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OSK「桜NIPPON踊るOSK2014」 千秋楽なので総括。 [観劇感想(OSK)]

OSK「桜NIPPON踊るOSK2014」総括。
 炎舞 への突っ込み&解答 と 千秋楽の様子
2014年9月28日(日)15時 千秋楽 


結局、「桜NIPPON踊るOSK 2014」は心斎橋で4回観ました。

はじめて先斗町で『炎舞』を見て、思ったことを凄い勢いで書き溜めておいたものに、
その後4回心斎橋で様々な角度から見て疑問が解決した項目と、不明なままの項目と。
そして大絶賛中の『CONNECTION』について、千秋楽の様子を書きます。

結論を言うと「キューバまで付いていって、キューバ版の『炎舞』を見たい!」
という思いが募りました(笑)

桜NIPPON踊るOSK 2014

『炎舞』を京都先斗町で一度見て、帰宅後思い出しながら腹抱えて凄い勢いで疑問点を
抽出した。その後、しばらく置いて、心斎橋で見た。さらに数回見て、演技が変わった
ところなどもあり、いくつかの疑問点は解決した。
だが、折角当初の疑問も一応書き残しているので、解決編とともにあげておきます。
いつかニコニコ動画やケーブルTVで見られるときがきたときのために・・・(?)
―――と思ったら、今日劇場で「DVDの予約販売」をやっていた。6千円。
その場で申し込んだ。いつもながら密かに静かに営業されている奥ゆかしい劇団だ。
この公演、『CONNECTION』は何度見ても明日への元気が出る良作だし、
『炎舞』は辛いときに見たい作品だから。先斗町で見たときは、こんなに嵌るとは
思いもしなかったわ・・。



第1部「炎舞」

最初にして最大の疑問。
鶫が山三に惚れてスカウトしてくる。(山三もあっさり付いてくる。あっさり過ぎへん?)
解決編Aへ(これが最大の疑問ではない)

そこで一座(イキナリ一座だよ)が、「うちは正統派じゃないよ、いま浪速の流行りは・・」
と歌いだすのが「オッサン、オッサン♪」の歌『買い物ブギ』なのだ。ほかに歌ないのか!?

桐生さんと手下3名が楽しく踊る。教えてもらうはずの山三(高世)までが、そのうち
一緒に歌い踊りだすの。あくまで端正に(→ここで真面目な顔して「おっさんおっさん♪」
という歌詞を美声で歌う高世さんの姿に、腹筋が鍛えられる。ふと正気に返ったりしたら
倒れてしまうのでは・・と心配になる歌だ。といいつつ、お腹がよじれそうなの我慢中。)
これだけでも凄いのに、最後に桐生さんが「わしゃ何にもきこえんわ♪」とオチを
かましてくれるのだ。オッサンって桐生さんのことかよ!!!と脳内で突っ込みまくり、
堪えきれず噴出してしまった場面だ。何度観ても噴出してしまう。慣れない。
日々精進し進化していく桐生さんの芸の素晴らしさを堪能できる場面だ。
もうここ、桐生さんが居なかったら、どうしていいか分からなかった違いない(私が)。
高世さん、お願いだから綺麗な着物で済ました顔で、あの美貌で、あの美声で、
「おっさんおっさん」って歌わないで下さい(→いや高世さんの所為じゃないけど)。
笑いたいのに笑えなくて腹筋よじれた。なんで皆さん平気な顔で見てられるの??
滅多に観られないものを見た気分だけど。オナカ痛いわ~ちょっと痩せたかも(大笑)。
千秋楽に見たら、桐生さんの「わしゃなんにも聞こえんわ♪」が90歳くらいの爺様に
なってた。常に日々進化し続ける桐生さん、素晴らしいわ!!!もう耐えられませんっ!


