宝塚専科「Yū，Un jour chantant」轟悠DS [観劇感想（宝塚）]
宝塚専科「Yū，Un jour chantant』
2018年11月5日（月）阪急インターナショナル 紫苑の間
ディナー18：15～ ショー19：45～20：45
何年（何十年？）かぶりに轟さんのディナーショーに行ってきました。
恐れていた通り「轟悠オンステージ」で花組の4名はコーラス扱い。
あんなに歌の上手い4人だから、一人1曲くらいソロを歌わせてあげて欲しい。
4人は轟さんのお着換えタイムを受け持つだけだけど、それは上手かったのよ。
まるで大物演歌歌手のオンステージ公演のように、ひとり歌い続ける轟さん。
パリ祭でもないのに全部シャンソン。大人の歌だからいいかなと思ったけど、
前の雪組公演「凱旋門」で分かってたはずだ・・なかなか厳しい。
会場は豪華で、食事は美味しく、サービスも良かった。
轟さんもあの年齢とは思えないくらい綺麗にしている。
あとは轟さんのソロ曲を半分にして、4人にソロを1曲ずつ。
残りはデュエット曲などをふんだんに入れてくれたら、私は大変幸せだった。
このDSに大満足！という方と、轟さんファンの方は読まないほうが良いと思います・・・酷評になってます、すみません。轟さんが3番手の頃は大好きだったんだけど・・・
『Yū，Un jour chantant』
＜構成・演出＞
酒井 澄夫
＜出演者＞
（専科）轟 悠
（花組）桜咲 彩花、綺城 ひか理、咲乃 深音、愛乃 一真
ということで、序盤にほとんど書き尽くした。
桜咲さんですらほとんど出番がなく、衣装も咲乃さんと同じ感じでほとんど差がない。
桜咲さんがコーラスを外れたのはただ1曲「凱旋門」のジョアン役をした1曲のみ。
つまりジョアンがいた「凱旋門」以外は、ヒロインもいないのだ。
4人の出演者より、アコーディオンの方のほうが目立っていたような気がする。
最高学年の桜咲さんですらこれなので、残りの若い3人はコーラス隊。
桜咲さんは歌える。ジョアンでは、月影さんとも真彩さんとも違う大人のしっとしたジョアンだった。もっと歌ってほしい。デュエットすら1曲とは。
綺城さんは背が高くてかっこよかった。黒髪がとても精悍でかっこいい。愛乃くんと2人でお着換えタイムに一曲歌ったけど、本当にいい声だった。この人は歌がいい。もっと活躍していい。今回のDSなら、ソロの２～3曲歌っていい。轟さんとデュエットしてほしい。
咲乃さんも歌える。若いけどいい声で聴かせる歌を歌う。なのにソロがほんの4小節とは、無駄遣いも甚だしい。
愛乃さんもいい声だ。綺城さんと歌ったデュエット曲は、少年の曲？なこともあって、元気がよくて似合っていた。むしろ綺城さんは大人すぎたので、愛乃さんがソロで歌ってもいい感じだ。
この3人、衣装も３着しかなく、ほとんどコーラス。影コーラスも多くて、「せめて舞台に出してよ！！」とちょっと怒りも覚えた。ステージはちゃんとあるのに、ダンスもあまりない。咲乃さんと愛乃さんは踊れる（「セニョール・クルゼーロ」で踊り倒していたのを見ている）、後ろでガンガン踊らせてもいいのに・・まあシャンソンだから軽いダンスしかないのかもしれないが。せっかくの歌えて踊れる同期の2人、ダンスで見せ場くらい作ってあげて欲しい。
綺城さんは若いが、落ち着いていて大変頼もしい男役に見えた。桜咲さんとの大人のシャンソンを1曲くらい聞いてみたかった。ずっと轟さんのハスキーすぎる声を聴くのはつらかった。声がでないなら、張り上げる曲をはずせばいいのにと思う。そういう曲は若者に回して、しっとりと静かな曲のみソロで数曲歌ってほしかった。後半の何曲かはそういう曲で、轟さんの声で聴きごたえがあったから。全部一人で歌うのは、自分の声をわかってないし強欲すぎる。
客席降りだって、4人はラストにたった1回、一部分のみ。轟さんは何度も。もっと全員でワイワイ楽しい客席降りしようよ。轟さんはトークが今一つなのだから、無理しなくていい。昔っから客席いじりは苦手なのしってるから、無理にしなくていい。変な日本語（ガイジンが話す日本語という想定だった）はやめて、重鎮として若手と一緒に掛け合い式にしたらよかったのに。脚本通りなガイジンの客席いじりが長くて、私には寒かった。
4人がアカペラで歌った曲がある。素晴らしかった。本当にあと何曲か聞きたいほど良かった。たったこれだけの出番にこの4人はもったいなさ過ぎる。
いくら花組が人材豊富だとは言え、4チームに分かれるのに、この4人をここに？他に出ていればもっと活躍したであろう4人。轟さん、もっと若い人に頼ってもいいのよ、もっと使ってあげて。轟さん出ずっぱりより、要所でドーンと出てきて1曲歌う、そのほうが轟さんにとっても良いステージになると思う。
