芸術家の気分

いま、イラストレーターみたいなお仕事をしています（やや嬉しげ）。
もちろん私はそんな芸術的な職業ではない。全然ちがう。
経費削減の折、自分で書いた本（共著の冊子）の表紙からイラスト、レイアウト等を
自力でやれという厳しい沙汰が下されたから。普段は外注するところをやむを得ず。
・・・こういうところから削られるんだなあ＞予算。今年のほうが厳しいわ日本経済。



内容については、そりゃ専門なのでしっかり書きますが、
表紙とイラスト、レイアウトも自力。「書く」だけではなく「描く」のまでやるのね。
イラストは、余りに多いので各執筆者に「自分の担当箇所は自分で」となった。
手作り感満載だわ（苦笑）これ売る気？って聞きたい。同人誌みたい。
（最近は無料のイラストもあるし、美麗な表やグラフを作って凌いだ人多し：笑）

と、文句言いつつ。やってるうちに、だんだん楽しくなってきた（笑）
内容より、表紙のほうに力が入ったかも？・・な、すごい力作が出来た。
共著メンバーに自画自賛する私。内容でこんなに自画自賛することは絶対ない
有り得ない。大抵「うおー時間足りない」「現時点ではこれが限界！」となるから。
また共著者の皆さんが「すごーい、綺麗～♪」とか絶賛してくれるし♪
（芸術から程遠い職業だから＞関係者全員）

・・・なんか芸術的要素が強いと自分の作品に酔うの？（大笑）
文章だけの作品（特に論文）より、自己満足度が高い！（単に素人だからだろーな）
プログラムに載ってる演出家（写真）が得意げにしている気分がちょいと分かりました（多分）。
予算削減で、ちょっとだけ、芸術家の気分を味わいました。
私が調子に乗って転職とか考え出さないうちに、予算が戻ってきて欲しいです。