あとはね~。疑問点もいっぱいあって、考えるだけで笑けてくるの。

まずね、登場場面に何の説明も無いから、なぜ鶫が折檻されているのか、分からん。
あの3人(楊、悠浦、登堂)は村の悪童? 最初に白菊丸が「やっちまった~」って
走ってくるから、何か鶫に悪さしたの? だけど、最初は鶫の方が棒切れもって
追いかけてるので、確かに頭領・黒百合丸が見た場面からすると、悪いのは鶫になるわな。
「カルメン」ならカルメンの所属団体は盗賊だから、彼らも盗賊か?と思うところ。
しかしカルメン鶫を縛り付けるのは、この悪童3名。しかも「姐さん、ごめんや」とか
言ってて、その後、山三が「か弱き女子が・・・!」と助けに来るから、てっきり
美人局かと(失礼)。だって棒もって三人組を追いかけてる鶫姐さんは、とても
「か弱き女子」には見えない。なにか姐さんにイタズラしてそれが発覚し逃亡中の
三人組は身の危険を感じて彼女を足止めしたように見えるもんね。
黒百合丸やら鶫や三人組は、旅の本職のクグツ一座なんだってね。最後にわかったわ。
(クグツ一座というより、カブキモノの集団のようにも見えた。髪形服装がさ。
凄いセンスで。桐生さんのモヒカン・トサカ頭には視線釘付けよ)
ところで、最後の最後。鬼灯丸が持って出てくる幟には「淀川竜ノ助一座」ってある。
淀川竜之介って誰やねん???とまた突っ込みたくなった。

話を戻す。
で、その竜胆丸(楊)、白菊丸(悠浦)、鬼灯丸(登堂)は常に3人一緒の賑やかし扱い。
ストーリーに全く関係ない、ただの豪華な賑やかし(笑)→ここで新人・登堂くんが
残る二人と同じ扱い。登堂くんが大抜擢なのか、二人の扱いが悪いのか悩むところだ。
3人とも立派な名前がついてて、楊&悠浦はプログラムも見開き2ページなんだけど、
名前なんて一度も呼ばれなかったような気がする・・役名はカブキモノ1,2,3で
いいくらいの役割しかしてない、と思う。
彼らを管理する黒百合丸(桐生)が親分、女カブキモノの鶫ねえさん、これが一座。
いったい何の一座よ!?って思うやん(笑)みんな綺麗なので芸人かなとは思うけど。
→これはあとの「クグツの芸を見せたるでぃ」の場面で明らかになった。

その一座。みんなで「オッサンオッサン♪」歌った、もっとあとの話だ。
賑やかし3名が米俵を担いででてくる。(正確には悠浦くんは背負い籠。)
その後、しばらく俵の場面。俵の重さが自由自在なのも笑えるけど(楊さんが!
見ているだけで笑える俵の扱いをするのだ)、解説があって。
「♪金持ちから盗んで貧しい人へ♪」って言い出す。それを聞いて山三ががなにか
思うのかと思ったら(例えば仲間になるとか)、そのエピソードは「そうだね」と
あっさり流されて、彼は阿国のところに戻っていく。
もしもし~この長いエピソードは誰に聞かせるためだったの??? 
この「芸人一座、実は義賊」のエピソード、意味無しでは・・・。
米俵を見た山三に聞かせるためだけ? まあそのときは山三も理解した風だったけど。
山三には最初から「劇団一座」だって言ってるし、彼も「盗賊」なんて疑ってないのに、
無い疑いを晴らすための場面なのか・・? この前に何かエピソード削ったん?

更に。賑やかし3人組が青い手ぬぐい(ヒモ?)を振り回して踊り、
最後に楊ちゃんと悠浦くんは上の鴨居?引っ掛けポーズを決めるのだが
登堂くんだけが鴨居の柱に横に結びつける。なんで?なんで?この行動に意味あんの?
鴨居に紐をかける意味も判らなかったが、一人違う行動をする意味も不明だった。
同行者は「やっぱり楊ちゃんと悠浦くんと同じはマズイからじゃない?」と言ってた。
それにしても、差のつけ方に意味が無いというか、行動全てが疑問の嵐なのだが。。。