演出担当が酒井先生というのも・・もっと若い演出家をつけてみると面白いと思う。
若手の個性を生かしつつ、現在の轟さんに似合ったものを作ってくれると思うの。
酒井先生は往年の「全盛期の轟さん」で作っている。でも経年を無視してはいけない。
轟さんと同年代だからこそ実感するんだってば。年は取るの！変わるの！
ピアノが吉田優子先生でアコーデオンは初演「凱旋門」でお世話になった方だとか。
優子先生は、初演「エリザベート」（22年前）にピアノ担当で、そのころ劇団スタッフで活躍されていた数少ない女性で、当時トップの一路さんがかなりいろいろ語っていた方。「凱旋門」も18年前。懐かしいメンバー過ぎる。スタッフにもっと若い風を入れて欲しい。
足りないのは、若さ・新しさ・勢い、だと思った。
という感じで、これで29,000円・・・結構不満が残るDSでした。。
とはいえ、轟さんの歌声と構成演出以外はまあよかったかな（肝心なところが抜けてるな）
オリジナルカクテルが美味しかった！デザートが凝ってた！
2018年11月5日（月）阪急インターナショナル 紫苑の間
ディナー18：15～ ショー19：45～20：45
何年（何十年？）かぶりに轟さんのディナーショーに行ってきました。
恐れていた通り「轟悠オンステージ」で花組の4名はコーラス扱い。
あんなに歌の上手い4人だから、一人1曲くらいソロを歌わせてあげて欲しい。
4人は轟さんのお着換えタイムを受け持つだけだけど、それは上手かったのよ。
まるで大物演歌歌手のオンステージ公演のように、ひとり歌い続ける轟さん。
パリ祭でもないのに全部シャンソン。大人の歌だからいいかなと思ったけど、
前の雪組公演「凱旋門」で分かってたはずだ・・なかなか厳しい。
会場は豪華で、食事は美味しく、サービスも良かった。
轟さんもあの年齢とは思えないくらい綺麗にしている。
あとは轟さんのソロ曲を半分にして、4人にソロを1曲ずつ。
残りはデュエット曲などをふんだんに入れてくれたら、私は大変幸せだった。
このDSに大満足！という方と、轟さんファンの方は読まないほうが良いと思います・・・酷評になってます、すみません。轟さんが3番手の頃は大好きだったんだけど・・・
『Yū，Un jour chantant』
＜構成・演出＞
酒井 澄夫
＜出演者＞
（専科）轟 悠
（花組）桜咲 彩花、綺城 ひか理、咲乃 深音、愛乃 一真
ということで、序盤にほとんど書き尽くした。
桜咲さんですらほとんど出番がなく、衣装も咲乃さんと同じ感じでほとんど差がない。
桜咲さんがコーラスを外れたのはただ1曲「凱旋門」のジョアン役をした1曲のみ。
つまりジョアンがいた「凱旋門」以外は、ヒロインもいないのだ。
4人の出演者より、アコーディオンの方のほうが目立っていたような気がする。
最高学年の桜咲さんですらこれなので、残りの若い3人はコーラス隊。
桜咲さんは歌える。ジョアンでは、月影さんとも真彩さんとも違う大人のしっとしたジョアンだった。もっと歌ってほしい。デュエットすら1曲とは。
綺城さんは背が高くてかっこよかった。黒髪がとても精悍でかっこいい。愛乃くんと2人でお着換えタイムに一曲歌ったけど、本当にいい声だった。この人は歌がいい。もっと活躍していい。今回のDSなら、ソロの２～3曲歌っていい。轟さんとデュエットしてほしい。
咲乃さんも歌える。若いけどいい声で聴かせる歌を歌う。なのにソロがほんの4小節とは、無駄遣いも甚だしい。
愛乃さんもいい声だ。綺城さんと歌ったデュエット曲は、少年の曲？なこともあって、元気がよくて似合っていた。むしろ綺城さんは大人すぎたので、愛乃さんがソロで歌ってもいい感じだ。
この3人、衣装も３着しかなく、ほとんどコーラス。影コーラスも多くて、「せめて舞台に出してよ！！」とちょっと怒りも覚えた。ステージはちゃんとあるのに、ダンスもあまりない。咲乃さんと愛乃さんは踊れる（「セニョール・クルゼーロ」で踊り倒していたのを見ている）、後ろでガンガン踊らせてもいいのに・・まあシャンソンだから軽いダンスしかないのかもしれないが。せっかくの歌えて踊れる同期の2人、ダンスで見せ場くらい作ってあげて欲しい。
綺城さんは若いが、落ち着いていて大変頼もしい男役に見えた。桜咲さんとの大人のシャンソンを1曲くらい聞いてみたかった。ずっと轟さんのハスキーすぎる声を聴くのはつらかった。声がでないなら、張り上げる曲をはずせばいいのにと思う。そういう曲は若者に回して、しっとりと静かな曲のみソロで数曲歌ってほしかった。後半の何曲かはそういう曲で、轟さんの声で聴きごたえがあったから。全部一人で歌うのは、自分の声をわかってないし強欲すぎる。
