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OSK「春のおどり」 [観劇感想(OSK)]

OSK「春のおどり」
2018年5月22日(火)15時 松竹座 1階2列
2018年5月27日(日)11時 松竹座 3階5列 15時 1階8列


今年の「春のおどり」は、「高世麻央サヨナラ公演」であった。

ほとんど全編が、高世さんサヨナラショーという内容で構成された3時間。
1部も2部も、高世さんの思い出名場面集って感じ。
あとは桐生さんにちょっと出番。楊さん以下の人はその他大勢。
楊さん真麻さんに、ソロ一曲1場面すらない。
高世さんの歌声は綺麗でよいのだけど、ほかの人の歌も聞きたいよ~?
どこをとっても高世さんの思い出ばかりで高世さんとあまり思い出を共有していない
私にとっては、感慨に浸れなくて楽しさ半減。
「高世さんの思い出」というキーワードに寄り添えなければ、ばらばらの場面が
次々出てくるという印象。ショーの構成まとまりが感じられない。
しかも全部が高世さんの場面なので、どこを見ても代り映えしない。

洋物のほうは、古い。かつては斬新で素晴らしかったであろうダンスも
今となってはそれほど新しくもなく、「ダンスのOSK」と誇れる場面が
あまりなかったと思う。目玉のラインダンスだって振り付けが簡単すぎる。
メリハリがなかったなあ~という印象。

こんな感じで今年の「春のおどり」はDVDも予約しなかったくらい。
年に1度の大劇場での公演なんだから、ここまで退団色にしなくても・・
と思うのでした。
読み返すと酷評じゃん、私。不満炸裂かも(ごめん)

あ、高世さんのファンと高世さんの最後を見送ろうというなら必見。
一度は見ておくと後々語れると思う公演です。

201805春の踊り改定.jpg


という感じで、あまり好みじゃない公演だったので、「良かった~♪」と満足している方はお読みにならないようご注意くださいませ。


レビュー春のおどり

<第一部> 桜ごよみ 夢草紙 
 (西川箕乃助 構成・演出・振付)


タイトルに意味ないけど、内容にも意味がない。いや、「高世さんの思い出の名場面集」というタイトルなら相応しい。

せっかく高いプログラムを買ったので、順番に書く(笑)


オープニングは平安朝。雅なちょんぱの幕開きはとても豪華で素晴らしい。城月さんの「春のおどりは~」で始まる恒例の幕開き。かなり好き。でもここまでだ。

次が、鏡の夢、で、これは以前見たもの。三面鏡になっていて、高世さんと鏡(愛瀬、楊、真麻)の3人が凄い動きをするのですが、高世さんが花道から登場するため、最初から4人いるってわかってしまうのが残念。以前見たときは、本当に鏡だと思って、心臓止まりそうなほどびっくりしたから。OSKの技術なら「鏡」に見まごう動きができるので、もったいないことこの上ない。今回だって、とても動きがそろっている。
(またしてもいうなら、この鏡役ももっと若手さんに経験を踏ませてあげたいところ)

一転してコメディの「釣り女」、虹架さんと桐生さん。釣り竿で嫁を釣るのですが。最初に見た日は、釣り竿からひもが取れてしまい、桐生さんが治していた。でもやっぱり絡まってしまって、最後は「竿ごとでも釣れるって」とか言って、竿を放り投げていた。紐が取れてしまった時の虹架さんと桐生さんのやり取りがあまりに自然だったので、初見だったし、こういう場面なんだ~と思ったほど。
虹架さん「おや、紐が取れてしまったぞ!」
桐生さん「それは大変、ではわたくしめが治しましょう。・・・ほれこの通り。」
虹架さん「おお、素晴らしいぞ。そなたは頼りになるな」
てな感じで、台本通りかと思った。さすがの舞台人です!
千秋楽ではひもは外れず、ちゃんとしていたので、先日のがアクシデントだとわかったのだ。
それで美女役が朝香さん、醜女役が緋波さん。うーん、この場面何か意味があるのかしらん。高世さんが出てないけど、結局桐生さんと専科さんの場面だ。

楊貴妃はもう「高世さんの思い出」そのもの。よほどこの役がお好きだったのね・・。豪華ですが、あまりストーリーはないし、途中で消えるし。身代わり楊貴妃は朔矢さん。背が高くて妙に愛らしく似合っている。

