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タカラヅカスペシャル2010 [観劇感想(宝塚)]

010年12月18日(土)梅田芸術劇場
「タカラヅカスペシャル2010 FOREVER TAKARAZUKA」14時 1階10列上手サブセンター

「タカラヅカスペシャル2010」(三木・中村A&B)

友の会で当たったので行ってきました。
こういうスペシャルものは何年振りでしょう!(成瀬さん最後のTCA以来だ)。
たまーにこういうチケットが当たるので、止められない>友の会
クリスマス色は少なめで、タカラヅカのお祭りな雰囲気が味わえて楽しかった!


今回は花・月の一部、雪、宙の大勢、そして轟さまというメンバー。
月の主要メンバーと星がまるまる欠けているけど、それなりに豪華。

各組1年を振り返る企画(面白かった)と、タカラヅカ海外公演の歴史メドレーという雰囲気。
時間が短かったけど、スペシャルなので了解。
でも昔はもっと各組メンバーをばらばらに組み合わせる場面があったのになあと思う。
組替えがこんなに多くなかった時代は、その意外性が楽しかったのだけど、
今じゃ「わ~なつかしい並び」って感じ。

あと完全欠席の星に対するコメントや、欠席の月トップに関するコメントが一切無かったのが
ちょっと気になる。かつてはスペシャルに出れない組(東京公演中とか)は、ビデオでメッセージが
来てたりして、とりあえず5組います!というスタンスを取っていた。
が、昨日はまるで星が存在しないよう。
轟さんがいるので「トップ4人」で、なんとなく納得してしまってたけど・・・。
MCなんかでもちょっと触れて欲しかったなあ。

年末スペシャルで各組のパロディがとっても楽しかった。
花が秀逸。宙もよく練られたネタ。
雪は新トップの大劇場公演前だから、あのくらいでOKとしておく。
月が少人数ゆえか内容が歌しかないからか、見劣りしたのが残念。
やっぱり5組でこの1部(年間公演パロディ)だけでも、やって欲しい!!!と思った。
それだけでも1万出す。


面白かったパロディね。忘れないように書いておく。ネタばれ注意。



花「EXCITER! 虞美人」
虞美人のラスト近くのシーンからEXCITERというシンプル構造だけど、
よくこの場面をくっつけたなあと。
まじめに苦悩の歌を歌う劉邦(壮)さんと、真剣な口調で「ニセ虞美人を使って、
項羽をチェンジボックスへ」と提案する韓信(愛音)さんに笑った。
確かに項羽をMr.YOUにすれば勝てる。楽勝だ。
張良先生はソルフェリーノで看護婦に転職してしまったので、こちらも偽者だったが、
ニセ張良先生の作戦は、素晴らしく効果を挙げたが、一瞬だった。読み甘かったのか、残念。
そしてMr.項羽もすごい。あの衣装でもMr,YOUだ!!!>パンダとめがねと前髪。すぐ取れた。
項羽と劉邦の衣装で(他の人はEXCITERな衣装で)EXCITERを歌い踊る二人に感動した。
こういう衣装のギャップがお祭りらしくて、たまらん!


雪は「ロジェの夜明け」
ストーリーは「ロジェを探して」だったような。
リオン(音月)がスーツ姿でかっこよく、普通な感じスタンバイ。
この場面のメインは「看護婦さん’S」でしょう。
新入りの看護婦長?(未涼)や力技担当看護婦(緒月)、美人ナース(早霧)が必見。
出てきた瞬間、巨大ナースに笑いが起こる。いやー緒月さんすごい! 
未涼さんのソルフェリーノはさすがの歌声。早霧さんままじめに美人看護婦だし。
彼女らに振り回されるリオンさん。動じないナースとおたおたリオンが笑える。
同じイタリアつながりで、最後はマントヴァに行くところで<つづく>で終わるとは。
星不在なのでロミジュリの音だけ(一部)聞けて嬉しかった。やっぱり期待してしまうわ。


宙「誰がためにTRAFALGAR in 銀ちゃん」
トラファルガーは見てなかった。く、残念。
ナポレオン閣下(蘭寿)と側近のシリアスな場面、閣下の敵はいつもイギリス人なんだ。
(ロバート・ジョーダンは見つからなかったが)。
敵を探しに行く密偵は、スペイン人ゲリラ(北翔)。
見つけたイギリス人は、実は日本人・銀ちゃん(大空)。
瞬間、ゲリラがヤスに変身! 北翔さんの演技力を堪能しました。すっげー。
スペイン人ゲリラに締め上げられる専務(悠未)。同時2役のヤス&アンドレス北翔。
この組も、銀ちゃんなトップコンビとナポレオンな2番手とゲリラな3番手と、
めちゃくちゃな組み合わせの衣装でショーナンバーを踊ってくれました。
ナポレオン衣装が強烈な違和感で良し!


専科の轟様は「オネーギン」を熱唱。見に行きたかった・・・。
2幕の幕開きではすごい声で歌ってるし。私と同じ年とは思えないくらいパワフルで綺麗。
この人を見るたび、「がんばろ!」って思う。80になっても舞台に立っててください。見に行くから。

あとは一瞬芸の、蘭と麗。色違いの同じ衣装で同じメイク。そーーーっくり!!
同じ顔が二つ。間に真飛さんを入れてみて欲しかった。
いまなら花で(麗ちゃん特出)「十二夜」ができる!と思った。

第2部は粛々と進む・・って感じ。トップ4名が1曲ずつ歌ってくれた。しかも客席降り。
今回席がよかったので、ディナーショー並みに近くで全トップが見られた。満足!
第1部でも2部でも、何度も客席降りがあり、ものすごーく満足できた。
しかし、これが2階や3階席だったら、不満爆発だったと思う。特にトップ4人のソロ客席降り。
1階の客はよいが、2階3階の後方だと客席にいるトップの姿は見えないだろうし、
その間舞台にはオケしかいない状態。それが4回。
せめて若手を舞台に上げて軽く躍らせるくらいをして欲しかった。
1階でも後ろを向くには限度があるし、舞台を見て「何もなし・・」というのは面白くなかった。

最後に少し苦情。最後の総踊りとかパレードで、学年順に並ぶのだけど(多分)。
未涼さんの両側に、悠未さんと十輝さんを配するのは止めたほうが・・!と思った。
そういえば、トップ4人って、でこぼこを余り感じなかった。
トップ娘が2人しかいないのも寂しかった。そのせいか、デュエットダンスもなし。
轟さんも相手がいないから、できないのね。
蘭ちゃんに分身の術を使わせ(麗ちゃんが同じ衣装メイクで分身して×2)
あゆちゃんにねねちゃん(星は不在だけど)の衣装を着せて代わりをさせれば、4人になる?
・・・ってことまで考えました。(個人的には、一花ちゃん希望だけど)
やっぱり「トップコンビ」にして欲しいなあ。
一人が嫁なしだと、他の組も遠慮して?組む場面が作れないじゃない。
そういう場面がないと寂しい~、と思った。


とりあえず、当たってよかった。結構満足したスペシャルでした!


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