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日生劇場「十二夜」 [観劇感想(その他)]

「十二夜」
2015年3月10日(火) 13時 日生劇場 2階後方センター


午前中の会議だと午後から自由時間なのでとても嬉しい東京出張。
今回は音月さん主演の「十二夜」を見に行きました。

勝手にミュージカルだと思ってて、あらら。音月さんほとんど歌わない。
ほぼストレートプレイと言ってよいかと(なんか勿体無い)。

役者はみんな実力派という感じで、難解なシェイクスピアの台詞を素晴らしく
自在に操って、あの独特の世界観を構築している。
音楽も、楽師の生演奏が中世の気分を盛り上げ、幻想的な照明とセットが
更に世界観を補足していく。宝塚を見慣れているので衣装はまあ普通だけど、
(やや質素に見えるくらいよ)それなりに世界観に似合っている。
とてもとても忠実にシェイクスピアの世界観を再現しているのがわかった。
そして役者の力量のおかげで、古臭い笑いがコメディとして成立していることも、
素晴らしかった。この世界観での3時間は少々長く、シェイクスピア独特の
長い例えの入る言い回しに疲れながらも、今まで見たシェイクスピア物の中では
かなり良かったと言える。(大胆アレンジ翻案を除く)
私が期待していた、観たかった「音月桂の舞台」とは違ったってこと、はある。が。
勝手に期待してたのが悪いんだけどね>なんでミュージカルだと思ったのか?私。
とはいえ、舞台の完成度はとても高かったです


「十二夜」
作:ウィリアム・シェイクスピア、演出:ジョン・ケアード

シェイクスピアの世界を味わう作品です。
「十二夜」の原作は、いわずと知れたシェイクスピア屈指の名作。
シェイクスピアの有名作品は学生時代に翻訳を読んだので大丈夫(何が?)。
そのころの記憶が頼りですが、今回の舞台は台詞がとても忠実に再現され
言い回しやウィットなんかが、原作そのままに盛り込まれていたと感じました。
それを口にする役者の力量のおかげか、台詞がちゃんと「台詞」として
聞こえたのが見事。「シェイクスピアの台詞」に振り回され、役に入りきれず
「頑張って難しい文章覚えました。披露します!」になっているような舞台も
見たことがあるので、それを思えば、今回はなんと素晴らしい!
しかも、この言葉遊びや含蓄に富んだ長い台詞、誰も噛まなかった!
これも素晴らしいと思いました。この当時のウィットに富んだ台詞を、
ちゃんと現代人でも笑える演技に落とし込んでいたのもスゴイ。
そのせいで、シェイクスピア原作に忠実にもかかわらず、眠気が襲って
きませんでした(そう、いつも襲ってくるのよね>シェイクスピア)
このお芝居、役者が凄く上手いと感動しましたわ。

舞台装置、音楽、衣装が古風で美しい。
舞台装置は、簡単な塀と階段。ベンチと椅子。そのくらい。大変シンプル。
塀が動いて庭になり部屋になり、いろいろ空間に変化をつける。
音楽はオーシーノ公爵家の楽師が生演奏。弦楽三重奏にフェステが加わる。
やっぱり生演奏は素敵です。中世の楽師の衣装を着て舞台上での演奏は
とても雰囲気があって、いいなあと思いました。
この楽師、音楽の効果のほか、楽師として舞台上の登場人物にもなっている。
楽師の伴奏では、フェステが歌うだけ。フェステはアコースティックギターを
持っており、自分で弾き語りをする。かなりかなーり良い声で、ほぼ伴奏なしの
アカペラでも聞かせる歌声を持っていた。あとは公爵とシザーリオが少し歌う。
ほんの少しだが、音月さんの歌声が健在であることを確認できて嬉しかった。
音楽はこの楽師の生演奏だけに見えた。そのシンプルさが、本当に中世の
ヨーロッパ・イタリアにいる気分。
衣装は、これまたシンプル。いや豪華な感じもしないでもないが、普段宝塚を
見慣れている目からすると、大変シンプル。だけど、おおむねセンスが良い。
特にオリヴィアのドレスはどれも素敵だった。最初の喪服のヴェールなんて、
喪服なのに素敵だし、明るいドレスも品があって美しい。
男性の衣装も、公爵とマルヴォーリオは豪華めに、アントーニオと船長はは勇ましく、
大変カッコいい衣装だ。主役のシザーリオの衣装がちょっと・・まあ・・なんだけど。
デザイン画のほうが素敵に見えて、微妙にデザイン違うような気がした。
それ以外は、まあ古風な感じで世界観にあっててよかったです。