そうそうクグツの芸を披露する場面だ。白菊丸(悠浦)が突然マリオネットになるの。
操るのは鬼灯丸(登堂)だ。無言だし、なんか・・・割合玄人好みの地味な芸では、と
芸人の顔が派手な割には、客へのアピール度が低い渋い芸のような気がした。
渋いし絶妙な芸なのだが、これは老舗のご隠居さんの集まりとかでは「おお!」と
唸られると思うが、若いお嬢さんたちには受けが良くないのでは・・と心配になる。
まあ二人ともカッコいいので、その二人が真剣に芸をしている横顔を見るだけで、
幸せになれるのかも知れぬ。「あの人形欲しい!」というお嬢さんも多かろう(笑)
一方、竜胆丸(楊)は派手に身軽さをアピールした人形ぶり。しかしながら、
どちらかというと、彼をひょいと掲え上げる黒百合丸(桐生)が力持ち自慢で、
竜胆丸は特にたいしたことはしてなさそうに見えてしまった。(ごめん、ホントはすごいよ)
それぞれが一発決めポーズをとるときだって、白菊丸と鬼灯丸は再び地味に
マリオネットやるしね(笑)もう、組んでる鬼灯丸が大変そうで(大笑)
基本は踊りを見せる一座なのよね? ああクグツ一座が段々わからなくなっていく・・
最初見たとき、私は観ていて愕然としてしまったのよ。
「これ、これがクグツ一座の芸?これでいいの? この一座、鶫姐さんの歌が
売りものなの?売れるの?あ、義賊だから、彼らが配る「貧しい人々」には自分たちも
入ってるのね?」とか、脳内で猛スピードで突っ込みまくりました。
普通に、的に手裏剣投げるとか、宙返りとか、なんかこうアピールする芸って
あるやん?よく時代劇で芸人一座がやってるようなの。(いやあの舞台上で無理かも
知れんけどさ)この一座の芸が、あまりに予想外で、もうほんと驚いたわ~。
解決編
→何度も見て、この「くぐつ」は操り人形の「傀儡(人形)」を指しているのかと理解した。
直前まで『前田慶次』を見ていて、そこの「傀儡」は忍者等裏社会の人々を指したし、
クグツには「あやつる」の意味のほか(だいたい「傀儡人形」とつくような気がするが)、
小人(儒人)とかを雇った見せ物一座を指すのが普通かと思ってたんで・・・
純粋な、人間が演じる操り人形一座だったんですね。なんか心温まる芸・・?

あとはね(まだある)
阿国(朝香)の嫉妬に嘆く場面が、情念濃くて怖くて怖くて。
もう嫉妬に呪いをかける場面にしか見えず。生霊になりそうでした。
阿国の呪力と鶫の腕力の戦いか?!って。その場面。
高世さんをめぐって、朝香さんと牧名さんが取っ組み合いのケンカする場面は
なんというか、あまりにリアリティがあって、背筋が凍るほどコワかったです。
横でなすすべなくボ~と観ている高世さん、果敢に割ってはいる桐生さん・・・。
結局、呪力が勝って、山三を取り戻す阿国。更に邪魔な鶫は一座の親方・黒百合丸と
突然相愛になって旅立っていく・・すごい呪力だ、阿国様の望み通りの展開!!
あまりの凄い展開に、このあたり呆然と見てました。阿国様、最凶いや最強。


阿国様のお弟子さん二人。松虫(白藤)と鈴虫(千咲)も踊りの弟子ではなく、
呪術の弟子かと思ってしまう(笑)。阿国様、裏家業で儲けてそう・・
この二人もまた、「お師匠様(阿国)の力になりたいけれど♪」といいながら
踊るのですが、特に何もしない。悩んでる時間が結構長い。いや二人歌うまいし
可愛いしいいんだけど・・時間ないんじゃなかったっけ?と思うの。
二人がしたことといえば、山三様が鶫姐さんに惚れてついて知ってしまったことを
阿国に注進したくらい。阿国はあわてず水晶玉で即刻彼の行方を掴んだに違いない。
(推定→そんな場面ない。全然無い。でもそんな気がする、ものすごくする。)
山三の様子じゃ、しょっちゅうどこかの女にふらふらついて行ってそうだもん(笑)
きっと阿国は慣れっこなんだよ・・って思ってしまった。その後の対応も早いし。
阿国様、凄腕呪術師ですね(→そんな設定ない)。


