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宝塚雪組「仮面の男/RSF」 東京の変更点を中心に [観劇感想(宝塚)]

「ちょいとマシになり、つっこみを楽しめるようになった仮面の男」
宝塚雪組「仮面の男/Royal Straight Frush」
2011年11月1日(火) 18時30分 1階17列上手



大劇場で見たとき、私の観劇史上最大の怒りMAXの感想を書きまくった「仮面の男」、
手直しが入ったという東京公演を、余り期待せずに見てきました。

確かに手直しが入ってる。作品として「ちょっとはマシになったか」と言う感じ。
マシになったといっても元が酷すぎるので、これが最初なら
「つじつまが全然合ってない。突っ込みどころ満載。何この変なストーリー!? 
原作読み直して映画見に行って脚本書き直しだ!」と罵倒するレベル。
根本的にグダグタという児玉作品クオリティのなかでもダントツの作品なので、
多少の手直し程度では、救出は無理なのがよく分かった。
でも不快部分が激減していたので、普通に突っ込みを楽しめそうなレベルに到達(笑)。
早くスカイステージで放送して欲しい!(DVDは買わないから)
自宅TVの前で、思いっきり突っ込みながら見たい!!!

ショーも手直しが入ってたけど、根本的に(以下同文)
私から見ると、微調整レベル・・・・肝心なところが治ってないので評価は低いまま。
出演者はパワーアップ。音月さん未涼さん、まだ歌がパワーアップしていて驚いた。
どこまでいくんだ、この二人!? 二人が歌い上げるショーが見たい・・・と思った。

では「仮面の男」変更点を詳しく覚えている限り。(長くなったのでRSFは別にします)




「仮面の男」の主な変更点

1.見てたら余計に分からなくなる世界史の次に、「アンヌ王妃が双子を生み、
  うち王位を継がせない(生まれなかったことにする)一人をコンスタンスに託す」場面が増えた。
2.ルイの人間ボーリングが無くなった。代わりに実在の愛人がいっぱい。
3.小さいイスに座ったままの貴婦人のダンスが普通のダンスに!(良かった♪)
4.H2$はそのままだった・・・著作権いいのか? 
  コスプレすればOKなら中世フランス版H2$のDVD出してください。
5.サンマールの人物像が変わった(まじめな役人だ!服装も普通の銃士隊の制服)。
6.監獄の場面が大変更。サンマールがフィリップに出生の秘密を語る場面になり、
  そこへラウルが迷い込んで秘密を知るという展開で、大変説得力が出た。
  普通に物語を進行する場面になって、不快感激減。
  ・・大劇場で見せられたのはナンだったんだ?幻か?目に焼きついてしまって忘れられないが。
7.三銃士に助け出されたフィリップが、王になるための厳しい教育を受ける場面が増加
  (ほんの一瞬なのが不満だが)。しかし!これが入ったので、逃げ出そうとしてアラミスに
  つかまるフィリップが自然に見える。
  (大劇場のままなら、助けてもらったのに逃げ出す恩知らずに見えないことも無い)
8.影絵の場面。ここ、台詞がかなり変わっている。激変だ。
  6.7.8の流れで、フィリップが「自分が王にならなければ・・」と思うようになる心境の変化が
  分かるようになっていた。ウサギと亀の話に意味があるような会話になっているではないか。
  ―――大劇場ではこれ(6~8)が全部なかったんだよね。話にならないはずだわ。
9.三銃士がルイと合流するところ。わーい!!船からクラゲの場面が無くなった。
  疾走する馬からすぐに大活劇場面だ!これでいい。これでいいんだよ。
10.最後の場面で下手花道から登場するルイが、フィリップと同じく白の下着?だけで出てくるのが
  違和感があった。だがちゃんと豪華な衣装に変更。早着替えが大変だろうが、ずっといい。


ざっとこんなところか。(記憶の限りなんで違ったらスミマセン)
ま、これだけ追加されても、突っ込みどころ満載の穴だらけなんだけどね(^^;)
不快場面が激減しているのが救い。H2$がそのまま残留なのが許せない。