盆が回るとまたしても光源氏は高世さん。もうどこを切っても高世さん状態。楊さん真麻さん、虹架さん愛瀬さんの平安戦隊5レンジャーみたいな感じ。特に意味はない。せっかく戦隊なんだから戦ってみてほしい。

それから場面がやっと変わって、民謡メドレー(浪花小唄→金毘羅船船→佐渡おけさ→ちゃっきり節→お江戸日本橋)なんだけど、あまり盛り上がらない。なぜここで客席降りしないのかな。金毘羅を歌うのは遥花さんだけど、声が全然出てなくて、残念。音はいいから、もっとはじけてほしいところ。佐渡おけさは城月さんで、歌いながら踊っているけど、すごい美声が響き渡る。ちゃっきりはまた4人組。もう定番。高世さん桐生さんのほかは、楊・真麻・虹架・愛瀬が4人ひとからげ扱い。華月さん以下はその他扱い。ひどい・・。盛り上がらないまま民謡が終わる。

蝶の道行は、2年前?ストーリー性のあるショーの一場面で、恋羽さんとのコンビが印象的だった場面。舞美さんが悪いのではないけど、恋羽さんの印象が強烈で、恋羽さんの薄幸そうな表情が大変良かった場面ゆえ(悲恋だったし)、なんだかな~という感じ。今回は唐突だし、余計に「なんでこの場面を再現?」と思う。いや高世さんが好きだったからでしょうけどね。

葉桜という名前の場面ですが、もうフィナーレみたい。オープニングの衣装で出てきて、踊る。ここでほんの一瞬、真麻さんが正面センターに来て立ち止まる。千秋楽はそこで拍手が起こっていた。気持ちはわかる。「真麻さんに拍手する」場面がないの!本当にここだけ。本来なら、真麻さんがソロでガンガンに踊った後、思い切り拍手したかった。でもそんな場面がない。楊さんにだって当然のように「楊さんに拍手する場面」はないけどね。
そういえば、超の道行きからあとずっと歌が全くない。なんだか寂しい。
フィナーレに突入するのだけど、この時、桐生さんが歌い、楊さん、真麻さんにほんのワンフレーズソロがある。楊さんあんなに歌が上手くなったのに、たったワンフレーズ?真麻さんは「春のおどり」最後なのにワンフレーズ?ととても驚いた場面。3,4番手の次世代を背負うトップメンバーがこの扱い、虹架さんや愛瀬さん、華月さんにはワンフレーズもなし。壱弥さんや椿さんも上手いのに。なぜ歌わせないのかな~と残念至極。
そして1曲のなかのワンフレーズに拍手はできず・・・また最後に高世さんが歌って終わるのだ。

ほんと、高世さんと、せいぜい桐生さんまでしか拍手を送る場面がなかったのが残念でした。
高世さんに拍手を惜しんだりしないんだから、ほかの人にも拍手させてほしかったです。



<第二部> One Step to Tomorrow!
(名倉加代子 作・演出・振付)

オープニングは青と白の衣装で清々しく。あー名倉先生のオープニングだねえという感じ。このくらいなら古臭さを感じなくて、まあまあ踊ってて良いなあと思える。

でも次の、虹の彼方へ は桐生さんから始まるけど、衣装がダサすぎて。なんかレトロというか古いわ~と感じる。白いヒラヒラサテンの衣装に7人が7色の薄い布を羽織って出てくるけど、いつの時代だ?!と思った。歌は高世さんだけだし、やっとこさでメンバーに入れた華月さんはセリフもない。いつだって上から順番に役を振っただけ。ダンスが得意な人にダンス、歌が得意な人に歌、とか全然なくて、とにかく上から順番に配役しているだけ。「これを作った人は、劇団員を知らないんだな」と思った。


ローズファンタジーで、まずは舞美さんを筆頭に娘役さんが赤いタコ足ドレスで登場、椅子を持ったダンス。ちょっとセクシー。麗羅さんが綺麗。踊っていると本当に綺麗。由萌さん、実花さんが上手い、実花さんは歌も上手いしもっと使ってあげたらいいのにと思う。
引き続き紫ひらひら衣装の男役さん登場。またもや香盤通り。今回、衣装もなんかヒラヒラばっかり。高世さん好きそうな衣装?粋なスーツとかなかったね・・・全部ヒラヒラ、歌劇っぽい衣装。