解決編A(心斎橋編)
最初に一座が登場する場面で、鶫がかなり黒百合丸に気があるそぶりを見せている。
黒百合丸も、部下(?)の手前関心なさそうに見せるが、実は気になっているような感じ。
さらには白菊丸が、二人の仲を煽るようなことを言いまくる。
これだけで、あとの結末の突然度がかなり減少。
更に、途中、阿国と鶫が取っ組み合いのけんかをして、黒百合丸がとめるとき。
鶫、「来てくれた!?」となんか嬉しそうだし、その後黒百合丸が彼女のために山三に
殴りかかってくれた場面は複雑そうな顔をしている。そこからあとは、鶫は黒百合丸に
べったりになる。山三が手を差し伸べても、振ってしまう・・・。
山三は黒百合丸の気を引くための当て馬だった?!というストーリーになっていた。
鶫、小悪魔系の悪女か?(それなら阿国の呪術が不要になるしね。阿国様ごめんなさい)

これでかなり多くの疑問が解決できた。
だが、やはり判らないままの謎も残る。
1) 白菊丸たちは、鶫に何をしたのか?
2) ひもの結び方、なぜ鬼灯丸だけ違うのか?
3) 女二人の取っ組み合いのけんか、なぜ山三はぼーと見ているのか?
4) 淀川竜之介とは誰のことなのか?黒百合丸の芸名なのだろうか?
ま、本筋に関係ないので、別にどーでもいいけど、非常に気になる。
ただ重要テーマとして「桜NIPPON踊るOSK」とは何だったのだろうか?という命題が残っている。


第2部 CONNECTION

こっちはストーリーも素晴らしく、やはりダンスが本当にすごい。歌もダンスも
様々なジャンルが取り込まれていて、あの少人数でよくこれだけ迫力のある場面を
作れるものだと、感動ながら見た。何度も通ったのはこの所為だ。

最初と最後の「ショー」の場面、すごくカッコいい。研修生に至るまでしっかり踊る。
今回、悠浦さんのダンスが格段に上手くなり、楊さんの歌も上手くなった!様な気がする。
特に悠浦さんは大人の男になった感じが・・・背中で語れるタイプになってきた?
悪夢の場面なんか、ものすごくいい背中をしている。ダンスも切れが良くなってるしね。
うわ~そういう背中で語る男役は大好きなのでたまらないわ。(もちろん私の主観だ)
あと登堂君の成長っぷり。先斗町から一ヶ月もたたぬ間に、なんて堂々とした舞台人へと
進化したのか!?新人なのに、もう大人の雰囲気を漂わせるとは!これは期待大だわ。
やっぱりひとつの公演を長くやると、見るところも多くなって嬉しいわ。

次の小学生。牧名ちゃんの魂の歌声「結んで開いて」
この歌がこんなに魂を揺さぶる歌とは思いませんでした。いえ牧名さんが真剣に歌えば、
きっと「あいうえお、かきくけこ」と歌っても感動のあまり泣いてしまいそうだ。
この場面は、ソウルフルな童謡を歌う牧名様、犯罪誘発的に可愛い楊ちゃんと千咲さん。
普通の元気な子供風で見ていてほっとする朔矢くんがいい。
今回、楊さんは男役では上から3番目の上級生なのに、小学生役に抜擢されるほどの
可愛らしさ。顔だけじゃない、雰囲気やしぐさがあまりにも可愛いのだ。可愛すぎる・・。

中学生の場面。悠浦くんのおかっぱ頭が可愛すぎて、釘付けになる。本当に可愛い。
男子校ではお姫様扱い間違い無しだ。対する藤堂君の硬派なカッコよさ。
ほんまに新人か!?と言うほどカッコいい。キリリとした白藤先生も素晴らしいわ。
きっと密かに白藤先生に鞭打たれたいと願っている男子生徒もいるはず(危ない)。

