラス視界には限りがある。
そんな中、すぐに分かったのが、北翔さん(当然)、十輝さん(大きいし、よく上を見てくれた)
星条さん(大きくて派手だから)、礼さん(声を出したとたん分かる)くらい。
あとは壱城さんくらいかなあ。もっと若い子が全然分からなくて残念。
娘役は、ダントツに綺咲愛里さんが可愛くて好みだった。あと、これはお芝居だけど
メイドシスターズの黄色いドレスのお嬢さんが可愛かったなあ~
お芝居の研究所助手チームとこのメイドシスターズは、きっと若手の一押しメンバーなのだ
と思うので、これからは注意してみようと思ったのでした。
(でも頭の中が、雪、最近は月と花、そしてOSKでいっぱいなので、記憶容量が足りない・・
主要なところだけでも覚えなきゃならん人が多すぎるように思う。「おとめ」買ってこよう。)

このショーでいえば、途中「チェンジボックス登場か!?」という場面があった。
今回は「不思議な発明品」でイケメンになるのではなく、レッスンを積んでステップを
1つずつあがっていくという努力奨励タイプになっていた。
冴えない(というか強烈に強烈にダサい)北翔さんが出てきて、ぐずぐずしていて。
そしたら後ろから超ビッグな迫力のお姉さま方がきて→前は娘役のど迫力お姉さま3人だった。
本当、いつ「箱」がくるんだろうかと思ってしまったわ(笑)。→前とは花「EXITER!!」です。

ステップ上がるごとに、ちょっとイケメン度が上がる、北翔さん。
だが、紅先生のファッション教室・・これ・・ここでアレ? いいの?というほど遊んでる。
ちょっと遊びが過ぎないかしらん?(赤ちゃんとおじいちゃんと2回も)
とちょびっと思いました。ここはキリッとバリッと超イケメンに決めてきて欲しかった。
まあ北翔さんは大変楽しそうでしたので、ファンの方が楽しいならいいのかな。
ここは毎回アドリブが入る様子で、北翔さんファンサービスがすごいね。
イケメンになってからはとっても素敵な場面が続いた。

気になったのは、有名な曲が凄く多くて、これDVD大丈夫か!?(笑)というところ。
北翔さんの歌は素晴らしいので、ぜひノーカットでお願いしたい。
やっぱりこの方は、ショーで本領発揮というか魅力堪能できるなあ(私には)と
実感して満足しました。礼さんも凄くて本当に期待値の高い若手さんだ。
でももう3番手なんですね、小さな羽根が可愛い。
このショーは、星条さんと十輝さんが一緒の扱いで、特別枠。十輝さんは美しい人で
ぱあっと目を引きます。これで最後・・という場面もあって、しみじみしました。
宙・星と私があまり見ていない組にいらしたので、あまり見てなかった方だけど、
最後の良い役を堪能しました。



(おまけ)冒頭で書いた、私が思う最近の傾向

花&宙:宝塚らしいスタンダード作品。過去の宝塚名作再演。
月:ちょっと実験的な作品
雪:アニメ・漫画等の三次元化
星:オペレッタか古典ミュージカル

組カラーというより、担当作品の傾向という感じです。
やっぱりトップスターの持ち味に合わせてきているなあ~と戦略を感じる今日この頃。
持ち味に似合う作品に、主要スターが嵌ったときの完成度は、なかなか味わいがあります。
もちろん各組上記以外の作品も担当されるけど、↑は印象が強いイメージですね。
全体的なレベルも底上げされている印象だし(上から大失礼)、世代交代も進行中で、
ますます楽しみ。5組、いろいろなタイプがあって楽しいや。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。