ストーム(長老と若者3人)は、いきなり説教されてて、ナニコレ?と戸惑う。現代っ子に自然が驚異を示すという内容なのだが、彼ら若者3人が何をしたっての?そこがないから、なぜ自然の神(桐生)が若者(楊、真麻、虹架)をいじめるのかわからない。傷ついた小鳥(白藤)を助けてやったら、手のひら返して助けてあげてるし。よくわからん神様だ。この場面、自然ということで栞さんをはじめとするダンサーが激しいダンスを踊っている。だが衣装がいまひとつ・・これしかなかったの?もっとかっこいい衣装があるでしょ?と言いたい。ワカメみたいなのひらひらさせる衣装はかっこよく見えない。もっとすっきりダンスが見られる衣装がいい。
そしてキャスティングといえば、若者の3人。この3人はもう「若者」ではないと思うの。名倉先生は、高世さん桐生さんたち近鉄メンバーしか知らなくて、その下は真麻さん楊さん(悠浦さん)くらいしか覚えてないのでは?と思うほど・・この3人は今だに先生の中では「若手」なんですね。せっかくなら、本当の若者「壱弥、朔矢、椿」くらいで見たかったです。(栞さんはかっこいい自然の風の衣装で)小鳥も、白藤さんではなく、若手の可愛いダンスが上手い子に。実花さんとか思い切って唯城さんとか。絶対に可愛い。私なら白藤さんを神様役にするわ。あの完璧な高笑いが聞きたい!

This is the Moment の黒燕尾のダンスが一番良かった。これぞOSKといえる。見たかったのはこんな感じの激しいダンスなのよ~っていう良い場面。ただ冒頭、高世さんがピアニカを吹いているのには笑いそうになった。なぜにピアニカ?何か思い入れが? もっとかっこいい楽器があるのでは・・サックスとかトランペットとか・・・どうせ録音なら、そういう様になる楽器が良いと思った。ピアニカって・・・小学生じゃないんだから。これも何か思い入れがあるのでしょうか?私はわからなかったので、初見で吹き出しそうになって困りました。
黒燕尾の場面は、栞さんや椿さんといった若手が本当にかっこよく踊っていて嬉しい。楊さんや真麻さんはもう若手じゃなくて中堅でもなくて、主要スターですもん。そういう地位に相応しいダンスを踊っていた。特に楊さん、この公演では貫禄というか品が出てきて、すごくかっこよくなったと思いました。
こういう黒燕尾は、普段の小規模公演ではできないので、男役さんは全員出させてあげたいなあと心から思いました。(松竹座の楽屋の問題だとわかってはいても)

ジーンとする場面から一転して、お姉さま方のカントリーブギ。こちらも香盤順。舞美さんのスタイルは素晴らしいけど、ここは次のラインダンスと一緒にして、中堅娘役の場面でいいと思います。お姉さま(舞美、白藤、遥花、城月)はもっと大人な場面に出てもらって、ここは譲ってほしいところ。麗羅さん実花さん穂香さんをメインに、唯城さんや凛華さん、琴海さんなど若い娘役が可愛く華やかにガンガンに踊ってほしかったなあ~
そしてラインダンス、衣装は可愛らしいけど、振り付けが簡単すぎないでしょうか?OSKの目玉なのに、こんな簡単でいいの?もっと踊れるのに?と思ってしまう。唯城さんが可愛くて(好みなんだな私)。初舞台生にも綺麗な娘役さんがいたと思うけど、誰かわからない・・。これから探そう。

今伝えたいこと、は高世さんのオンステージ。退団公演ならこういう場面があってイイ、あってほしい。退団公演でも「春のおどり」なら、この場面だけでいい、退団を思わせるのは。そういう場面でした。ほんとここだけで十分よ。

ジャストダンスは以前も見たけど、以前のほうが良かった。今回、白服が5人になっていて、(真麻さんへの配慮だとは思うけど)なんだかな・・・前回、真麻さんが3番手の時は全然配慮がなくて真麻さんだけ衣装が白で、ほかの場面も扱いが良かった。楊さん悠浦さんとは差がついていた。でも、今回は配慮だらけで、衣装は常に真麻さんと楊さんが同じなのよね。何それ?という感じ。年次と成績が逆転したらそんなに気遣うなら、成績順の香盤なんて意味がないじゃない?。思い切れないなら、香盤を成績順なんてやめて学年順にしておけば良いのに!と思ったのでした。
ジャストダンスは、一番最初に見た「桜花・高世・桐生」が白3人の時が一番しっくり来てよかった。つまり最初は宛て書きだったからよね。それが崩れたら、「真麻、楊、悠浦」ですればすっきりしたのに(前回。もはやこのトリオも幻だし)。今回は・・もう。いくら良いものでも、合わないメンバーでは感動も減ってしまうということが分かった。同格の3人でやるべし!

