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文楽「孫悟空」 [観劇感想(その他)]

親子文楽「孫悟空」 8月5日(火) 国立文楽劇場 11時 1階9列下手


子供が小学校から「おやこ文楽」のチラシを貰ってきた。親子ペアで半額という素晴らしい大阪市の文化事業。
いつなくなるかわからないので、早速行ってきました。

面白かった!
子供も大笑いして楽しんでいたし、親も爆笑場面なんかあって大変楽しかった。
子供には無料でイヤホンガイドの貸し出しがあって、親用(?)には、字幕が舞台上にあり。なんて親切なの! 
私は歌舞伎と一緒かと思って、プログラム(台本付)を買ったのに(悔)

基本はまじめな文楽なんだけど、要所要所(?)で現代チックなギャグを入れてくれて・・・義太夫がまじめな顔でまじめな顔で、
そいういうギャグを語るので、それだけで爆笑ものだった。
一部親にしかわからない親父ギャグ(例:羅刹女がメタボを気にして黒烏龍茶をと飲んでたり)なんかが
随所に散りばめてあったりして。途中で「食いだおれ太郎」や「グリコの看板」も出てきて、嬉しかった。
TVで「太郎の文楽人形を作った」と聞いていたが、まさか舞台で見られるなんて、感動だわ。子供にも親にも大うけだった。
孫悟空だから宙乗りもあり、ミラーボールもありで驚いた。

ストーリーはかなりはしょってあり(当然)、適当だったかんじですが、途中の休憩前に「解説」コーナーがあり、人形遣いのお兄さんが、人形の遣い方を教えてくれるのだ。ついでに客席の子供に体験をさせてくれると言う夏休みらしいコーナーだ。このお兄さんのMCが上手くて、大変盛り上がった。
最後には、カーテンコール?があり、三蔵法師、孫悟空、沙悟浄、猪八戒の客席折が合った。幸い、私たちは通路前の最後列。後ろを三蔵法師と沙悟浄が通過。うちの子は沙悟浄と握手してもらった。サービス満点。


大変満足していたのですが・・一点問題が。大変観客のマナーが悪かったのだ。
初めて観劇する方も多いと思うけど、注意がないのよね。
マナーは親が教えるべきだが、その親のマナーもなってない。
うちは宝塚の厳しい(笑)マナーで鍛えているから(昔は知り合いのジェンヌさんが居て、結構いい席を貰っていたので
周囲に大変気を使った)、観劇態度は完璧。
「うちは完璧」と言っていいと思えるほど、今日のマナーはひどかったのよ。
通路前最後列だったけど、隣の人(中高生女子)がいきなり後ろから飛び込んできたり。
席に着くのに、後ろから飛んできたのははじめての体験。親子で大変驚いて思わず見てしまった。
すると裸足で椅子の上に体育座り。なぜ・・? 話をしまくり、食べる飲む。椅子の背から背中をはずして前のめり、
立ち上がるなんて子も多数あり。娘も「なんでちゃんと見ないの?」と怒っていた。子供とはいえ、言えばわかるし、
親の態度を見るもんだから、もうちょっとしっかりした観劇態度を大人が取るべきね。

気を取り直して。
劇場で偶然お友達親子に遭遇。まあ小学校で貰った案内だから、同じ小学校の子も多いので当然かもですが、
知り合いの少ない私にとっては、すっごい奇遇。
一緒にご飯を食べて帰りました。楽しかった。

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