こうやって書きだしてみたら、フィリップの書き込みが増えていると思う。
フィリップとルイーズの心の場面が増えた(主役なのに場面が無いのがオカシイんだ)
手直しは、ギリギリこの重要点を入れるだけに終わり、ダルタニアンの時間軸や
アトスの心境、アトスとラウルの愛情は加筆できなかったと見る。仕方ないのか。

じゃ思うところを書く(まだ書く)


冒頭はいいんだけどね・・・見ると余計に分からなくなる世界史講座は不要だ。
(児玉さんの思考の不思議さを曝け出されたところで、こっちまで変になるだけだ。)
このあとに双子の赤ちゃんが出てくる場面が増えていた(変更点1)。でも短い。
増えたのは王家に双子が生まれ、アンヌ王妃がコンスタンスにフィリップを託す場面。
これで王家に双子が生まれたという事実が(根幹を成す事実が!)やっと明らかになった。
このエピソードが無かったら、「あら~国王そっくりさんですね」で終わることも可能だ。
そんな大事なエピソードが大劇場ではなかったのよ!! 

分からん世界史の場面の時間を削って、ここをもっと分かりやすくして欲しかったな。
ルイ13世を大凪さんにして、王妃との不仲で世継ぎがなく周囲があせり急かし、
やっと生まれるところ。そして生まれた双子の片方を、王が王妃の知らぬ間に
どこかへやってしまう・・まで。(コンスタンスは王に呼ばれるのだ)
どんな理由があったとしても、母が子どもを手放す場面なのに母が悟りすぎだった。
母の心にはもっと葛藤があるはずだから、父王にさせたほうが良い>児玉さん、甘い。

そして・・・私の予想通り、フィリップは生後すぐコンスタンスに預けられていた。
・・・もうこの後ダルタニアンとコンスタンスの場面、口がむずむずして仕方なかった。
コンスタンス何歳? ダルタニアンは? ねえ、ルイとフィリップは何歳?いまは何年?
・・・と。もう時間軸めちゃくちゃで、笑うしかない。
コンスタンスはダルタニアンより10歳くらい年上なのかも?とか、
別れたときはダルタニアンは13歳くらいだったのかも?とか。
冒頭でルイは歴代の愛人がたくさん居て争ってたけど、あれで15歳くらいなら笑うぞ。

そんな設定?を活かすため、頭の中では妄想劇場が展開する。

王妃の侍女として王宮に仕えていてそれなりに恋愛経験のあるコンスタンスは、
大人の恋の駆け引きも出来ない年下の田舎少年(原作本ではそういう設定)
ダルタニアンに退屈してきたので、適当に別れたかった。
だから、「どこへ、何をしに」行くかを彼には全然告げず、
「任務が終わったら帰ってくるわ」と言って、任期が無い様な仕事を引き受けた?
(フィリップを何歳まで育てるんだ?!アンヌ王妃は何も言ってなかった)
ダルタニアンも任務終了がいつか聞かなかった。いつまで待つつもりだったんだろう。
フィリップの年齢からすると、15年程度は確実に音信不通だ(笑)
ダルタニアンってば気が長い。普通は「フェイドアウトされた」と諦める年月だ。
コンスタンス一人がフィリップ養育係というわけもないだろうし
(コンスタンス一人ならルーヴォアが「その場に居たもの皆殺し」とは言わないはず)
他の騎士――陰のある大人でかっこいい恋人が一緒だったのではないか?とか想像。
だって生きているコンスタンスは赤ちゃんフィリップを抱いている場面だけで、
後は全部ダルタニアンの(おそらく美化された)記憶の中のコンスタンスだけだものね。
もし彼女がダルタニアンのことをずっと思ってたら、彼女に育てられたフィリップも
何か聞かされて育つだろうから、ダルタニアンのことを特別に思うんじゃないかと・・・
と想像する。でもフィリップはダルタニアンに、何の感情も無い。
あ、彼女、ダルタニアンから贈られたペンダントは殺されるときまで持ってたっけ。
でもさ、あれもルーヴォア閣下が死体からわざわざ奪ってずっと身に着けているほど
良いペンダントらしいから、単に気に入ってたのかも(ごめんねダルタニアン)

