瀬戸かずやコンサート「The ALSTROEMERIA」2022年5月7日(土)13時 ドラマシティ 20列上手
世間ではGW。せっかく取れていた星組公演が強制払い戻しにあってしまったので、しょんぼりと仕事をしていたところ、友人が誘ってくれました。
ドレスの瀬戸さんは、キツメノ美人。だがなんか既視感があり驚きは少なかった。生のコンサートは華やかでいね！すっごく久しぶりに真琴つばささんのステージが見れてほんと嬉しかった。
OGコンサートなので、本来は「その他」分類ですが、私の中では「宝塚」に入れたいので入れました。読み返してみたら、あんまり感想書いてない。古い思い出語りばかりだ。真琴さん見たから。ごめんなさい。お芝居じゃないと覚えられませんでした・・・
Kazuya SETO 1st concert 『The ALSTROEMERIA -アルストロメリア-』
構成・演出・振付：ANJU
出演：瀬戸かずや
三井 聡、芽吹幸奈
笙乃茅桜、井上弥子、大場陽介、中島康宏
真琴つばさ（スペシャルゲスト大阪：5/7(土)13時出演）
プログラムを買ってないので細かなことはわからない。取り合えず、瀬戸さんが女性になっていた。だが声は男役のまま・・ということはあの低音は地声なのね。髪形も違和感ない感じで、派手な色っぽいドレスを着ていらした。だが、驚きが思ったより少ない。なぜか・・・最初の台詞から、「あ、蘭陵王でみたことある」と思ったから。あの時の高緯さま役がオネエだったのだな。あの口調、あの仕草、なんか懐かしい。ファンの方に怒られるかもしれないが、とても既視感がある。あれは中華衣装で今回は洋風だけど、違和感ない。高緯さまが洋風にしゃべって踊っていると思えば、私には違和感も驚きもなく・・ああ瀬戸さん♪って思っただけだった。望海さんの退団後のコンサートでは（いったけど書いてないメモのまま）「かっこいいけど、可愛い女性が表にでてるわ」って思ったものだ。望海さんは結構中身が可愛い女性だと知っていたからかもしれない。瀬戸さんのオフは結構なアニキでかっこよかったので、本来なら驚きがあったと思うけど、蘭陵王のおかげで平気だ(笑)
あ！特筆すべきは、足の美しさ。南米クラブ場面の緑のドレス、スリットが素晴らしい深さなのだけど、そこからちらちら見える足の美しさ。ほどほどの筋肉、スラリと白い脚。堪能しました。一番好きなドレスかも。ラストのノースリーブなパンツドレスは、あきらさんらしくて、素敵でした。
三井さんが踊っているのを初めて見た。振付家でOSKでは演出もしているので、知っている。でも本人が踊っているのは初めて見た。へー凄いねえ。
そういえば、演出は安寿ミラさん。ダンスがかっこいいと思ったよ～ザ男役っぽいのだ。安寿さんにも舞台に立ってほしいくらい。
芽吹幸奈さんは、やはり迫力の美声。健在ですね～体格も良くてとっても迫力がある方。声が違う。声がカッコいい。
笙乃茅桜さんのダンスは変わらず見事。すぐにわかるわ。雪組でずっと見てたもんね。小柄で可愛いけど、ガンガン踊るの。
後は知らない方で。男性2名は結構イケメン。でも本当の男性はゴツイですね・・やっぱり。骨格かな？等身バランスかな？なんかいつも見ている「男」（＝男役）とは全然違う。全然太ってはいないと思うけど、やっぱり太く感じてしまうのは、男性だからなのでしょう。骨格と筋肉の所為だな。瀬戸さんが男役っぽい格好で出てくると、すごく感じた。瀬戸さんこそが私の知ってる見慣れた「男」なのよ！ そんなところだけ違和感あった。
あとの女性一人と合わせて6人で瀬戸さんを囲んでいた。7人のステージだけど、知っている曲も多く、衣装も宝塚風で、なかなかに華やかでした。
ゲスト！真琴つばささん。黒のパンツスーツ、羽織りがロングで赤いベスト。ヒールも凄い。現役引退してから十数年、なのにまだまだスタイルが男役維持！！すごいわ～な、マミちゃんです。71期だから、90期の瀬戸さんとは約20年違い。すごいねえ～って話されてた。マミちゃんの20年上は鳳蘭さんだとか。そうだよね～幼稚園くらいの時に見てたわ、ツレちゃんの舞台。マミちゃんが現役の頃は私の宝塚青春時代。最愛の成瀬こうきさんが月組生だったころ、真琴さんも月組に組替えしてきて、よく見ていた。今回思ったけど、真琴さんはやっぱり花組育ちなのねということ。当時から月組トップなのに花男だと感じていた（2番手が紫吹さんで花育ちだし余計に）。退団しても久しぶりに見てもやっぱり花男なので、ザ花男の瀬戸さんとの並びは大変ばっちりあっていた。お二人、声もよく似ていて！男役声ですね。
「Endless Dream」ともう一曲歌ってくれた。退団作品は「愛のソナタ」で瀬戸さんの初観劇の曲だとか、それを一緒に歌って。さらにもう一曲。なんかすごくカッコよかった。声が多少厳しくなってるけど、現役時代からまあ歌の人じゃないし、それより容貌・体形維持が素晴らしかった。
最初の曲「Endless Dream」の歌詞を盛大に間違えられて、どうした！？と実はすごく心配してしまった(だって私より年上・・71期あたりは私がジェンヌなら～って思えていた思い入れがある同世代）。が、ほとんどの方は気が付いてなかった？ でも真琴さんは、あとで自白されていた。多分、私のような古い記憶は鮮明なファンが多数いらしていたのでしょう(笑）。私もあの当時通い倒したので（「BlueMoonBlue:」に成瀬さんはもういなかったが気に入ったので）覚えているのだわ。
全然どうでもいいけど、マミさんが「あきら」って言うたびに、なんか真矢ミキさんを思い出す。なんで？と思えば、同時代（ひとつまえ）の花トップさんで、ショーでよく「アキラ」をやってたなあって(武道館でもやってた)。私の記憶層が掘り起こされたようだ。
東京は真飛さんゲストの回もあったようだ。真飛さんも第2の愛する人・未涼さん花組時代のトップさんなので、結構見ていた。ああ懐かしい。見たかったなあ～
休憩なしの1時間４０分、まあ2時間弱。5月GW唯一のお出かけですが、とても楽しかった。星組を見に行くはずだったけど、しょんぼりしなくて済んで、久しぶりに真琴さんも見れて、本当に幸せ。
こうして私のGWは、OSKの楊さんで始まり、花男の瀬戸さんで終わった。書いてみると幸せやん。