ストーリーについては、もう「古典」だし「シェイクスピア」だから、何もいえない。
一目惚れのオンパレードだけど、そういうものだし、その恋に落ちる大事な課程は
あまり描かれず、すれ違いとドタバタの笑いと、風刺(多分)が効いているから、
ストーリー的にはこれでいいんだと思われる。原作に忠実だから、そのあたりは
原作のテイストのままだった。現代人にはわかりにくい風刺もはいってると
思われるがそこは「それ知ってるのは常識」または「予習して来い」ってことなのでしょう。


では個別に。


シザーリオ(ヴァイオラ)/セバスチャン( 音月桂)
ドレス姿は最初の場面だけ。以後最後まで男装。だが声と動きで女の子とわかる。
男役にしては小柄だったのが幸いして女の子の男装といわれても違和感が無い。
あんなに可愛らしい(しかも賢いし気が利く)お小姓、公爵が気に入るのは理解できるが、
気に入り方がちょっと異様といいますか・・公爵は、自分が男色家ではないかと
悩まなかったのか聞きたい(笑)。
一方のセバスチャンでは、アントニオが付いて行きたくなる凛々しい青年…少年。
ヴァイオラより声が低めになり、口調がきつめ。きびきびと動きも力強くなる。
貴族的で優雅な少年だが、男に見える。サー・トービーとの立ち回りは見事。
オリヴィア様はこの少年でよかったと思ったか、それともちょっと女性的な所もある
悩める少年(シザーリオ)のほうが良かったか・・それも聞いてみたい(笑)。
音月さんの二役が素晴らしいのは、問題作『仮面の男』でも感じていたが、、上手いわ。
それぞれきちんと役ができていて、実はちょっと眠気に襲われそうになったところ、
舞台から聞こえる声に違和感を感じ、目を向けると、「シザーリオ?なんか違う?」と
感じた。そしたら、それはセバスチャン初登場の場面だった。
ラストの、二人出てくるのに一人二役という離れ業(いや~ちょっと笑ってしまったが)
それもさすがでした。違和感があまりない。声としぐさが変わるから、雰囲気が瞬時に
ヴァイオラとセバスチャンに変わる。どちらがしゃべってるかも2階端っこからでも
判りますって。このあたりは私の思っていた「音月桂」そのままを味わえました。
やっぱり歌かな、歌をもっと聴きたかった。それだけが残念。
だって「私は歌が歌えるから、公爵様に仕えるわ」とか言う台詞があるから
てっきり(原作を変えて!)歌う場面を入れてくれると期待したのに・・。
こんなとこまで忠実にしなくても~と思ったしだいでございます。
もっともっと舞台でミュージカルで見たい女優さんになりました。


オーシーノ公爵(小西遼生)
長身で押し出しがよく、大人の男の雰囲気を持つ。
身にまとう倦怠感溢れる雰囲気からかっこいい。この倦怠感は上手くいかない恋に
発しているものを思われる。もともとは結構自信家でしょ。あまり恋に悩むタイプに
ではないのでは・・っていうか、恋に悩み続けるタイプには見えない。
これって、オリヴィアが冷たいからムキになってるだけに見えないこともない。
自分の妻(公爵夫人)に相応しい女性だ!と思って求愛したのに、完璧に無視されて。
オリヴィアの父か兄が生きているときに、そちらを通じて正式に結婚を申し込めば、
あっというまに縁談がまとまったのでは?と思わないことも無い。
身分的にも年齢的にもお似合いに見える(オリヴィアが年下趣味なのが想定外)
だけど、父と兄を相次いで亡くし、失意のうちにいる女性への求婚は、あまりに
時期が悪い。少しは空気を読んだらどう?と言われるのでは。下手をしたら
「脅迫」に取れないことも無いし・・オリヴィアの嫌悪感からすると、近いことを
言って(もちろん悪気なく)怒らせたのではないかと推定される。
だが公爵だって後には引けない。そんな膠着状態に表れた起爆剤がシザーリオ。
公爵のシザーリオに対する気に入りっぷりが半端ない。危ないほどやで?
見ていて「あなた絶対に、オリヴィアよりシザーリオのほうが大事でしょ」と思う。
劇中、彼がシザーリオへの感情に悩む場面は無かったけど、ラストシーンの
「シザーリオは実は女でした」と知って嬉しそうな顔を見るに、絶対に悩んでた!
と私は思ったのでした(笑)。まあ原作どおりだけど、役者が上手いから、想像して
しまいますわ。仏壇にかけてある袈裟のようなキラキラのマントを羽織ってらして、
公爵らしくゴージャス感をかもし出してました。が、私はマント無いほうが精悍で
素敵~!と思いました。ヴァイオラ(ドレス姿)と並んだところを見てみたかった。