―――書き込み不足とあまりに強烈に狂った時間軸のせいで、勝手にストーリー補足。
もうダルタニアンは不老不死の(吸血しない)ヴァンパイアだと思うことにした。
長く生きているから、自分でも時間が分からなくなっているんだろう。
コンスタンスに「終わったら帰るわ」といわれ15年(推定)じっと待ち、
さらに「殺された」と知って復讐を誓ってから敵を目の前に気づくこと無く数年経過。
そういえば、ルーヴォアと対決したとき「数年前に殺され」と曖昧なことを言っている。
普通なら最愛の人が殺されたのが何年前か位は覚えていて「3年前に殺された」とか
言うだろう。きっとダルタニアンには年月の経過が曖昧なんだ。
最後の場面も傷がすぐに治るし、自分では気づいてないけどヴァンパイアに違いない。
私は確信したぞ(爆笑)。

ダルタニアンにいろいろ言ってるけど、彼のせいではなく全部脚本が悪いんだよ>当然。
中の人は超まじめにきちんと役柄を演じている。ダルタニアンに笑う場面は無い。
だが一番笑えるおかしな設定。そのギャップを狙ったのか?!(んなわけない)

児玉さんは物語を書くときに設定表の「年表」を作ってないみたいだ。
物語の出来事と主要人物の年齢を書いた表で、普通作る。これがないと書きづらいから。
ああ、もしかすると足し算ができないのかもしれないね(めちゃくちゃだもの)

もうひとつ重要な欠点。
児玉さんは脚本書くのに「文字で見て分かるけど音にすると分かりづらい単語」を
全然気にせず使ってる。
たとえば、この「数年前に」もそうだし(文章で書いても重要台詞ではないわな)
冒頭のナレーション「仮面をつけられたまま三十余年」。三十余年か34年か分からん。
世界史のところも「ルイ13世とアンヌ王妃には結婚後二十余年子どもが出来ず」
これも多分二十余年で、24年ではないと思うのだが。観客は耳でしか聞けないので、
舞台の台詞にするなら「24年間とか」「二十年余り」とかにすべきなんだよねえ。
漫画本の台詞じゃないんだよ>児玉さん。ほんとに脚本の勉強した?と問いたいわ。



ダルタニアンが可愛いので、続ける(笑)
ダルタニアンは月日の経過以外も、一途な余り周囲を見ていないようだ。
ルイとフィリップと入れ替わったときも、彼は気づいてない。
母のアンヌ王太后が「すぐに分かりました」と一瞬で見抜くのに(それも変だが)、
ずっとルイの傍にいるはずのダルタニアンは寝室で立ち聞きするまで気づかない。
(双子だとは知らないらしいけど。余り疑うような場面や台詞、動きが無い。
なにより、ルイが刺客に襲われてるのに助けに出ないのよ!? 
ルイは、「暗殺ごっこ」とかそういうプレイが好きなのか?:笑)

ダルタニアンは、ルーヴォアがコンスタンス殺しを自白したあと、
「あれはルイの命令で、私は殺したくなかったんだが、仕方なく」と言い訳されて
アッサリ信じる(その直後に、「やーい引っかかった」っていう風に
ルーヴォアから殺されかけるのにね。素直で可愛いやつだ>ダルタニアン)
なんでそんなにルーヴォアを信じるんだ・・ルイのことはこれっぽっちも信じてない?
剣に生きるものは主従の忠義が一番だとかなんとか言ってなかったっけ。君の忠誠心は・・