フィナーレは、初舞台生10名がピンクのドレスで踊るところから。真ん中の男役さんと思われる方が大変が体格が良くて期待できそう。肩幅が並みじゃない。全劇団員52名中10名が新人というのもすごいなあ・・と思う。どんどん若返っているのね。やはり若手からも抜擢して場面を持たせてあげてほしいわ。
この時、またまた朝香さんと緋波さんがカップルで出てくる。よく出てくる。
そこからパレードで、初舞台生、専科コンビのあとに、香盤準に挨拶。

今回、デュエットダンスがなかった。リフトもなかった。いや1か所、桐生さんが高世さんをリフトしていた。あれだけ・・?と絶句。最後のリフトがあれでいいのか高世さん?相手役が朝香さんかもしれないと覚悟していたデュエットダンス、、まさかそのものがなくなっているとは。ちょっと驚きました。リフトは他の劇団員さんもしていなくて、全然なし。桐生さんだけ。うーんリフトも入れたほうが綺麗なのにね。昔は5組のデュエットダンスにリフトなんて普通に入っていたような気がするのに。そういえば、武生で見た記憶があるよ~大勢リフト。できるのに入れたらいいのに。

こんな具合で、洋物ショーでも高世さん以外に個別に拍手できる場面はなかったと思う。ジャストダンスのラストくらいかな?全員に拍手したの。あとは本当にパレードだけだ。
初舞台生だけの場面でも拍手してあげたかったけど、専科コンビさんがいらっしゃったし。今回高世さんの意向か、高世さんと思い出を共有しているからか、朝香さんと緋波さんの出番がとてもとても多かった。高世さんが退団なさって、高世さんを応援していたお客さんに次からまたOSKを見てもらおうと思ったら、もっと若手の有望株を見せておくほうが良いと思うのですが・・全然見せてもらえなかった。高世さんと桐生さん、専科さんしか場面がなかったのは、どういうこと?と思いました。

和物も洋物も、全部高世さんオンステージだったので、私は大変物足りなくて不完全燃焼。これは「春のおどり」じゃないや~と思ったのでした。
で。千秋楽には1部2部の高世さんサヨナラショー内容のショーのあと、さらに本当のサヨナラショーがあった。
こちらは以前桜花さんのサヨナラショーを見たので、ご本人が歌うだけだなってのは知っていたので覚悟していた。(もはや覚悟になってるよ私→高世さんは好きだけど、ここまでオンステージだとちょと・・出ずっぱりのファイナルライブもやったじゃないの?と思ってしまうのだわ~心狭くてごめんなさい。)


サヨナラショー
高世麻央オンステージが続く。さらに歌う。お披露目の時の曲も、ディナーショーで作った曲も、全部聞いた。高世さんのために作られた曲は全部聞けたのではないか?と思えるほどステージをクリアした気分。全員で歌うのは1曲のみ。角座チームとお休みチームも集合。52名の団員のうち51名がそろった(高世さんが「いろいろ乗り越え、今52名に増えました!」とおっしゃったので、数えた。そしたら51人だったの)。悠浦さんだけ病欠か。ほんの10分、立っているだけも無理なのか・・と暗い気分。ここにも出られないとは、先が見えなくなったね。
後ろでは翼さんがかなりはじけていた。松竹座に出たかったんだろうな~って思う。2年連続だもんね、外れているの。京我くんも嬉しそう。京我さんて平安貴族みたいな顔しているから、1幕の平安ショーに合いそうなのに・・とかいらんことを思いつつ見ていました。天輝さんと登堂さんが凛々しく綺麗な男役姿を見せてくれて嬉しい。この二人は華やかだ。
全員の顔を見ながら階段を下りてくる高世さんが嬉しそうで、それは良かった。
11時の部のサヨナラショーは青いバラのカスケード、15時の部は赤いバラの花束。どちらも大変お似合いでした。階段上からひとりひとりの顔を見ながら降りてきて。松竹座でお披露目して、松竹座で退団公演して、思い残すことなく、幸せだったんだろうなあとしみじみしました。
最後の最後は、右手に楊さんの首をガシッと抱えて(ほんとに抱えてた)、左から桐生さんにグイっと抱えられ、劇団員みんなにギュッとされて、幸せそうな笑顔を見せてもらいました。階段後ろからは、下級生が気持ちだけでもって感じでギュッとしてたけど、感無量にはじけている翼さんの金髪が大変目立ってピヨピヨしていた。

