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宝塚雪組「黒い瞳/ROCK ON」梅田2日目至近距離! [観劇感想(宝塚)]

宝塚雪組「黒い瞳/ROCK ON!」
梅田芸術劇場 4月30日(土) 16時公演 1階前方下手端  



今日こそが本命の観劇日。
昨日のは子供が行きたいというので追加手配した2階席。
今日の16時公演は子供が留守の時間帯。前々から狙っていた(フフフ)。
早々にチケットを手配していた。そうー端っこだけど、めちゃ前方席。
もう二度とないかも。。。

いやー最高でした。
オペラグラス要らないし、表情ばっちり。お芝居は、コサックの方々が
かなり舞台の下方にいる振りが多いから(屈んだりね)おもいっきり堪能。
ショーは言わずもがな。客席参加型のショーだって聞いたけど、
この席では、巻き込まれないはずがない・・・もうどうにでもしてっ!(な心境)

端っこなので、音響装置が近すぎて歌が聞き取りにくい人も居たけど
主要メンバーの声は(音月さんと未涼さん、沙央さんは声が良く通るんだわ)
綺麗に聞こえた。やっぱり凄いね。
あまりに前方席ゆえ、ショーは始まる前から座席で緊張してしました。ドキドキ。
もう夢中。熱中。熱狂?! 久々にドキドキなトキメキを味わった。
最後までドキドキが取れなくて、途中何度かドキッッ――!とさせてもらい、
昔と違って年だから心臓止まったらどうしようって~(キャ~;←アホですね)
いま検査したら確実に血圧も脈拍も心電図もアウトかもしれん。
それでも悔いなし!!!と断言できる(笑)

前方席ならではの見所ってか見たところを下に、舞い上がったまま書き散らし。

「黒い瞳」

雪の精の踊りが素晴らしく美しいのが堪能できた。衣装も優美で好きだ。
一人とってもとっても上手な人が居た。目で追ってしまった。誰かわからないけど・・。

マーシャ可愛い。マーシャ舞羽さんもダンスの人なんだ!って思った。軽やか。
ニコライが一目ぼれするのが納得できるわ。この人の声、可愛くて好き。
娘役らしい声というか、キャンキャンしてなくて、透明感があって聞きやすい。
歌も急速に上達して上手になってるし、娘役トップになってくれて嬉しい。

コサックさんたちでは、フロブーシャの朝風れいさんが、結構どまん前に来て。
すごっ綺麗! 見なきゃ悪いし・・というより目が離れない。
前回は卯城さんだっけ?ベロボロードフ真山さんと腹黒親父コンビだったような。
今回は二人とも若い印象。特にフロブーシャ。若くてカッコいいじゃない。
前回もザルービン&トマーノフより、ベロボロードフ&フロブーシャのほうが
台詞多いし、いい役じゃないの・・と思ってたんだが。今回見て改めて。
やっぱりそうなんだ―――!と思った。今頃絶叫しても・・だけど(なんか悔しくて)。
特に下手に立ち位置の多いフロブーシャさんが、私のまん前でした。
しかもこっち睨んでくれるから。綺麗だし~ぽーッと見てました。
さすがにこの状況では、立ち位置上手が多いザルービンは見れなかった(笑)

そうそう女帝陛下。美人ですね。あの白い鬘が似合うとは>晴華さん。
しかしちょっと優しすぎかな?と思う言い回しもあり。結構厳しい性格のはずよね。

プガチョフ皇帝陛下。やっぱりかっこええわ・・。声いい。こんな声も素敵。
昨日予習?したから、今日はばっちり。・・初登場の髭面の浮浪者もいいかも。
(ふと、メランコリックジゴロのフォンダリが見たい・・と思ったり。)
今回前席だったのでよく分かったけど、やっぱり手の表情がすごいな>未涼さんって。
プガチョフの手なんだ。
最初にニコライと出会う場面は労働者風のごつごつした手。
皇帝になってニコライに手を差し出すときは、指をそろえた優雅な手。
次に握手するときは、友だち風に自然に出た感じの手。
橇に乗っているときも、話の展開に合わせて手が動いてて感情表現してる。
つかまった後拘束されてからの指が開いて怒りの手。
なにやら手でいろいろ語ってるような。
深読みかもしれないけど、目に付いた。
(私は未涼さんの手の表現が好きだから、つい注目してたかもしれんけど。)
プガチョフ皇帝は赤の衣装と黒の衣装あるけど、やっぱり黒のほうが似合う。
あの毛皮の帽子&コートも似合ってた。今後は軍服も着てみて欲しい。
(は!「追憶のバルセロナ」見たい。音月フランシスコ&未涼アントニオで!
早霧さんは朝海さんがやったジプシーの役似合いそうだし。いいかも?)