そんなダルタニアンはルーヴォアの言うとおり、あっさりとルイが真犯人と決めつけ、
大勢の銃士隊隊員の前でルイを糾弾し、国王を入れ替える・・・
あの場面の銃士隊隊員たち、水戸黄門の悪代官の部下たちみたい。笑ってしまったわ。
上の人の言うままに、ひっとらえるのよ。変わり身早っ。自分の考えないの?って(笑)
サンマールが言えばフィリップを捕らえ、ダルタニアンが言えばルイを捕らえる。
銃士隊にとっての国王って・・・と、フランスの絶対王政を虚しく感じた場面だ(笑)
ダルタニアンが最高権力者なのも、サンジェルマン伯爵のような存在だからに違いない。
サンマールだって「隊長に剣を向けるなんて出来ません」と言い切ってるのに、
国王には平気で剣を向けるんだよ~サンマールも可愛いやつだ。
ポルトスだけでなく、みんなダルタニアンが大好きなんだね。
ははははは!ダルタニアン可愛いよ!
(いっそ銃士隊でショーの「アリス親衛隊」みたいに「ダルタニアン親衛隊」して欲しい)

今回はダルタニアンについて語ってるな(笑)。
生理的不快感を感じる場面が激減したので(小人貴婦人やボーリング、監獄ショー等)
今度は脚本の粗が目だって仕方ないんだ。ダルタニアンの時間軸に、突っ込みたくて。
フィリップとルイーズが書き込まれて多少納得したから余計に。
中途半端に描かれているダルタニアンとコンスタンスの無茶設定が目だって仕方ない。
突っ込みたくて突っ込みたくて、口がムズムズする。



時系列といえばルイも。
ボーリングの場面が無くなって、ルイの愛人がたくさん出てきて寵を競うという場面へ。
まあ普通にルイが女好きでモテモテというのを表現した場面になっていた。
この描き方がね・・政略結婚で嫁いできた他国(強国スペイン)の王女である王妃と
一介のフランス貴族に過ぎない愛人が同列に競うのは変でしょ~? 
それにルイの著名な愛人の順番は、
ヴァリエール侯爵夫人(ルイーズ)が最初(少年~青年時代)で、
その後にモンテスパン侯爵夫人(青年~壮年)、
最後がマントノン公爵夫人(晩年)
だったと記憶しているのだが。重なってはいても「そのときの寵妃は一人」だったよーな。
まあ史実を考慮したら、ルイ(本当はフィリップ)とルイーズの純愛(この話の要点)が
台無しになってしまうから、史実に反するのは仕方ない。それは理解できる。
なら実在の人物名ださないでよ~ルイ14世の愛妾は有名だから、ええ???となるわ。
冒頭のわけ分からん世界史といい、観客を混乱させる天才ですな>児玉さん。


アトスに関しては、基本変わってない。
三銃士が救出したフィリップに教育する場面で、アトスは剣を教えるような感じで
フィリップを追い詰めるように(実際に剣を突きつけてる^^;いいのか?国王に)
出てくるけど、そのくらい。かなり厳しく鍛えたんだろうなあと感じる厳しい表情。
逃げたくなるフィリップの気持ちも分かるほど(そんな理由ではないだろうが^^;)
あとは船からクラゲの場面が全カット、これは嬉しい。出番が減ったかもしれないが、
おちゃらけない方がずっといい。ずっと凛々しいまま戦うのが嬉しいのだわ。
ああ、全編まじめアトスならどんだけ嬉しいか。作品クオリティも格段に違っただろう。



