SSブログ

夏休み親子文楽「舌切雀」 [観劇感想(その他)]

2011年8月3日(水)
文楽「舌切り雀」 
11時 11列上手 


暑い日が続くけど、毎年恒例の「親子文楽」へ行ってきました。
今年はバレエ教室が一緒だったお友達親子とご一緒です。
文楽劇場、去年がめちゃくちゃ寒かったので、今年は警戒していたら、
それほどでもなく。まあ、普通にクーラーきいてました。節電?
今回は、3本立て。
いつもは解説+お話だけど、今年は解説前に「まずは1幕」でした。



<日高川入相花王>
安珍と清姫の話。タイトル見ただけでは分からない。でも義太夫さんが解説してくれて
子どもにも分かりやすく(ポケモンにたとえて)あらすじを説明してくださった。
おかげで子どもにもばっちり筋はわかった・・はず。一場面抜き出しなので
そこは辛いですが。大蛇へのはや代わりがお見事。

<文楽へのご案内>
うーん、毎年これ爆笑の連続でとても楽しいんですが。
今年のトーク担当は下手っぴでした。台本どおり読んでるだけ。
これじゃ子どもは飽きる。解説の方は見事だったので適材適所をお願いしたい。

<舌切雀>
またまたあらすじ解説あり。この義太夫のオジサマ面白い。
知ってる話だと思ってたけど。見てるとなんか違う・・?
こういう話だっけ・・? 
登場人物のこのおじいさんさ。
いい人設定だけど、実は・・と思うのは私が腹黒い主婦だから?
善人ゆえに外にいい顔して、妻や家のことには配慮しない人なのでは。
だから妻怒るみたいな。邪推しすぎかしら。
おばあさんにも50年分の言い分ありそう。ちゃんと雀に手加減してるしね。
なんかすっきりしないストーリー展開でした。
ラスト雀の総踊りは圧巻で、黒子うじゃじゃ(笑)空にも3羽とんでるし。
宙乗りが見事でした。



子どもたちは・・・うちの子は観劇は慣れているので、平気でしたが
(退屈なお芝居も慣れてるし平気。正塚芝居(?)も何度もみてるし、
宝塚で観劇態度悪いと非難轟々出入り禁止だからそのあたりは大丈夫なんだわ。)
お友達は観劇慣れしてないようで・・だめだこりゃ~の退屈モード全開。
まあ客席にはそんな子いっぱいでしたが。
舌切り雀自体は、ストーリーは納得いかなかったけど、なかなか絢爛豪華。
宙乗りあったし、退屈しないと思ったのに。
帰りに聞くと、「ほんとにポケモンの人形でやってくれたらいいのに」と言ってた。
そろそろそういう創作文楽があってもいいのかもしれん。

帰りにお友達と企業家ミュージアム(堺筋本町)へ。
ほとんど貸切だったし、案内のおじさまが暇そうで、子ふたりを案内してくれたので
親も見学し、あとはゆっくりまったりと閲覧コーナーでくつろぐ。
結構勉強になるなあ。大学生が卒論資料に使えそうなのがいっぱいあって。
私は楽しかった。が子どもはやはり。「KOKUYO」の新製品で遊んでた。
そんなもんだな、まだ4年生。

今日は何が一番楽しかった?と聞くと「お友達とDSして遊んだこと」だとさ。
もうどこにも連れて行ってやるもんか!と思うのだった。



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。