「仮面の男」の見所
宝塚雪組「仮面の男/Royal Straight Frush」2011年9月6日(火) 11時 1階1列センター
前回(3日)台風の中期待を抱いて観劇。憤懣やるかたなく帰宅。
やりきれない怒りと悔しさをPCにぶつけました(読み返すとぶつけすぎかも^^;)。
同じ思いを抱いた方が多いようで、心強く思います。この思いを劇団にぶつけ
一日でも早く改善して欲しいものです。切なる願いです。
2回目の観劇。早いですが、今回は後半が9月末(忙しい)なので前半に集中してます。
「仮面の男」では、楽しみ観劇ポイントを見つけられたので(怒りは収まらないけど)。
「ROYAL STREIGHT FRUSH」では前回「仮面」の衝撃で気づかなかった
更なる怒りが沸いてきましたけど・・。
今回は、それでも「仮面の男」の目指したものと見所を書きます。
本作品は後世に語り伝えられる作品だと思いますので、宝塚ファンを続けるなら
一度は見ておくべし!と思いました。
絶対に後々に話が出るから、見てないと語れない。語れないと悔しい(笑)
見る以上、見所を見つけて、楽しまなくてはならぬ。それがヅカファン・・
では長く細かに語ります。見所「も」。当然ですがネタバレ満載です。
「仮面の男」の目指したもの
2度目で覚悟しながら見ていると、児玉さんが目指したものが見えてくる。
決して理解も共感もしないけど。意図だけは分かった。
演出を奇抜にすることで、マンネリを打破し、新しい風を宝塚に入れる。
目指したものは、多分(想像だけど)劇団「新感線」のようなブラックなギャグと
際どいエロと大人のユーモアが高度に入り混じった、
涙と感動のカタルシスな骨太の大作でしょう。(もし理想というものがあれば)
いのうえひでのり先生の演出力と、中嶌かずき先生の脚本力があれば、
そうなったかも知れない。
3時間半になっても平気と言う上演時間も必要ですね。
話に似合った役者を自由に配役できることも必須条件かな。
・・・制約の大きなタカラヅカでは、当然大失敗だ。
だいたい「新感線」でもたいてい「いつかの時代、どこかの国」と言う設定にしており
原作/史実そのままには使わない。観客には原作/史実を連想させながらも、
原作/史実のイメージを壊さないように配慮してから、自由にやってる。
児玉さんには、何の配慮も無い。タイトルは、映画タイトルそのまんま使用。
役名は実在の人物と歴史的に有名な大作家の作品からそのまんま借用。
思いつきで作るなと言いたい。
児玉さんはもともと思慮の浅い人のようだ。もう少し物事を深く考える癖をつけて欲しい。
人の心が分からない人に、人を感動させる物語が書けるわけが無い。
留学して新しい演出手法を学ぶより、古今東西の名作と言われる小説を
読んだほうがいい。圧倒的に読書量が足りないと思う。
役者が演出家に文句を言えない、演出家と議論して作品を創り上げることが
難しい宝塚には、演出家の管理監督者が必要ですね。
脚本が出来たら、演出家委員会で先に本読みしてから役者に渡すとか。
(演出家も5人もいれば、常識のある人がいるでしょう?
電鉄の普通の管理職なら一般常識があるでしょう?多分。
コンプライアンスとかCSR部署の人とか、いろいろそういう部署があるでしょ?