東京で最も人格が変わった男(笑)サンマール。
彼が「今日の私は気分がいい」という台詞。以前は変態さんの台詞だったけど
今回は「お前(仮面の男)監視の成果が認められ司令官に昇進したからだ」と理由を
語っている。わかる、それなら最高にいい気分だろうね。祝杯もあげたいよね!
昇進の原因が特別囚人の監視だからって、その囚人と祝杯をあげようと思うなんて、
なんといい人だ。サンマールも愛すべき人物になっていて嬉しい。
(ルイが仮面の男になったら、ルイの豪華な生活を全部ご相伴してあげそうだ。
それこそ監獄内で、囚人たちみんなで楽しくレビューショーくらいやるかもしれん:笑)
普通の思考の人間になっていた。良かった。ただ君の忠誠心はどこに?とは思った。
出てくる人みんな国王への忠誠心が皆無なんだもんなあ・・可哀想なルイ。
フィリップもこれから苦労しそうだ。みんなが入れ替わりの秘密を知ってるしねえ。
(最高級の国家機密のはすだけど、いったい何十人が知ってるんだろう^^;もはや
公然の秘密状態では・・。)
ルイにきちんと仕えていたのはルーヴォアとロシュフォール、ミレディだけだった。
実はルーヴォアが一番忠誠心と信念の有るよい人だったような気がする・・。


宰相リシュリュー枢機卿が居ないこの物語。
アンヌ王妃が「監視の目が厳しくて、あなた(フィリップ)に手紙も書けず・・・」と
語っていたけど、誰が監視してたんだろう?と今日ふと疑問に思った。
ルイのはずはないし(→フィリップと同じ年だから赤ん坊のころは赤ん坊、
幼児のころは幼児だろうし。ルイは4歳で即位している=ルイ13世は死去している。
これは「バッカスと呼ばれた男」を見た人なら知ってることだ^^;)、
双子誕生時にルイを抱いていたあの大司教様?実は黒幕?そもそも誰?リシュリュー?
ルイはどうやってフィリップの存在(と居場所)を知ったのか、それも謎だった。
あの時ルイを抱いていたリシュリュー(推定)が教えたなら、何でいまさら?わからん。
やっぱり基本的なところで謎が多く、全く解決していない。


前回まであまり語っていないアラミス。
今日よーく話を聞いてたら。「国王になることに失敗したら、それはそれ。
あなた(フィリップ)が国王の器じゃなかったというだけです」とさらっと言ってた。
よく考えたら余りに無責任では?という酷い台詞。
フィリップが国王の器じゃないなら、そんな人物を国王にしようとしたアンタら(三銃士)
が悪いんじゃないの?国王になる教育を受けてない人物を国王にしようというのだから
教育して送り出す側の責任、つまり三銃士の責任だよ。
それに失敗してもフィリップ一人の問題のようなことを言ってたけど・・
これはフランス国家運営の問題だし、「てへ、失敗しちゃった」ではすまないと思う。
アトスは、ラウルの復讐からルイの非道を糾弾し、ある意味で国家転覆を決意した。
命がけの重い決意を感じるよ。(ポルトスは深く考えない人だからアトスの言うこと聞く)
アラミスよ、そんな軽い考えでいいのか?と突っ込みたくなった。
だがフィリップが良い子なので、そんなアラミスの酷い台詞にも怒らず自分を見直し
運命と正面から向き合い成長していくのだな。偉いよ~フィリップ。
(この部分もアラミスに文句言ってますが、当然ながら脚本書いた人が悪いんですわ。)
いままで印象の薄かったアラミスが、この台詞で一気に強烈な人になりました(笑)


ついでに。三銃士の内部関係。
ポルトスとアトス。冒頭H2$の場面でアトスが本を読み教訓?を聞かせると
ポルトスはいちいち「はいっ」と、元気の良いお返事をする(笑)可愛いよポルトス。
だが、アトスはポルトスが「飲もう~」って顔を寄せてくると逃げ出すのに、
アラミスには平気だ(自分から寄っていく場面も有り。むさ苦しい大男は嫌いなのか?)。
ポルトス、片思い(笑)
ダルタニアンにも片思い風だし、ポルトスの愛は報われてない(気づいてないな^^;)
ポルトスってば、(酒飲みで酔って絡むからメンドクサイけど)、自分に正直ないい奴。
考えるのはアトス、皮肉はアラミスに任せ、毎日楽しく飲んで食べて、
今日一日を快適に過ごすのみ。周囲のみんなが大好きなんだね。
事あるときは、三銃士の頭脳であるアトスの言うこと聞いて(多分理由も聞かないな)、
素直に実行してるんだろうなあ、と思う。
皮肉屋アラミスにネタにされからかわれても気づかす、笑って場を盛り上げる。
ダルタニアンにはどんなにつっけんどんにされ、冷たい返事を返されても、
それでも会う度に「ダルタニア~ン♪」親しく呼びかけ続ける・・・。
可愛いわポルトス。