オリヴィア(中嶋朋子)
父と兄をなくし、喪に服すといって公爵の求愛をすげなく断り続ける令嬢。
喪に服しているが、家の運営は主人としてキリキリこなす。
実はやり手のしっかりした聡明な女性。知的だし、品はあるし、申し分ないお嬢様。
いやお嬢様というより、もう女主人のような貫禄を感じた。
実は纏わりつかれ頼られてデレデレになるオーシーノとは合わない?
(オーシーノは自分の好みに気付いてないが)
オリヴィアは自分がリードしたいタイプに見え、年下夫を可愛がるほうがいい?
(オリヴィア自身も自分の好みを把握してない風ではあったが)
だからこの二人(オーシーノとオリヴィア)はあわない。もし結婚していたとしても、
冷たい夫婦になった気がする。だから男らしい領主オーシーノと可愛いヴァイオラ、
良妻賢母で実権を握るオリヴィアに、凛々しく義に熱い年下夫セバスチャンという
組み合わせは、ベストだと思われる。いや~だからハッピーエンドを楽しめるのね。


フェステ(成河)
フール(阿呆)って訳される道化師の役。すごい出番が多くて主役かと思った。
一人だけ歌あるし。しかも無伴奏アカペラありの弾き語り。それがすっごい上手い。
フェステは「これぞシェイクスピア」という役割。シェイクスピア喜劇の真髄というか、
居ないとシェイクスピアじゃない!っていうような、そういう役周りですよね。
あちらにいて、こちらにいて、いろいろ首を突っ込んでかき回すけど、それでも
傍観者と言う立場から逸脱しない。いつだって当事者にならないの。
そういう存在に応えたお芝居でした。司教に化けるところの演じ分けも上手いわ。
お顔も大変綺麗なのに、衣装というかハゲヅラみたいな帽子、ダボダボの衣装・・。
私が気に入らなかった衣装は、フェステとシザーリオの衣装。あの感じが好み
じゃないんだと気付いた。


マルヴォーリオ(橋本さとし)
オリヴィアの執事。オリヴィアの兄亡き後、オリヴィアを支え手伯爵家を切り盛り?
それなりに良いお年の落ち着いたまじめな男性。大変仕事熱心。
なのに、サー・トービーたちに嵌められて、ひどい目にあいました。
素直で純粋な心を持ってるからこそ、あの偽手紙を信じてしまい・・私には
かわいそうにしか思えなかったわ。マルヴォーリオがサー・トービーたちを責める
理由のほうに共感できるし(昼間から飲んだくれはアカンよ。居候なのにさ)。
なぜに彼がここまで貶められなければならないか、共感できない。
(おそらく原作はもっと嫌なやつ・・というよりこの時代によくいた嫌な執事が
描かれていたのでしょう。当時の観客にとっては、罠にかけて貶めて笑ってやりたい
ような。家族でもないのに家を取り仕切る執事って存在は煙たいし嫌な存在だったのか。
でも現代では、そこのとこ、観客が共感しづらいような気がする。だって彼ちゃんと
仕事してるだけじゃないのさ。飲んだくれのほうに共感できないわ~)
ま、原作どおりで、これは上の4人のいりくりコメディとは違う2つ目のネタなんだけど、
それでも、お芝居見ていて「マルヴォーリオ、助けてあげてよ~酷い!」と思うほど、
マルヴォーリオ様の味方をしてしまいました。ラストの哀愁の背中がね、もう堪らんの。
黄色い靴下も、クロスの靴下止めも(クロスより「りぼん」が目立ってましたが)、
衝撃的な光景でしたが、「恋の力は偉大だ」と思えるばかり。
いや、マルヴォーリオもイイ男だもんね。だから贔屓しちゃったってのもあるわ。


サー・トービー(壌 晴彦)
オリヴィアの叔父。飲んだくれ。当主の相次ぐ死亡にも全く頼りにされてない厄介者。
労働は嫌いだが頭は良さそう。かなりいろいろ引っ掻き回してる。
頭いいし、咄嗟の機転も効くタイプなので、もう少し貧乏だったら「フール」業になったかも?
しかし、実際マルヴォーリオの悲劇はこの人のせいですよね。オリヴィアの叔父だけど、
物語中オリヴィアにはほとんど絡まず、まるで接点が無いけど。いつも遊び仲間と
つるんでるイメージ。実は剣も使えるし、まじめに断酒したら、有能なのでは・・?
しかしこちらも原作どおりの、のんだくれの厄介叔父様、恋のほうはかかわらないけど、
観客代表でスカッとさせてくれる(はず)の人物です。
陰謀?とか、決闘とか、ぽんぽん出てくるアイデアが素晴らしい人。外見はアレだけど。
こちらも原作どおり、いえ原作より大きなイメージの役になりました。上手いのよ。


