宝塚星組「ベルリン、わが愛/Bouquet de TAKARAZUKA」
2017年10月24日(火) 13時 2階16列センター


最近はいつも初日を見ることができていたのですが、
星組の初日は出張中で行けなかった。
そのうちいろいろ忙しくなり、やっと今日見てきました。


星組・・・あまり馴染みがなく、下級生がほとんどわからない。
しかもいつもB席なので、よくわからないまま。
今回は、原田先生らしい作品、つまり主役以外がその他大勢。
主役以外の人物の書き込みが少ないうえ、盛り上がりに欠けるストーリー。
大野先生や斎藤さんは、大勢に活躍の場を与えよう!と
詰め込みすぎで話がこんがらがる傾向があるけど、原田先生は全く逆。
主役以外の人に背景ある?というくらい、人物造詣がない。
2番手も3番手も、相手役すら、わき役扱いに見えた。
重そうなテーマなのに、妙に軽かったし。
淡々とした演出も、今一つ盛り上がらない要因かも。

ショーは・・・ごめん。衣装の色彩とデザインが、私の感性と合わなかった。
何故この色とこの色を併せようと思ったの?とか、なんでこの飾りをここに
付けたいと思ったの?なぜこんなデザインに・・?と聞きたいことが山積み。
色彩、衣装って大事だなあ~と実感した公演でした。
着ている人は綺麗なのにね。衣装も含め、演出もダンスも全体に昭和な印象。
テーマが「レビュー90周年」で古き良きレビューへのオマージュなのかもしれないけど、
90年前を現代で追想したのではなく、40年くらい前を再現した印象。
場面転換が、ショーなのに一場ずつ暗幕が下りるようなイメージが新鮮といえば新鮮。
私はもう少し流麗でスピーディな方が好きです。

あ、全然褒めてない。ごめんなさい。
「阿弖流為」で感動して星組楽しみにしてたので、期待値高かったのかも。



ということで、この作品(お芝居もショーも)、私はあまり好みではなかったので、
続きを読む場合はそれを覚悟でお読みくださいね。