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東宝「天使にラブソングを」梅田 [観劇感想(その他)]

「天使にラブ・ソングを」
2020年1月4日(土)17時 梅田芸術劇場 1階20列下手

2020年初観劇は、梅田芸術劇場。
以前も見たことがありますが、「天使にラブソングを」はハッピー・コメディで賑やかで楽しいミュージカル。正月らしく華やかで、楽しい気分になれました。
みんな歌が上手くて、大満足。
朝夏さんはやっぱりスタイル良いなあ~、未来さんの声は変わらず凄い。鳳蘭さんお元気。
とヅカファンらしい感想です。

202001天使にラブソング.png

ミュージカル
「天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~」
音楽アラン・メンケン
歌詞グレン・スレイター
脚本チェリ・シュタインケルナー&ビル・シュタインケルナー
演出 山田和也


映画は高校生の頃に見て、感動した記憶がある。CDも持ってたような。以前の大阪公演の時は森公美子&大澄健也バージョンを見たので、今回はWキャストの違う方を見ました。
朝夏さんが素晴らしいスタイルで、歌も上手くて、歌手らしかった!

デロリス・ヴァン・カルティエ:朝夏まなと(wキャスト)
デロリスは、スタイル抜群で歌も良く、上手くやればちゃんと人気が出そうな感じの歌手。シスター・メアリー・クラレンスのときのイイ人っぷりや、純粋さも素敵。コメディをちゃんとやり切ってた。朝夏さんは宝塚時代結構まじめな役が多くて、こういうのは初めて見たような気がする。そもそも女役は見たことないけど。声はちゃんと女の人の声でした。

修道院長:鳳 蘭 
前回観た時も、院長は鳳蘭さんだった。いやいや受け入れたデロリスに好意を持っていく過程がとっても楽しい。人格高潔な院長らしくしているけど、割と自分の感情に素直な方ですね。神様へのお願いも結構自分勝手だし(笑)。
鳳蘭さんは私が小学生のときの星組トップさんだ。あの頃からはっきりしたお顔立ちに迫力のある方でしたが、今も変わらないですね。何歳になられたのかしら?宝塚を卒業しても永遠にフェアリーなのか?!と驚きました。

シスター・メアリー・パトリック:未来優希
とっても積極的で、デロリスの味方になる力強いしスター。素朴な雰囲気で体格もよろしく、声も良くて聖歌隊のソロを担う戦力ナンバー1の方。合唱の中でのソロパートだから難しいよね。
超ド迫力の美声は健在。雪組副組長で裏トップと呼ばれたほどの歌と芝居の上手さ。トップスターじゃないから、こういう役も慣れてらっしゃるのね。さすがです。歌うとすぐにわかる。今回は周りが上手いから、迫力の声が浮いてなくて馴染んでたように感じました。

シスター・メアリー・ロバート:屋比久知奈
見習修道女で、一番若い。デロリスを純粋に慕っていく様子が可愛い。合唱団ではソロも歌うし、純粋に慕ってくる様子にデロリスも心と化されていくのがわかる。可愛い。修道女の中で一人衣装が違うから、どこにいても目立ちますね。

シアター・メアリー・ラザールス:春風ひとみ
聖歌隊の指揮者担当。大変な音痴の聖歌隊を作り上げた、というか、やる気ない?老修道女。当然デロリスを敵視してましたが、最後にはデロリスの尾根額を受け入れ、一緒になって盛り上げてましたね。
この方も、結構な御年かな・・違和感ない老女役だけど、矍鑠とした老女で歌いまくってました。。

エディ:石井一孝
汗かきエディと揶揄される警察官。正義感があって、まじめで、本当にデロリスのことを思っている。愛しているというより崇拝してるんじゃ?と思える。この作品では大活躍ですね。
石井さん歌上手い!本ッ当いい声。トラボルタのソロは絶品ですね!なんか懐かしいわ。あれ笑う場面じゃなくて、本当に「トラボルタなスタイルかっこいい!」ってそういう時代だったよね・・・。土曜の夜にフィーバーしていた時代だ。

カーティス:今 拓哉(Wキャスト)
ギャングで、デロリスの愛人。なんか若くておまぬけなギャングに見えるけど、本当はちゃんとしたギャングで、麻薬とか殺人とか日常なのね。デロリスに裏切者を始末するところを目撃され、愛人なのに彼女もあっさり始末しようとする当たり、なかなかに冷酷な男。最後まで頑張ってギャングしてたけど、なんかお間抜な雰囲気がずっと漂っていた。もしかして楽しい部下トリオのせいかもしれないな。歌上手くてよかったです。


TJ:泉見洋平/ジョーイ:KENTARO/パブロ:林 翔太(ジャニーズjr.)
カーティスの部下トリオ。なんか個性があって楽しい。泉見さんとKENTAROさんにはソロの見せ場があった。どちらも「レミゼ」のキャストで見たことがあるけど、やっぱりミュージカル俳優だなって歌い方で、素敵。片言スペイン語のパブロだけはないな~と思ってたら、カーテンコールのダンスが、パブロ独壇場。楽しく踊らせていただきました。パブロ可愛かったわ。

オハラ神父:小野武彦
狸オヤジな貫禄十分。動揺する院長、やりたいことをやるデロリス、ノリノリの聖歌隊、すべてを見守る神父様。一番ノリノリで聖歌隊の司会をしていたような気もするので、心は広く寛容性が高い。お茶目で素敵なオジサマでした。


美術に「松井るみ」とあったけれど、1幕はあまり感じなかった。2幕になると教会のステンドグラスや立体の聖歌台がとても素敵で、やっぱり!!と納得できた。2階から見たら照明も綺麗だったのだろうな。衣装は、修道女だから制限があるけど、めいっぱいキラキラで派手でした。
そうそう、教皇様がご観覧ということで、教皇役は指揮者。あのノリ・・と確認したら、塩田明弘氏でした。やはり。

ということで、よく知っているメンバーで楽しく幸せな気分になれて、今年一番にお正月に見る公演として最適でした。


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