そこ通過させて。)
外部の商業演劇とはレベルが違うから、それくらい必要。
だいたい座付き演出家は「従業員」なんだから、
自分の作品の失敗が給料に直結しないのかもしれないなあ。それは駄目だ。
話が逸れてますね。
怒りを抑え切れませんが、「仮面の男」にもそれなりに観劇ポイントがありました。
(シリアス部分はとってもいいんだよ~役者に力量あるし、衣装は豪華で綺麗だし)
オープニングはいいですね。重厚な幕開き。稲妻が仮面を駆け抜ける・・
でもその場に登場している人の説明がまったく無いので、ルイかフィリップか不明。
多分フィリップ。ダルタニアン(早霧)もルイーズ(舞羽)も名乗らないし。
予備知識の無い初見では「誰?」状態かと。
(同じく??が飛んだ「愛のプレリュード」のオープニングは素晴らしかった。
あんなふうにして欲しい。したかったに違いない。でも出来てない。)
みんな綺麗だし、ルイorフィリップ音月さんの歌は素晴らしいので許容範囲。
モリエール一座の前座場面。あの客の知識レベルをバカにした場面ですわ(怒)
張り切って盛り上げなきゃならない彩風さんが、引いてる客席にちょっと可哀想。
モリエールってこんな人じゃないよね・・。(そんな人物ばっかりですけどね)
出てくる水戸黄門様。「時代が違う、恥を知りなさい」とモリエールを怒るけど、
あれ、児玉さんに言ってるよね?(と思った。大凪さん声ステキ♪)
マリーアントワネットの歌とか、ジャンヌダルク(花ちゃん!?)とか
まあ楽しむことも出来るけど、こんなのはショーの一場面で十分。
ここ全部カットでいい。あの重厚なプロローグのまま、本編に入ろうよ。
ルイの人間ボーリング。これは結構面白い。ルイなら退屈しのぎでやりそう。
面白くていいんだけど、2ゲームは不要。1ゲームでいいよね。長くてくどい。
上手にいる侍従たち。「巨大メガホン」という役名の朝風れいさん。
~よかった被り物じゃなくて!とほっとする。朝風さんもステキなの。
宮廷衣装が似合う。もっと普通の役なら。でも出てるだけでいい。
ボーリングの玉係の二人がいい味出してる。煌羽レオさんと久城あすさん。
♪つまらないことをやらされてる♪という歌があるんだけど、とってもリアルで
組子&客席で合唱したいくらい(笑)
そこから続く、小さいキャスター付き椅子に乗った貴婦人とのダンス。
これなんか、小人みたいでいや。どっかの団体から苦情来ない?
普通にドレスの貴婦人たちのダンスではいけないの? 変なこだわり・・
まだまた続く唇の場面。なんだあの長いす~!!あの色、形。
あのセットは悪趣味そのもの。ルイ14世はベルサイユ宮殿見るとゴージャス趣味。
キンキラ好みだけど、悪趣味ではなかったと思いたい。
侍従さんたちに、「ソファーのカバー取らないで!」と叫びたくなる。
唇を手に持った貴婦人たち。<うわさ>というイメージでこれは有り。
使っていいと思うけど、アニメ風の変な声は嫌かも。
この場面。下手に居るルイーズとラウルがとても美しい。ひたすら堪能すべし。
ルイの傲慢な王様らしさもMAXで見ごたえあり。
ロシュフォールやらミレディ(舞咲)の悪役がいい味。ところでミレディって魔女?
原作では、素晴らしく陰謀術策に長けた哀しい美女なんだが・・
アトスの元妻という設定もなくなってるし、単なる悪役か。そういう役作りに見えた。
続いてH2$のパロディ場面(三銃士の無銭飲食)。
ここまできてまだ本編に入れません(涙)。ここ、前にも書いたけど、
「アトスは絶対に無銭飲食なんてしません!!!」
はあ、それだけこの場面全否定だよ私。許せないのに、長い。
今回、未涼さん、お芝居でも歌あんまり歌ってないんですよね・・ここでも
三銃士の3人でちょっとずつ歌うだけ。弟ラウルとも余り絡めてない。
大事な大事なエピソードなのに、場面がないと役者はどうしようも無いですね。
くだらぬ無銭飲食H2$を長々やるくらいなら、ラウルとの愛情が分かる歌を二人で
1曲歌ってほしい。ルイーズとはここで紹介されてるけど、このあとの場面
二人(アトスとルイーズ)が会ってもまったく知らないもの同士って感じなのも
解せないところ。二人とも「ラウルの敵をとる」という強い意思は同じなのに。
ラウルの親代わりの兄と婚約者なら、ラウル非常事態に際して接点あるだろ!