サー・アンドルー(石川 禅)
オリヴィアの求婚者でサー・トービーのカモ。単純で少々頭が足りない騎士様。
シェイクスピアでいう「フール」ではなく、ほんまもんの馬鹿もん。として描かれる。
サー・トービーにはカモにされ、いいように使われ騙され、でも常に後をついていく・・。
サー・トービーは実はとっても頭が良いから、一緒にいて退屈せずに楽しいのかしらん。
さえない愚か者の求婚者(まったく歯牙にもかからない)が、石川さんと知って驚いた。
あんなにダンディでかっこよい人が!!!と。素晴らしい演技力です。


マライア(西牟田 恵)
オリヴィアの侍女だがサー・トービーと組んでやらかす。
実はマルヴォーリオが嫌いだったのはマライアで、彼に厳しく管理されるのを嫌がった
サー・トービーを使ってうまくはめて追い落としたのではないかと。本気で追い出して
しまいたかったのではないかと思うほど。マライアって、実はすごい策略家なのかも。
オリヴィアお嬢様に対しては、特に役に立ってる風ではなく(信頼されているのは感じたが)
ほとんどの場面、サー・トービーたちと悪巧みをしていた。
2つ目の軸では大変大事な役目。うん、原作どおり?


フェイビアン(青山達三)
いつのまにか悪巧み一味のメンバー。しかしこんなにメンバーが増えるなんて
マルヴォーリオは嫌われてるのね…という傍証か。最後にはちゃんと告白して
マルヴォーリオを助けてあげました。(サー・トービーとマライアは知らん振り・・
酷いわ。フェステだって知ってたけど、やっぱり傍観者してるし)。
一味のなかで一番善良だったのがこの人だった。そういう雰囲気有り。


アントーニオ(山口馬木也)
セバスチャンを助け援助している。お尋ね者なのにセバスチャンから離れず、
全てを捧げるとか、・・・・こいつも危ないぞ(笑)。
公爵がセバスチャンを気に入ってたら、本気で決闘になりそうだ。
セバスチャンは「男が惚れる男」というタイプではないので、やっぱり・・(自粛)。
男気溢れる純情な方でした。最愛のセバスチャンに裏切られた!と思ってからの
恨み言も、恨みというよりなんか愛の告白しているような台詞が多くて(照)。
この結末に文句はつけられないが、誰よりオリヴィアを恨んでそうだ>アントニオ。
絶対にオリヴィアの家に、セバスチャンと一緒に住み込んでるぞ(笑)



こんなところかな。
しかし、一目惚れのオンパレードやし、そこらへんがサラッとしすぎてて、
シェイクスピアに忠実すぎる。欲を言えば、もっとアレンジして欲しかった。
歌えるからって公爵の小姓になったのに歌わないし(まだ言う)、
ヴァイオラがいつ公爵を好きになったのか完全にすっ飛ばしてるし。
サー・トービーのイタズラも現代からみれば悪質なイジメ。というか犯罪やん。
中世の絶対的な身分制度を元に逆転(絶対あり得ない庶民がやって見たいこと)を
描いたから当時の客は胸がスッとしたかも…だけど、現代から見ると笑えないなあ。
やりすぎだと感じてしまう。
・・だから、このあたり、しっかりシェイクスピアを勉強してから見るべきなのね。
と思ったのでした。


原作以外だと、森川久美氏の漫画「十二夜」が参考になったかな。読みやすくて
アレンジはあるけど(少女マンガだから、ヴァイオラが公爵に惹かれるところ、
公爵がシザーリオに惹かれるところ、が丁寧に描いてある)ストーリーが判りやすい。
原作も読んだけど、難しくて笑いどころが判らなくて(ごめんアホで)あまり笑えなかった。
それを忠実に書いてここまで笑わせくれた!と感動。役者に力があるからだね。

としみじみしたのでした。3時間、シェイクスピア・ワールドを楽しみました。

帰りの新幹線でこれを書いてたら、3月なのに雪。想定外。15分遅れた・・。




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ちあき

私も昨日観てきました。
出演者みんな実力揃いで見応えがありました。えりあさんと同じく,やっぱりマルヴォーリオに肩入れしてしまいます。最後の場面,恋が成就しなかった3人だけが舞台に残り,フェステの歌声が流れる場面が切なかった…。 
ポスター,舞台美術,日生劇場の内装がものすごくマッチしていたと思いました。
えりあさんの観劇感想,また楽しみにしています。
by ちあき (2015-03-28 09:49) 

えりあ

ちあき様

コメントありがとうございます。最後、3人が上手下手舞台奥に佇む場面・・フェステの歌。切ないですね。ちあき様のコメントで思い出しました。
そういえば日生劇場のちょっとレトロな内装も舞台装置の一環みたいですね。シェイクスピアワールドを堪能できる作品です。
いろいろありがとうございます。
by えりあ (2015-03-28 22:55) 

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