高校生では、楊くんと壱弥くんの応援団学ラン姿がたまらない。それぞれの腕章の文句も
(後から出てくる特攻服に書いている文字も)全員違って、それを読むだけで笑える作り。
素晴らしい・・・! 楊さんは後輩として可愛がられてる感じが満載で。やっぱり可愛い。
凛々しいんだけどね。壱弥くんも研修生とは思えない堂々たる男ぶり。日本男児の顔だ。
特攻服のリーダー悠浦さん。あのトサカ頭の迫力もさることながら、あの台詞回しの
自然さに、「やっぱり、八尾の子ね」と安心した(笑)普段王子様だけど本気出したら、
こんな台詞もナチュラルに決まるのよ!って。この場面の悠浦さんは忘れられないほどの
強烈な印象を残してくれた。彼をサポートする牧名・白藤の両名も強力すぎる。
そうそう大事な人を忘れていた。セーラー服姿の櫻子さんだ。後ろにいる千咲さんの
セーラー服姿が、なんか「つっぱってるのね?」という風にちょっと可愛いのに対し、
櫻子さんのセーラー服はもうなんと言っていいかわからない。それほどのインパクトだ。

DJの桐生さん。あの衣装がかっこよく決まるとはさすがと言うかなんというか。
千秋楽は傍に立ってくださったので、凝視してしまった・・カッコいい・・
男にしか見えん。

悪夢の場面
ここの衣装と振付がカッコいいのは前に書いた。本当に素敵なのだ。
照明がやや暗いので、オペラグラスを使いまくってしっかり見た。
悠浦君が「大人な背中」を見せている。いつのまにこんなに男らしくなったのか。
立派に大人の男の雰囲気を漂わせている。いつまでも可愛い王子様じゃないのね(ほろり)。
ダンスも凄く上達されてて、上手いじゃない!!(→贔屓目無しのつもり)
ここの悠浦君をオペラグラスでじっくり見たいがため、観劇回数を増やし、
後方席で遠慮なくオペラグラスを使用した。私は基本的に、出演者の視線を気にせず、
自分が見たいところを見ることができる後方席センターが好きなんだ。
もちろん、全部見た後で、ど真ん前とかでも見たいけど(単なる我侭な欲張りかも)。
今回は堪能する箇所が多すぎて、結局2回後方席から楽しんだ。
もっと追加したかったが、この時期少々忙しく観劇時間が取れなかった・・悔しい。

高世さんの歌う「いのちの歌」(By竹内まりや)が素晴らしかった。
この人の歌って、歌に表情があり感情があり、歌なのに歌じゃなくなるというか歌を超えるのか。
歌に生命が入るような気がする。特にこの曲。・・・ここDVDでカットしたら許さん!


千秋楽の挨拶。
何度も高世さんの挨拶を聞いてて、今日はじめてとちったのを見た。
いつも「そのまま文章に書き起こせます」な高世さんの御挨拶。
ちっっちゃいミスだったので、間違いをそのまま流すことも出来たけど、
ちゃんと言い直して。そのはにかんだ表情がすごく可愛らしかった。
すかさずフォローする桐生さんも素敵。が、そのせいで、桐生さんは次に自分の話す
内容を度忘れしたようだった(笑)→武生の宣伝。
高世さんはその後、「11月には・・」と振って舞台上手を見る。11月。
客席は「プリメール王国物語ね(ロビーにチラシがある)」とすぐにわかったが、
出演する約2名がわかってなかった。舞台上の出演者も客席も、上手端の2名に注目。
ややあって「へ?」顔で素に驚き、左右をみてその後確認する様に、自分を指す楊さん。
隣が大変なことになってるのに全然気付いてない様子の端っこの悠浦さん。
楊さんが話しはじめて、やっと悠浦さんも気付いた様子。でも「下級生だもん」と
いう笑顔で楊さんを見つめるのみ(笑)
代表して説明をはじめた楊さんですが、日程はクリアできたものの、タイトルを
度忘れしたらしく・・悠浦さんが冷静にタイトルを囁く。
そうしてようやく楊さんはなんとか無事、11月公演の説明を完了したのであった!
客席からは拍手喝采。
・・文章にすると雰囲気わかりにくいですが、すごく楽しくて、客席は暖かい笑いに
包まれた雰囲気、多分舞台上(2名以外)も。
(実際客席では笑いがでてて。楊さんの必至の説明が可愛かったわ~
高世さんってば、打ち合わせなしで振ったな。悠浦さんは完全に、「も~じき幕閉まる」
って顔をしてそれに備えて客席向いてたし、客席から妙に圧力ある視線を感じて
高世さんのほうを見た楊さんも、急に反応できないほどびっくりしてたから。
高世さん、実はSなのね・・・? と思った瞬間だった(笑)。下級生鍛えてますね!

