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松竹座「壽初春大歌舞伎」 [観劇感想(その他)]

松竹座「壽初春大歌舞伎」 2011年1月16日(日)16時 1階18列上手


久々の歌舞伎です。大阪に染五郎さんが来るというので、行ってきました。
私は派手なミュージカルが好きなので、歌舞伎はそれほど好きじゃなかったんですが、
今回は演目が興味を惹いた。「明智小五郎と人間豹」だって。しかも幸四郎&染五郎。

最初の2つは古典的な演目で、はっきり言うと、2つ目は半分寝てました(ごめんなさい)。
でも!3つ目の

「江戸宵闇妖鉤爪(えどのやみあやしのかぎづめ)─明智小五郎と人間豹─」

は面白かった。
退屈しないどころか、ところどころの歌舞伎調子の言い回しが気になるくらい?、
現代風でストーリーもはっきりしていて、舞台に入り込めた。
かなり練ってあるメッセージ性の強い脚本が良くて、火薬を使う演出が凝ってて。
乞食さんたちのダンスもあり、「ここ歌って!!」と思ったくらい(笑)。
ラストに向けて情感たっぷりに盛り上がった。
ちょっと「いのうえ歌舞伎」風かも。3時間あればできそう?

今回お席が良くて、花道のすぐ横だったので、いろいろと見られて感激。
最後の宙乗りは最高!
1階後方席だったので、どこまで飛んでいって消えたのかが見えなかったのが残念。
3階席なら見えたのだろうな・・と初めて1階席にも見えないところがあることに気づいた。
いつも3階の後ろだもんね。

いや行ってよかった。めちゃくちゃ寒い日でしたが、出かけ甲斐があった。






ここから観劇感想というか・・・な雑文。

開演までに時間があったので、劇場正面の喫茶店に行きました。
ここって、10数年前、夫と結婚前によく行った喫茶店なんだけど、
まだやってた!!驚いた。
懐かしくて、個人的になんだかほっこり。


あと、歌舞伎素人の感想なので、恐縮ですが。

・・・娘役がいないの? 女役はやっぱり年季が必要だから?
結構年増のお姉さんしかいなかった・・ヒロイン、ほとんど全部、扇雀さんではないですか。
明智夫人のお文さんくらいならOKですが、最初のお甲さん(少女?)は無理が。
娘役さんが少なすぎて違和感。もっと若い綺麗なお嬢さんはいないのかなあ。
染五郎さんはかっこいい!!すごく素敵だ。だが相手役がおばさんでは夢が見れない。
もっと若い美人に相手役をして欲しいと思う(扇雀さんがだめってわけじゃないけど。
幸四郎さんとは似合っていたのでいいんですが、染五郎さんとだと、
なんかすごい年上のお姉さんに見えてしまい残念だったのだ>ラブシーン)

というわけで、宝塚の男役を愛する私としては歌舞伎の娘役にも興味があり、
今日はちょいと残念だったわけ。やっぱり客は女が多いから、歌舞伎も男役中心なのかなあ。
どこでも男中心なんですね。染五郎さん、かっこよかった・・
後ろのおばあちゃんたちも「きゃー♪」って言ってた。いくつになってもカッコいい男は好きなんだ。
私も90になっても「きゃー♪すてき♪」とか言いそうだな。


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