と普通は思う。脚本演出、最悪だな。人の心、つながりをまるで考えてない。
隻眼のロシェフォール伯爵(大湖)が無銭飲食を見破る。急遽シリアスへ。
留めに、悲壮感背負ったダルタニアン登場。一人雰囲気が浮いてる・・
いきなり自分語りをはじめるダルタニアン>唐突過ぎる脚本。
突然のシリアスの風。いい、このまま行ってくれ!
(この場面もシリアスと笑いの比率が逆)
ダルタニアンの自分語り。・・あなた何歳?と思った。
コンスタンス(愛加)はフィリップの乳母を勤めるくらいの年齢。その恋人ダルタニアン。
三銃士より年下だけど(その原作設定が生きていれば)、フィリップよりはかなり年長。
フィリップと同じくらいに見える。若くて綺麗なダルタニアン。
ダルタニアンに関しては時系列がめちゃくちゃ。コンスタンスが彼の元を去ったのは、
フィリップが生まれてすぐ。そしてそれから消息不明(何をやってたか教えて貰えず)
そしてフィリップの言葉によると、数年前にコンスタンスは殺され、自分は
仮面をつけられ牢獄へ。つまりダルタニアンは、かなり長くコンスタンスと離れていて
最愛の彼女がどこで何をしているかも知らず、いきなり「殺された」だけを知っていた。
そのショックで、銃士隊の隊長となり(意味不明)グレた(^^;)→理解不能
それを見ているのがつらくて三銃士は仕事を辞めた。→大の大人の行動としてアリエナイ
(普通の「三銃士」なら、そういうときこそ寄り添って理由を聞いてあげるぞ)
コンスタンスが「誰かに殺された」というのは分かったが、犯人も殺害理由も不明なまま。
その後数年。多分何度もルーヴァアと顔をあわせているだろうに、全く気づかない。
・・どんなシチュエーションなんだ!!??
ここは「ダルタニアンとコンスタンスの悲恋」だけに浸るのが正解。他は考えるな!だ。
気を取り直し。
ルーヴァア(彩那)の見せ場!「ルイ~♪大好き♪」と歌うの、可愛い声で(笑)。
→「笑い」はこのくらい、可愛く収めて欲しい。
あの場面の不協和音風の音楽、現代的で時代に合わず嫌いだけど、意図は分かる。
太鼓橋?風のセットで貴族たちが、不協和音を歌うの。不安とか反感とかを表現してる。
これは(私の好みじゃないけど)効果的でOKな演出だと思う。
やってきました監獄の場面。この話で一番不愉快な場面。
看守サンマール役の沙央くらまさんの熱演が哀しい。香綾しずるさんの歌声も空しく。
ショーの一場面なら(それでも不愉快だが)許せることもあるかもしれない。
囚人の声が音楽だと気づくまでは(不愉快だが)許容しよう。
その後鞭打つのを辞めて、囚人に声を出させ歌わせる、に変更しようよ。せめて。
あのダチョウ倶楽部のコントは不要。携帯電話も不要→意味不明。
あの場面を「楽しいミュージカル」にしようと考えるセンスが、最大の意味不明。
普通に悲壮にやってれば。後のフィリップ脱獄のときにみんなが協力する理由が分かる。
サンマールも普通に「王様の命令に従うしかない真面目な小役人」設定であれば、
ラストシーンの台詞も変態じゃない。これほどの嫌悪感は無かったはず。
この場面、ほんとに変えて欲しい。
気を取り直し。次はこの作品最大の名場面。
ラウルの逮捕から、処刑まで。ラウル最後の手紙を読む兄アトス。
ラウルが偶然フィリップを見つけるところは、全然説得力がない説明だけど
それはさて置き、ラウルの手紙とそれを読むアトスの効果的な場所と照明。
ここの演出は素晴らしい。(シリアスだし)
ラウルは太鼓橋を上る。下手に告解の神父(組長)が居る。青の照明が暗い。
舞台上手はアトスの家。舞台全体に暗いのだけど、手紙を読むアトスだけが