アンコール後に最後に幕が閉まるとき。
一番端っこの悠浦君が幕の端から覗いて客席に顔を出したこと、舞台後方だが中央にいる
登堂君が、大変遠慮がちに手を振ったことが、印象的だった(上手ばっかり見てたな私・・)

9日間(休演1日なので8日)公演で4回か。結構通えたほうかもしれない。
だがまだまだ通いたかった。
この後皆様はキューバ公演へ行くとのこと。私もキューバまで付いていきたい!!
もう一回みたい、キューバ版も見たい!!!(「炎舞」だけだっけ?)と思いました。
お金と暇があったら、どうにか人脈辿ってコネ使ってキューバに行ってしまったかも
知れない。でも10月から大学始まるから行けない。長い夏休みが終わってしまった・・。


御参考に。
先斗町のときの感想。「桜NIPPON踊るOSK2014 先斗町演舞場」
心斎橋の最初の感想。「桜NIPPON踊るOSK2014 心斎橋公演」



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★とろりん★

えりあさま

三越劇場で『炎舞』を観劇した時、「この変な気持ちを、どう表現したら良いんだろう…」悩んでいたのですが…えりあさまのレポを拝見して、わかりました。

私は、腹を抱えて笑いたかったのだと(爆)。

ご存知かと思いますが、『桜NIPPON! 踊るOSK』というタイトルは、2011年に三越劇場で初めてOSKが公演した作品のタイトルなのですね。これは『Burn the Passion!』を一部アレンジして上演されたのですが、私にとっては、初めて生で観るOSKの舞台でした。

この時は、個々のパフォーマンスの舞台の完成度の高さに、心の底から感動しました。「テンプテーション」の二枚扇とか、圧巻過ぎて開いた口がふさがらなかったくらい!

そして今回。その『桜NIPPON!~』の2014年バージョンだからと、もう、期待しまくっていたら…

「…… ポカ───( ゚д゚ )───ン……(お、思ってたのと違う…)」

でしたからねorz

『炎舞』が終演した時の、三越劇場の客席を包んでいた何とも言えない戸惑いと取り残された感、今となっては貴重な思い出です(←前向き)。

『CONNECTION』は、本当に素敵でした!

長々とコメント失礼しました。周囲には、この思いを吐露出来る場所がなかったので…。キューバ公演、私もついて行きたかったです。

追伸
実は、この三越劇場の公演で、すっかり高世さんのファンになってしまいました。今後はより拍車をかけて、えりあさまのブログにお邪魔することと思います。これからも、楽しい記事をお待ちしています。
by ★とろりん★ (2014-10-05 21:18) 

えりあ

とろりん様

うわーありがとうございます!!!嬉しい♪です。

確かに「炎舞」初見のとき、私もぽかーんとしてしまいました。京都のときはその前に、真剣さ漂う正統派邦楽の第1部がありましたので、これは息抜きに笑える作品なのか?と思ったくらいです(素直に笑ってしまいました)。2回目からは、肩が振え、噴出してしまったり・・私以外にも吹いている人も居たんですが、いかんせん少数派で。大多数の方は呆然とされていたんでしょうか。今ではDVD見て思う存分笑いたい!突っ込みたい!!と思ってしまったくらい嵌ってます(笑)キューバでどう進化するのか、ものすごく知りたいですね~

2011年にも同じタイトルで三越上演があったのですね。私がOSKに嵌ったのが2012年の高世さんDS「One Night」からなので、見てなかったです・・・。そんなに素晴らしいなら、見てみたかった・・。
でもなぜ全然違う内容に同じタイトルをつけるのでしょ??OSKでは多いですが、私には最大の謎です。

高世さんは私も大好き、最初にDSで嵌めて下さった方です!(そのとき隣に居た悠浦さんに傾倒してますが、まあこれはこれで)
これからもよろしくお願いします。私もとろりん様のブログ楽しみにしてます♪♪


by えりあ (2014-10-05 22:57) 

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