客席降りだって、4人はラストにたった1回、一部分のみ。轟さんは何度も。もっと全員でワイワイ楽しい客席降りしようよ。轟さんはトークが今一つなのだから、無理しなくていい。昔っから客席いじりは苦手なのしってるから、無理にしなくていい。変な日本語（ガイジンが話す日本語という想定だった）はやめて、重鎮として若手と一緒に掛け合い式にしたらよかったのに。脚本通りなガイジンの客席いじりが長くて、私には寒かった。
4人がアカペラで歌った曲がある。素晴らしかった。本当にあと何曲か聞きたいほど良かった。たったこれだけの出番にこの4人はもったいなさ過ぎる。
いくら花組が人材豊富だとは言え、4チームに分かれるのに、この4人をここに？他に出ていればもっと活躍したであろう4人。轟さん、もっと若い人に頼ってもいいのよ、もっと使ってあげて。轟さん出ずっぱりより、要所でドーンと出てきて1曲歌う、そのほうが轟さんにとっても良いステージになると思う。
演出担当が酒井先生というのも・・もっと若い演出家をつけてみると面白いと思う。
若手の個性を生かしつつ、現在の轟さんに似合ったものを作ってくれると思うの。
酒井先生は往年の「全盛期の轟さん」で作っている。でも経年を無視してはいけない。
轟さんと同年代だからこそ実感するんだってば。年は取るの！変わるの！
ピアノが吉田優子先生でアコーデオンは初演「凱旋門」でお世話になった方だとか。
優子先生は、初演「エリザベート」（22年前）にピアノ担当で、そのころ劇団スタッフで活躍されていた数少ない女性で、当時トップの一路さんがかなりいろいろ語っていた方。「凱旋門」も18年前。懐かしいメンバー過ぎる。スタッフにもっと若い風を入れて欲しい。
足りないのは、若さ・新しさ・勢い、だと思った。
という感じで、これで29,000円・・・結構不満が残るDSでした。。
とはいえ、轟さんの歌声と構成演出以外はまあよかったかな（肝心なところが抜けてるな）
オリジナルカクテルが美味しかった！デザートが凝ってた！
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OSK次回公演
へぼ侍(再演）
扇町ミュージアムキューブ1/19-22
銀座博品館劇場 2/2-4
大阪ラプソディ
大阪扇町ミュージアム2/8-12
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宝塚 次回公演
星組
花組
花組
昨年の轟さDS雪組も同じでした。
全然使われないよ。
今回の花組はさらに歌のうまい人たちで、しかもチケット売ってくれる人がはいったと思う。
昨年はぎりぎりで、下級生娘役に20枚、30枚追加がきて
みんな必死に売りましたもの。かわいそうだった。
おまけにお値段高い！！
この4人が「蘭陵王」に出てくれたらもう少しマシな芝居だったと思う。なにしろ【二軍】という感じがありありで、
舟の上での悪だくみとか104期2人入って、そりゃさちかの妹さんとか芝居が上手ですが、伝令ならうまいけどまだまだ腹芸するようなお役は無理ですよね。つらいというか、観ているほうはかわいそうな気持ちになりました。
あかちゃんがいたらなぁ～
咲乃さんは101期の1番の娘役さんで超絶うたうまさんです。
いま、花組ではなかなか歌がもらえてなくて、気の毒ですが。
とどさまファンもDSはきついというので、来年はお休みしてあげてください。
そうだよ、酒井先生以外でやってくれる人いないのかなぁ？
by hanihani (2018-11-26 20:40)
hanihaniさん
去年は雪が犠牲に・・毎年同じ構成なんですかね。マンネリですね、それは轟さんの声を抜きにしてもつらいわ。
私もこのDS下級生さんのご親戚（私の仕事関係）からのお誘いで参加したんだもの。まだFCもないような方々、客席でご挨拶されていた親御さん大変そうでした。なのに出番少なくて。
このメンバーが蘭陵王に出演していたら、とは思いました。綺城さんかっこいいし上手いのよー！もったいなかった。
咲乃さんの歌も良かった！本公演でも歌の場面をあげて欲しいですねー。これならエキサイターの３歌娘に入れて欲しかった（まだ見てないけど）。
轟さんのDS,一度、演出家もスタッフも全員20代で作ってみたらいいのにと思う。ただし轟さんの意見は聞かない条件。それなら行く。オタク趣味全開の斎藤センセ―でも面白いかも？
by えりあ (2018-11-28 11:03)