OSK in オセイリュウ 楊さんバージョン2回目

OSK オセイリュウ 楊淋 主演　「SOL FANTSTKCA」
2014年3月のある日


前回「誕生日に行って、出演者に祝ってもらい、ショーの記憶が飛んだ」と書きました。
やはりもう一度ちゃんとショーを見るべきだろうと思い、もう一度行きました（笑）
今度はショーの感想を書きます！（でもプログラムもないから記憶頼りなのでアヤシイ）

楊淋　主演　「SOL FANTSTKCA」
【出演者】楊 琳・舞美りら・遥花ここ・榊 紫之・星南ゆり・美月あんじゅ・千咲 えみ


幕開きはオレンジと黒の衣装で華やかにスタート。イキナリ拍手でノリノリになる。
このとき「特にファンじゃないけど、食事のついでに来ました」風の男性客に対して
有無を言わさぬキラキラ笑顔でショーの世界に引っ張り込む技はさすがだ。
どうみても会食がメインの男性テーブル（男性のみ複数で後方）とかに、客席降りで
丁寧に笑顔を振りまく。・・・普通の人なら堕ちる。少なくとも、雰囲気に呑まれる。
楊さんはもちろん、可愛い娘役、綺麗な娘役がキラキラ笑顔で近寄ってくるのだ。
幕開き冒頭、客の心を鷲づかみですな。私も捕まれましたが、何か？って感じだ（笑）

引き続き、今日も誕生日の人が2名居た。やはりお客さんも味をしめてるに違いない。
私だって、最初に来たときにバースディを遣ってもらっている人を見て、「私も！！」と
思ったのだ。誰だって誕生日が待ち遠しく嬉しくなるに違いない時間だもの。
そして私と同じように、囲まれてオタオタする誕生日の主役をみて、笑いが毀れる。
「ふふ・・分かるわ、その気持ち。頭ん中吹っ飛ぶでしょ？」って声かけたかった。

続いてダンスの見せ場。黒と白の衣装で激しく踊る。これがまたダンスのＯＳＫを
堪能させてくれる場面だ。舞美さんすげー！
次は可愛いアメリカンなポップな衣装の娘役たちが歌い踊る。オールドアメリカンな
ミュージカルナンバーが懐かしい。レトロチックで可愛いのだわ。
私はどうやら『美月あんじゅ』さんのお顔が好みのタイプだった。やたら目に入る。
大人っぽい美人が好きなのかもしれない。

待ってましたの中華な場面。楊さんがロングのストレートヘアーに忠かな長衿の衣装で
登場。娘役さんはチャイナドレスに大きな扇。楊さんは半月刀？のような剣を持って。
この場面が、とても幻想的で美しかった。1900年代の上海って感じかしら（適当）。
楊さんの中華衣装での中華ダンスを見ていると、「楊さん主演の中華モノ見てみたい～」
とか思ってしまいました。

中華に続いて娘役さんの腹も露なアラビア衣装での踊り。エキゾチックでよろしい。
中国からさらに西ですな。うん、唐の時代モノでもいいなあ・・などと思う。
しかし皆様見事な腹筋ですな。感動的ですわ。

白い衣装（レビュー定番の衣装だ）で王子様な楊さん登場。
踊る楊さん舞美さんの横で遥花さんが歌うのだが、すごいドスの聞いた美声で驚いた。
こういうのがイイね～今回いろいろな場面があったけど、この形式が一番納得。
楊さん、歌は・・下手ではないけど聴かせるタイプではないと思うし、
ダンスもバシバシキレッキレに踊るというより娘役と組んで優雅に踊るほうが似合う。
だから、聴かせる娘役さんに歌ってもらい、踊れる娘役さんと踊るのが、見たい。
そういうのがよく分かる場面だった。

最後は全員白衣装で優雅に舞う。楊さんに似合うし、ああレビューを見たな～と
満足のいく場面だ。
これで終わりかと思ったら！なんとフィナーレの挨拶のためだけに楊さんがお着替え。
指し色入りの豪華な黒燕尾は、挨拶のためだけに？・・・似合ってるが、すごい・・。


3ヶ月続いた楊さん主演のオセイリュウも3月で終了。いまは週2回らしい。
来月からは5月の松竹座「春のおどり」のお稽古に入るらしく、オセイリュウのショーは
無くなるとのこと。「春のおどり」はＯＳＫ全員出演の大事な大舞台だもんね。
楊さんがＭＣで次の公演を紹介するのだが、松竹座の「春のおどり」が5月15日～25日と
おっしゃったので「そりゃ『初夏のおどり』では・・・？」と心の中で突っ込んだ。
まあ春でも初夏でもいいや、ＯＳＫのショーが見れるなら行くわ！！！と心の中で誓った。
今度は桜花さんの退団公演だもんね・・・春は別れの季節、『春のおどり』でいい。
そう思いつつ、今日は冷静に帰宅。電車の乗り間違いもなかったよ（笑）