オレンジのスポットライトの中。明るい光の中なのに、やりきれない悲壮な表情で。
暗い橋の上に居る死に向うラウルは、後事を敬愛する兄に託し安心した笑顔で逝く。
生と死の対比、天国へ行く弟と修羅の世界に残る兄。象徴的な対比。
兄弟はもはや違う世界に居ることが分かる。素晴らしい演出だった。
(全編こういう雰囲気であれば・・惜しい、惜しい本当に悔しい)
その後、アトスが銀橋でルイ14世に復讐を誓う。この物語のスタート。
やっとスタートした(^^;)
そして最大の見せ場のはずのフィリップ救出。これがあっという間(とほほ)。
アトスが銀橋で復讐決意→フィリップ救出作戦を歌ってる間に、
アラミスとポルトスが作戦実行。なぜか市民が一致団結して協力。
ほんとに5分も無い間に終了した・・・三銃士、有能すぎるよ(涙)
そしてフィリップは王になるなんてと悩む。当然だ。
アラミス(蓮城)が神父志望らしく真摯に「運命を選ぶのです」と仮面を渡す。
フィリップがフランスのことを思い、王になるという重要な決意をする場面。
いい場面だ。だがこの間5分。短っ!
決まったらすぐにルイとフィリップのすり替え。この作品の最重要エピソード。
コレがまた早いんだ。三銃士、有能すぎってば(涙)
時空を超えていたはずのモリエールが、なぜかアトスの幼馴染だった(衝撃)
そして「朕は国家なり」という喜劇?を作る。これが演出的に衝撃のレビュー。
ショーとしてみれば、なかなか面白い。「玉ねぎ」以外の衣装は結構可愛い。
人間ミラーボールになる晴華みどりさん。
これで退団でなければ、「すご~いね!」と感動したでしょう。
この衝撃度はすごいので、必見。だがメインストーリーのすり替え自体は
何だかあっという間に終わる。これも1分ほど。
今までの不要場面を削りシリアスに話を進行し、
「楽しいレビュー」はここ1点にすれば、メリハリあって良かった、と思う。
このあとのフィリップとルイーズの場面。ここはシリアスで見所有り。
安心して見られます。二人がお似合いで、ルイーズは青のドレスが似合ってて美しい
これぞタカラヅカ!な場面。
だがフィリップ。ラウルのことも聞いてないのにそんなに簡単に正体ばらしていいの?
ちょっと浅慮ではないかと思った・・・脚本が浅いな。
影で立ち聞きしているダルタニアン。
「このダルタニアンの目は~」って、「このダルタニアン」って名乗る台詞が頻出。
ダルタニアンの台詞は植田大先生が書いたのか?ってくらい(笑)
で、ここで私にとっては衝撃。ダルタニアンは、ルイのことなんとも思ってない!!
ひどい・・、ダルタニアン、銃士隊の隊長だろ~?職務放棄して私怨優先?ありえない。
まあフィリップとアトスの関係も描いてないし、
ルイとダルタニアンの関係も必要無いのかもしれないけど。
ルイ、可哀想。誰も「ルイはどうなったの?」と心配しないのが(涙)
影絵のところ。
音月さんが最初にライトを銀橋真ん中に置くとき。
影絵がきちんと映るように、結構慎重に場所をセットしていたのが印象的。
影絵をしているときは、トップコンビの顔はスクリーンに向いているので
2階席や後方からは絶対見えない。だが今回はよい席なので、横顔が見えた。
必死だ・・トップコンビに、こんなことを必死にさせないで欲しい。
誰が得してるの?と問いたい。私は影絵より、必死の二人を見ていた。
音月さんは片膝をついてカッコつけたまま、舞羽さんはあのドレス姿。
姿勢も厳しい。影絵をするに適した格好や姿勢じゃない(当然だ)。
指の形が結構複雑で、すごく練習しただろうなあ・・と思う(歌劇にも書いていたけど)
基本的な疑問だが「ウサギと亀」の話は、ルイとフィリップになんか関係あるのだろうか?