高世さんは思い残すことのない千秋楽だっただろうなあと思いました。劇団存亡の危機を乗り越え、劇団を引き継いできた良いトップさんだたったと思います。
ただ最初から最後まで高世麻央オンステージでした。退団公演なのはわかってるけど、「春のおどり」らしさも欲しかったなあ~と私は思います。高世さんが「後世に残り引き継いでいく場面」を作っても良かったのに、何年かのちに再演して「あれは高世麻央退団公演が初演の〇〇って場面」といわれるようなものを残していってほしかった。この公演、過去ばかり見ていたような気がして、残念。


華やかな客席
そうそう、22日に見たときは、客席が大変華やかでした。宝塚雪組さんが観劇にいらしてたんですね~私の席からは朝美絢さんが見えて、ついつい見てしまいましたがオフでもすごい美人。真彩さんもいましたし、友人は望海さんと彩凪さんを見た!と騒いでいた。彩凪さんはOSKの公演ではよくお見掛けする。たくさんいらしていたようだ。見損ねた・・!
27日の昼の部は、先斗町の綺麗どころがずらりと並んでいて、これまた超華やか。鴨川をどりも見たけど、感想書いてないや。やはりプロのお姐さんの着物姿は違いますね。きりりと華やかで圧倒される。


という感じ。私的には、最近のOSKは(私の好みからは)外れてばかり・・・高世さんはお披露目の2015年の道頓堀100周年な山村友五郎氏の和物ショーと、荻田浩一先生の「Stormy Weather」が一番好き、OSKの松竹座公演で一番好き。またあんな感じの、適材適所で若手までみんなに見せ場あって、OSKらしい息ができないほどのダンスシーンがあるショーが見たいです。


出演者】高世麻央・桐生麻耶・楊 琳・真麻里都・虹架路万・舞美りら・白藤麗華・愛瀬光・遥花ここ・華月奏・ 城月れい・麗羅リコ・実花もも・栞さな・桃葉ひらり・由萌ななほ・穂香めぐみ・りつき杏都・朔矢しゅう・壱弥ゆう・結菜ほのり・椿りょう・唯城ありす・雅晴日・羽那舞・凜華あい・琴海沙羅・紫咲心那
<特別専科>朝香櫻子・緋波亜紀
<94期初舞台生>叶望 鈴・依吹圭夏・純果こころ・有絢まこ・水葉紗衣・瀧登有真・涼乃あゆ、優奈 澪・知颯かなで・せいら純翔

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えり

えりあさん、ずっとずっと以前に月組バウ公演『アルカディア』の折にコメントさせて頂いたえりと申します。えりあさんのブログはいつも楽しみに拝読しております。久しぶりにコメントさせて頂きたくて書いています。
私もこのOSKの高世さん退団公演縁あって観にいけました。日本物の桐生さんの「釣女」や、洋物の桐生さんと楊さん真麻さんたちの「ストーム」は、私もなんだかな~?と思いました~。ショー(レビュー)で台詞が入るのがあまり好きじゃないのもあるのですが。
ただ、私はトップスターさんの退団公演は基本的にトップさんのサヨナラ公演で良いと思っている派なので、気にならなかったんですが、これ賛否分かれるだろうなぁ…が1番の感想でしたから、えりあさんのブログを拝見してやっぱり!と思いました。正直、肯定派の私でさえも、この後に千秋楽日だけの「サヨナラショー」って何をやるんだろう??と思ったくらいで「これまでの主題歌を延々歌うだけなんだろうな」と想像したので、それもまたやっぱり!でした。
高世さんはOSKのトップさんとしてはわりと短めの任期で退団されるように思いますが、100周年に向けての劇団構想や、存続の会経験者で同士的なお気持ちだろう桐生さんのこととか、色々考えて今退団なんだろうな…と勝手に拝察しています。とにかくお疲れ様でした。ありがとうございました。なんですが、ただ何しろ悠浦さんの休演がとてもとても心配で。千秋楽に花束ぐらいは持ってきてくださることをすごく期待していましたが、お姿もなしというのが。宝塚ファンの人をOSKに誘うと、ほとんど8割くらいの格率で悠浦さんを気にする、っていうくらいの方だけに、1日も早くせめてお声だけでも、ブログの文字だけでも、何か発信があると良いのですが……

