飛騨高山の旅 その１

1月3日　　三之町（古い町並み）
直通特急ひだ号で高山まで4時間ほど。暖冬の去年違って一面の雪。

＜出発―特急ひだ号＞
7時過ぎに家を出る。ＪＲ大阪駅8時2分発の「特急　ひだ号」に乗る。
大阪から高山への直通特急は1日1本。
乗り遅れると大変なので、朝早く起きて頑張った。
発駅のため15分前にホームに電車が入ってきた。
暖かいお茶と子供用のジュースを買って乗車。子供はワクワク！　

ところが京都に到着する前に退屈し始め、2人でババ抜きを繰り返し
（席が1人だけ離れてしまい、夫は仕事を持ってきたので（！）
一人で書類を読んでいた）、次に奥の手として持っていた絵本を渡し、
さらには隠していたチョコレートを出し・・・やっと米原あたりで雪景色が見えてきて、
車窓の風景に大人しくなりました。だんだんと山の景色になり、
美濃太田あたりからは日本ラインの美しい風景。「綺麗！！」と幼児も感動。
美濃太田は去年6月に仕事で来ていたので、私は別の意味で懐かしい
（あの時は工業団地しか行かなかったが駅前ビジネスホテルに温泉があって嬉しかった・・）。

＜遠くなった昭和＞
下呂温泉に到着するころには、一面の雪景色。高山到着。ちょっと寒い（当然か）。
下りてすぐに駅前の雪の山（除雪された後の山）に飛びつく娘。
ちょっとまて、もっと綺麗な雪があるから！となだめて、タクシーでホテルへ。
宝生閣という日本情緒溢れる旅館が今回のお宿。面倒なので2連泊。
この旅館、廊下が全部畳張りという豪奢なつくり！
荷物だけを預け、すぐに町へ。「古い町並み」へ出かける。
時間は13時を回っており、お腹がすいた～と騒ぐ子供、私も一緒に騒ぎたいほどお腹すいた。
娘はパンフの写真で見た高山ラーメンが気になるらしく、早速高山ラーメンを食べに行く。
適当に入ったお店で、3人前を頼んだ。
が、驚いたことに、娘は一人で1人前を平らげてしまった・・美味しかった。
その後、うろうろと古い町並みを歩きながら牛串を食べたりした。コレが美味しい！

古い町並みにある「飛騨民族考古館」へ。
つり天井とか隠し窓とか書いてあるので忍者屋敷かと思ったら、
からくり屋敷でなく古い民家だった。それはそれで楽しかった。
実は、「これが囲炉裏よ！」と得意げに娘に紹介していたら、
「これは？」とだるまストーブを指す。
私「ストーブ見たこと無かった・・？」
娘「ストーブって何？」
そうか、うちは暖房はエアコンとデロンギなのでストーブも知らなかったんだ。
囲炉裏どころの話じゃないじゃん・・ストーブすら珍しいなんて。
昔のお風呂やトイレ（ぼっとん）など知らないことだらけ。かまどもお釜も知らない。
いや私だって実際には使ってないけど、子供のころ松山のひいおばあちゃんが
土間でかまどでお釜を使ってご飯を炊いていたのをみたことがある（目撃したのみだが）。
今はマイコン真空圧力電子ジャーだもんね＞すでに精密機器。・・・昭和は遠くなったのね・・

＜おばちゃん娘＞
そうやってぶらぶらしているうちに夕方になったので、旅館に戻る。
今日は貸切露天風呂を予約していたので、食事の前に行く。
雪の降るなかの露天風呂は風情があって大変よかった。子供も大喜びでした。
そして夕食。最近は部屋職でも大部屋でもなく、居酒屋のような個室風の仕切りの
ある食事処での夕食が主流なんですね。まあよい感じですが。
メニューは飛騨牛のステーキ！　山の珍味が豪華。
子供料理はなぜかエビフライだったけど・・。
旅行会社のクーポンで日本酒とビールを1本ずつ注文しておいたので、味わう。
すっかりいい気分になって食事を終えると、「お風呂いこ！！」と娘。
あんたは呑んでないからいいけど、私はきついわ。
が、父と一緒に男湯に入れるわけには行かず。結局食後すぐに2人で大浴場へと出かけた。
温泉大好き娘だった・・・翌朝も6時に起きて、温泉へ。
うちの子は6歳なのに、どこか「おばちゃん風味」が漂ってる。
年末も「風林火山　総集編」を、謙信様かっこいい！！と見ており
（もともと時代劇の水戸黄門などが好きで、風林火山も毎週みていた）、
その後も紅白で大好きな歌手の「氷川きよし」を見るために起きていて、
そしたら謙信さま（Gackt）が出てきたもんだから大喜び
（私も度肝を抜かれて魂抜かれたけど＾＾；）。あと宝塚の大ファン・・・
夫は「オバチャンやなあ」と言う。
日ごろおばあちゃんにお世話お願いしてるからか。影響大きいな（＾＾；）
私もオバチャンだからか？