今回は、大劇場では余り語らなかったダルタニアンとポルトスについて
大変語ってしまいました。こんなにいろいろ楽しめ(突っ込め)たのよ~♪


この作品、堪能したわ。はやくTV見ながら指差して突っ込みながら見たい。
見ながらしゃべりたい。
生理的不快場面が無いだけで、こんなに楽しく見られるのね(笑)


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コメント 4

いのっこ

待ってましたよ!えりあさ~ん。
こんばんは。

何がどう変わったのか?すごく知りたかったので、
首を長くして待っておりました!

で、レポ読ませていただき、
やっぱ、ちょっと変更しただけでは如何ともしがたい
「仮面の男」だったのよね~と納得しました。
それでも、眉をひそめたくなる場面は無くなったから
よしでしょうか・・・。

それを大劇場で観たかったなぁ~

音月さん、未涼さんらの歌がパワーアップ!!
それは、素直にうれしい☆
DVD、えりあさんは購入しないとのことですが、
東京版観ることができない私は予約しちゃいました。

はい、一人つっこみ頑張りますね!

そうそう、映画「三銃士」は3D映像が楽しいです。
脳内で三銃士は雪組メンバーに変換して笑っておりましたが。

えりあさん、ありがとうございますね。
ショーのレポも楽しみにしてますよ!

by いのっこ (2011-11-04 20:15) 

えりあ

こんばんは、いのっこさん

「仮面の男」の変更点、結構たくさんありましたが、
それでも救いきれないのが、あの作品ですね。
でも「突っ込みを楽しめる」レベルまで来たので、私は嬉しいです。
映像も見れる気分です。東京公演DVDなら楽しめますよ!

私はDVDは買いませんので(RSF感想で書いたけど、=さっきUPしました
違うDVDを予定外に衝動買いしてしまったので^^;)
CSを楽しみに待つことにします。

映画「三銃士」は絶対見に行こうと思ってます。
私も脳内変換してしまいそう(笑)

by えりあ (2011-11-04 21:39) 

しょこ

えりあさん、こんばんは!

「仮面の男」東京公演行かれたんですね!
変更点がとっても気になってたので
とても楽しく読ませていただきました。

若干、話の流れがきちんとできたようで、良かったです(^O^)
でもでも人間としてどうなんかなあとか、現実的にどうなんかなあとか
思ってしまうところも多いんですね…

とにかく、私が大劇場でこけそうになった
ボーリングとくちびるのシーンがなくて何よりです(笑)

私はカナリアと小さな花がひらいたの
DVDを買いたいので、仮面をみるのはしばらく後になりそうです。


by しょこ (2011-11-09 17:27) 

えりあ

しょこさん

東京は、かな~りマシでした。でも「マシ」なので、わざわざ東京まで
行くほどのものは・・チケット代(大劇場より高い)+交通費を考えると
やはり怒りがわいてくる作品です(^^;)根本的に直しようがないものね。

上には書いてませんが、私は仕事に引っ掛けて(どっちがついでかは会社には内緒です^^)見に行きましたので、交通費宿泊費は会社持ち。だから悔しさはチケット代のみなので、この程度で収まりました(笑)
全部自腹だったら・・もっとしっかり直さんか!と怒っていたはず(H2$など)

スカイステージの放送を待ちましょう。きっと来年にはあるはず。
私はそう思って待つ事にしました(・・・って、実はつい「蘭寿さん新公DVD」買ってしまったからです(^^;)

「小さな花がひらいた」は見損ねたので、こっちもCS待ちです。楽しみ!
by えりあ (2011-11-09 20:37) 

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