真麻さんもまさかの退団で、楊さんがしっかりしているのと、華月さん、翼さんと育ってきているけれど、100周年まで、そしてその後もOSKさんにも頑張って欲しいので、気が気じゃないです。

同じ日程で観た花組バウホール公演の方は私全然ダメで、えりあさんとこちらも意見が分かれたのですが、でも何が凄いって同じ意見ではない時でさえも、えりあさんのブログは、ふむふむ成程~と思わせてくださることです。これからも楽しみに拝読に参りますね!長くなってごめんなさい。気温が安定しないのでご自愛くださいね☆

by えり (2018-05-30 22:40) 

えりあ

えりさん

長文コメントありがとうございます。トップさん退団公演、さよなら色はある程度はいいと思いますし、逆に無いと寂しいです~。でも年に1回しかない大きな劇場での公演・・それをほぼ全場面退団色にするのはどうかな~?と制作側への疑問点ですね。
たぶん高世さんは「こういうのも入れたい」とかいろいろ意見を出されたと思うのですが、それを全部通ってしまった!?という感じ?ブレーンストーミングのつもりが全部入ってて高世さんもびっくりなのでは?などと思ってみたり・・劇団員全員で公演したいとおっしゃてたそうだし、若手に見せ場を作ることに反対されないと思うのですが・・これが「忖度」ってものかな~とか思いました(笑)
直前に「ファイナルライブ」があり、ライブのコンセプトが「全場面、高世さんが出る」だったので、まさか「春のおどり」も同じコンセプトとは・・・と私は否定派です(笑)

OSK初見の方には、高世さんと桐生さんしかスターがいないみたいに見えたらもったいないわ~楊さん真麻さんも頼もしいのに。もうひとりの、今回休演の悠浦さんはサヨナラショーにもいなくて・・もともと体が丈夫じゃない方なのかな?と思ってましたし、高世さん退団で役割が大きくなる時に休演とは心配ですね。じっくり養生して、しばらく出番少な目でいいからゆっくり戻ってほしいですね。
ともあれ、下からいっぱい育ってきているし、100周年を超えてさらに大きな劇団になってほしいと願ってます。

ブログ楽しんでいただいているようで、嬉しいです~また違う意見コメントに書いてください。私も読みたいです!
お気遣いありがとうございます。

by えりあ (2018-05-30 23:14) 

こんにちは

えりあ様
いつも楽しくブログ拝見しています。ありがとうございます。
今年の春のおどりは、今までのワクワク、ドキドキが感じられず、高世さんの退団公演なのにと思うとさらに残念さがつのりました。
なにごとも過ぎたるは及ばざる・・・・ですね。

>高世さんが「後世に残り引き継いでいく場面」を作っても良かったのに、何年かのちに再演して「あれは高世麻央退団公演が初演の〇〇って場面」といわれるようなものを残していってほしかった

まさしく同じことを考えていました。
ジャストダンスに代わるこれぞOSKと言われるような場面を残してほしかったですね。ジャストダンスはしばらく封印で。
それに退団公演だからこそ、若手の抜擢をしてほしかったです。未来への希望が感じられる抜擢が。

私も千秋楽を見ていたのですが、真麻さんへの大きな拍手に涙しました。餞というより、どうしてやめちゃうの?というファンの悲鳴のように私には感じられました。
by こんにちは (2018-06-05 17:17) 

えりあ

共感いただきありがとうございます。高世さん退団でそういう場面は当然で、感慨もあるのだけど、あまりに続くとなんだか・・・と劇場では言えない事を書いてしまいました。未来を感じる場面が無かったのは本当に残念でしたわ。

真麻さんへの拍手、餞の拍手ができる場面がなくて余計「これで最後にしないで(やめるのやめて)」ってファンの方は思ったでしょうね。松竹座がこれで最後は本当に残念。「My Dear」を見に行かなくては!という気分になりました。
by えりあ (2018-06-05 23:12) 

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