ニコライ音月さん。音が響きすぎる中(機械が近すぎて)一番綺麗に声が聞こえた。
やっぱりいい声。明るく可愛いという表現がぴったりのスターですよね。
今回「光&陽」の音月さんと「陰&月」の未涼さんが組んだけど、それぞれの
持ち味に役が嵌って、凄く相性が良いと思う。初演以上の感動を与えてくれたのも、
役者の持ち味にあった配役の効果も大きいと思った。

ニコライが可愛くて可愛くて。サヴェリーチじゃないけど、放っておけない。
もう付いて回って守ってあげたい!きゅん って感じ(恥)。 
最初に要塞に着任したときに、シヴァーブリンに
「従僕付きでご任官(嘲笑)」とからかわれるけど、
あれはニコライの純粋で可愛い、ある意味子供なところを嘲ってるのかも?(一目で見抜くとは;笑)
真琴ニコライは一癖ありそうな感じがしたから、金持ちに対する嫌味だと思った。
だってあの笑顔、可愛すぎ!!!要塞のご夫人方のアイドルに違いない(断定)。
決闘の場面も、真琴ニコライはサヴェリーチが邪魔しなければ、
結構いい勝負になったんでは?と思ったけど、
音月ニコライは、どうみても絶対に勝てそうに無かった(ごめん)
あとサヴェリーチとの体格差もあるね。今回のサヴェリーチ大きいし。
ニコライぼっちゃんを守ってあげられそうなんだもん。

あとは要塞のセルゲイエフ少尉(詩風 翠)がいい味を出していて。
前回の名城さんと似た感じだけど、名城セルゲイエフより強そう。
大尉からみて頼りがいもあるみたいだし。この役はコレがいい。

パラーシカ(沙月 愛奈)は気が強く、期待通り。サヴェリーチとコンビみたい。
前回はもっとマクシームチとの関係があったと思うんだけど・・
あと時間の関係か、ニコライとの対決場面のタメが少ないよーな。葛藤が見たい名場面なのに。
ここは樹理マクシームチが絶品だったんで、要求レベルが高くなってるかも知れない。
マクシームチもコサックで指折りのいい役なんだよ・・くぅ~。

2日でほぼ全員について語ったかな。
いい作品だ。いいキャストだ。
何度でも見に行きたい。。。。つい幕間に明日のチケット買ってしまった(^^;)



「ROCK ON!」

ドキドキしながら開演を待つなんて、何年ぶりでしょう・・・
熱烈ファン時代でもこんな良い席に座ったのは数えるほどだもの。

プロローグで下手端っこまできた未涼さんに指差ししてもらい(思い込みでもいいの)
客席降りの音月さんが目の前に立って笑いかけてくれ(自己満足の世界かも)
かなり美味しい席だった。もう今日の思い出を胸に生きていけます!ってほど。

ショーではやっぱり未涼さんばっかり見てしまうからか、かなりこっちを見てくれた
・・ような気がした(いいんだ、そう思ってると気分いいから)
踊ってるときでも、手が綺麗なんだ。そんで背中の表情も綺麗なの。
(私は背中で芝居できる人に落ちる確率が大変高い)
ラストのパレードは下手先頭だから、かなり端っこまで来てくれ、
下(客席)に向かって笑ってくれるんだよ~もう完全に陥落したわ私。
(「ル・パラディ」で壮さんにやられた以上の衝撃だ。あの瞬間も鮮明に思い出せる!
また花組見にいかなくては。壮さんの「カナリア」もめちゃ楽しみ)

プロローグとフィナーレは下手だったけど、あとは上手が多かったので首が痛かった。
もちろんまん前に人が居るときはそちらを見てましたよ~
でも下級生の方はあまり客に衝撃を与えてくれない。沙央さんは結構視線くれたような。
音月さんは、あの満面の笑顔でニコッてされると、きゃあ~♪となる。 
未涼さんのあの視線にはドキ―ッッ!。違いが分かるかしら(笑)

あと男役の耽美な場面。近くで見るとやっぱり赤面するわ。
「誰だあれ考えたのは?!」「きゃあああああ」「ちょっ!おい!」って感じです。
(花ルパラディのときは「もう~いや~~ん、ちょっとぉ や・り・す・ぎ、あ~ら~?」
っていう感じ。男たらし(真飛さん)の上に女王(壮様)が君臨していたから?
だからそれほど「イケナイものを見てしまった感」がなかったのか。
―――私の文章表現力、すごい低いですね・・・)

あとラテンの場面。「クンバンチェロ」はやっぱり安蘭さんの声が忘れられない。
何の公演か忘れたけど、雪3兄弟時代。あれを期待してはいけないと思うのだけど
それでもあの曲を聴くと、条件反射であの声が脳内に蘇る。
お願い、ガンバって!>咲奈&凛城コンビへ←煌羽さんでした。ごめんなさい

ピアノの場面。ピアノの精の足が!なんて美脚! ずっと脚ばっか見てました・・
脚に見とれ、うっかり真ん中を見逃してしまった。こんなこと花總さん以来かも。
下から見上げると、素晴らしい脚なの。2階から見るのと違う。きれー!