多分・・「ウサギと亀」の影絵が、素人が短時間でそれなりに習得可能な演目だったから
に違いない。だからコレなんだろう。影絵披露会じゃないのに・・。
児玉さんに「本末転倒」という言葉の意味を教えてあげたい。
無事終わったときの音月さんの嬉しそうな笑顔が、忘れられない(そういう場面だが)。
舞羽さんのウエストの細さも堪能させてもらいました。
三銃士が馬に乗って走る場面。スクリーンを効果的に使っていて、かなりカッコイイ。
今後も使われるだろう演出だった。
・・馬だけで終わろう。ね。終わろう。海でおぼれるシーンは完全に不要。
何で巨大クラゲがでてきて、ポルトスが刺されなきゃならんのだ。
突然ラストシーン。急遽チャンバラ活劇。
ダルタニアンとポルトス(緒月)。ポルトスが「俺にはできない」と言う場面はいい。
ここは萌えてくれと言う場面だろう。だが、そのまま去ってしまうのが解せない。
ダルタニアンは、この前のシーンでルイの側近(ロシュフォール)と対決してるのよ。
それを知ってて、ポルトスは居なくなる。こういうときこそ、影で見守りましょうよ。
ルーヴォアの狡猾さがちょっとステキ。ダルタニアンて騙しやそすうだもんね~(笑)
でも殺した女から奪ったペンダントを何年もつけっぱなしはやめましょうよ。
どんだけ気に入ったんだ>ペンダント
ここの場面、ダルタニアンと三銃士より、
ルーヴォアとロシュフォールの友情のほうが見ごたえがあった。
それでさ、ダルタニアンはルーヴォアに刺されてたよね・・?
その次の場面では、途中まで傷を抑えるしぐさしてるんだけどね、
ルイとフィリップが入れ替わった後は、とっても元気にしてたんだ。。
回復、早いね・・・大団円のときには、元気なほうがいいもんね(ははは)。
ラストシーンのフィリップとルイーズ。
ほのかに恋愛感情が見えて・・くらいがいい。それでいい。キスしないでよかった。
最初と最後だけ、タカラヅカらしい。
こんな感じかな~見所って。
「愛のプレリュード」と同じように、場面だけを見るのだ。
見たくない場面も不愉快になる場面もはさんであるが、脳内で修正するんだ。
そしてステキな場面だけを覚え、前後やつじつまは忘れ、美しさだけを堪能する。
それが正しい観劇方法だと気づいた。次回はそうやって見よう。
「仮面」について書いているうちに「Royal Straight Frush」について
忘れてしまった(呆然)
おそろしや~「仮面」の衝撃度。
決してショーも名作ではなく単体でみると全く許せない駄作なのだが
(座付き作家なら、自分の劇団の劇団員の得意分野くらい覚えておれ!)、
それでも「具体的になんだっけ?」と思ってしまう。
まあ今回はとってもいい思いをしたので(別記)、
このショーも私にとっては一生忘れられない作品になった。
「仮面の男」は、長く語り伝えられる作品には違いないので、
長く宝塚ファンをするなら、必見の作品と思われる。
この作品を見ずして演出家を語るべからず、ってベースになる演目ですから。
やっぱり演出と脚本が基本ですよ・・ね。
雪組さん、頑張れ!客席とある意味すごい一体感だよ~(泣笑)