東宝「エリザベート」
2016年9月24日(土) 梅田芸術劇場 12時30分 1階23列センター 


久しぶりの東宝エリザベート。
もともと宝塚ともウィーンとも違う、独自路線。
宝塚よりも大人向けで、暗い。ウィーンほど冷酷ではない。
・・そんなイメージでした。今回、超がつくほど久しぶりに見て
その認識は間違っていなかったことを実感。

しかしながら。そんなイメージがあった以前みた東宝エリザベートから、
装置も演出も場面も台詞も編曲もものすっごく変わっていました。
ちょっと冷酷さが増した?ウィーン版に近くなった印象(演出とかは全然違うけど)

宝塚版エリザベートを全曲歌える!という私には、違和感の連続。
まあこれは大変個人的な事情(笑)
同行の方々(宝塚は嫌いだけどミュージカルは見る)には好評でした。
私ひとり違和感にもぞもぞしていた。

前から思っていたけれど、「エリザベート」は宝塚版のほうが圧倒的に好き。
東宝版は暗すぎて、夢と愛がない・・・でもウィーンの原点はもっと暗く冷酷だし
愛に満ちた少女漫画のような宝塚版が異質なのでしょう。