「ラ・ヴィータ」の場面、音月さんが娘役さんに囲まれて踊り、未涼さんが歌う。
あれ歌詞が素敵ですね(場面にあってるかどうかは知らんが)
こここそ、もっと二人で踊ってくださいな、と思った。耽美ではなく端正に。

フィナーレ。やっぱり大きな羽を背負った未涼さんの姿に釘付け。
しっかり目に焼き付けておかなくては。
銀橋のあるはずの場面、一番端っこの端まで来てくれて嬉しかった。
ありがとう。このトキメキをありがとう、感謝です。
あなたのおかげで、私かなり若返りました(多分)あ~幸せ~
(先週の人間ドックの結果は異常なかったから、まだまだOK!ドキドキしたい。)
また雪組も見る。絶対に見るね。
昔みたいに熱血ファン活動はできないけど、楽しみ・・というか、働き甲斐が出来て嬉しい。
頑張って働いて見に行こうと思える。


今日はDVD撮影日だった。これがまた見れるのね。絶対に買うわ。
しかし・・・ぽ~っとした私が映ってるかもしれないのがコワイ。隠密行動だったのに。

DVDにはご当地紹介は入るのかしら?
組長が紹介するんだけど、いきなり名前忘れて時が止まった(^^;)
未涼さんは最後に紹介され、今日はとってもカッコよくキザってました。
だから!(組長にはごめんだけど)
ぜひぜひご当地紹介の最後まで、音月さんのしっかりした挨拶まで入れて欲しいです。

ああ、楽しかった。
たった3日間と理由をつけて。明日も見に行こう。こっそり。
子供はおばあちゃん家に遊びに行かせる。準備万端。



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コメント 2

ひろ

はじめまして^^
私も今回の雪組黒い瞳に嵌りまくってしまったので
えりあ様の言葉にそうそうっと反応しまくりでした。
私も観劇した日追加公演を買ってしまった口です。

音月&未涼の持ち味真逆 
しかも実力が高いレベルで拮抗した二人が対峙するからこその
見応えなんだと思いました。

音月さんは限りなく白く純粋でだけど貴族としての芯をしっかり持った
ニコライをきらきら感満載で演じ
未涼さんは人の闇を知りゆいた黒さを持つやはり信念をもった人間味あふれるプガチョフを色気たっぷりで演じられ
本当に見応えがありました。
お二人とも演技巧者だし歌うまだし 素晴らしいですね。
そりの場面は本当に鳥肌ものでした。
あの場面見るためだけにでも通えます。

マーシャ役の舞羽さんも可愛らしくて ダンスもお上手で
音月さんとの場面は ああこのカップル素敵と
本気で(ここ重要です)思わせてくれました。

ショーもノリノリで楽しませてもらいました。
音月さんの華は半端ないですね。
そして未涼さんの色気 えりあ様が嵌るのもわかります。

今まで雪組は一番縁遠い組でしたが
こんなに歌のレベルの高い組があったんですね。
目が離せない組となりました。
by ひろ (2011-05-01 14:34) 

えりあ

ひろ様!!

コメントありがとうございます。
いただいた熱いコメントを読んで、私も「そうそうなの!」と
相槌打ってしまいました。おっしゃるとおり!
ひろ様とお話したいくらいです~(笑)

さっき3回目の観劇から帰ってきました。
またこれから3日目の感想を書きますが
(毎日よく書くなあと自分でも思います)
本当に素晴らしい舞台でしたよね。

私も最近の雪組はあまり縁のない組でした。
でもロミジュリとこの公演で認識が変わり、これからは大注目。
(脚本がよければ)通いたい組になりました。
素晴らしい役者が揃っているのだから、ぜひとも役者の持ち味に
あった役と上質な脚本を書いて欲しいです。

いま嵌りまくってますので(笑)またきっと書き散らすと思います。
よかったらまたコメントくださいませ。
共感してくださる方が居ると分かって、とっても嬉しかったです!
ありがとうございました。

by えりあ (2011-05-01 18:15) 

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