宝塚雪組「ドン･カルロス／Shining Rhythm！」初日速報

2012年3月9日　
宝塚雪組「ドン･カルロス／Shining Rhythm！」　
宝塚大劇場　2012年3月9 日(金)初日　15時　23列上手



初日です。我慢できずに見にいきました。
よかった！！これは通える。繰り返し見れるわ！いえ、見たいわ！！
お芝居はちゃんストーリーになってるし（つっこみどころ皆無ではないが僅少）
ショーは基本に丁寧なつくりで堪能箇所がきっちり有り♪私は・・嬉しい（感涙）

感涙は大げさではなく、前回RSFでの不満感を思うと、この作品は絶賛レベル。
黒燕尾と薄桃色のドレスのダンス、黒燕尾の男役大階段ダンス。
白い衣装のデュエットダンス。ああ定番！コレだけでも嬉しかったのに。
何よりフィナーレ！ちゃんとプログラムどおりに階段を降り、
未涼さんが三番手羽根を背負って一人で降りて来られたのには、感無量。
エトワールの透水さんの歌声！これぞエトワール！！って思いました。

今日は初日なので、まだ感想書くまで行きません（心の整理が・・興奮状態？）
明日改めて書きたいと思います。でもちょびっとだけ（ネタバレなしで）

「ドン･カルロス」
ストーリーと役者はとても嵌っていて、とてもよい感じ。
衣装が・・・時代にあまりに忠実で・・。ちょうちんブルマ時代なんですよね(＾＾;)
フィリペ2世陛下の衣装は肖像画通りで、とっても巨大でマント捌きが大変そう。
でも素晴らしく威厳の有るよい声の王様ですわ。金髪の美形だし（←史実と違うが大歓迎）。
カルロス殿下も優しくて優秀で美形で（←史実と違うが全く問題なし）
イサベル王妃様がとても印象的。この人がWヒロインくらいの位置づけ。いいわ～♪
ヒロインの女官レオノールも元気で可愛らしく、大人しいヒロインでは無いところが
「舞羽さんを女官にした理由がわかった」って感じ。魅力全開（出番がもっと欲しいとこ）
愛のお話だけど、形態は『片想い』の話と思いました・・メインテーマは2つの想い(愛）かな。

カルロス　⇒　レオノール　→　イサベル　⇒　フィリペ2世　→←カルロス

こんな感じ。家族愛。環になってる（？）この2つの⇒を軸に、
クララを想うポーザ公爵が絡んでくる。
輪の他では、フアナ伯母様と大司教様＆異端審問長官が絶品。
キャストぴったりで素晴らしいですね。

ショー「Shining Rｈｙｔｈｍ」
シャイニングだから覚悟してたけどオレンジと黄色。
『ゴールデンデイズ』ほどではなかった。フィナーレは水色でとっても好きな色合い。
強烈な印象に残ったのは・・
トップコンビ以外の衣装がほぼ同じに見える・・。
差があるところ（要所要所）で、早霧さんと未涼さんの衣装が同じに見える・・
なんか綺麗な三角形で嬉しい。
緒月さん、沙央さん、大湖さん、蓮城さん、香綾さん、彩凪さん、彩風さん、・・
みんなに見せ場があって、とっても嬉しい。衣装も（概ね）綺麗。
スペインの場面、もっと長くてもいいです。
影の場面。私の超好みです。中村B先生に足を向けて寝られません。感謝感激。

お芝居もショーも満足です。
前作（仮面とRSF）が酷すぎましたが、それと比較しなくても（＝ここ重要）、
今作品は両方ともよい作品だと思います。
また来週見にいきますよっ♪

ちょっとだけ書くつもりが、やっぱり長い。
本気で書いたら、どんだけ長文になるだろうか（＾＾；）
ああ嬉しい悲鳴♪♪♪　
木村先生、中村先生、雪組を堪能できる作品をありがとうございます♪