映画「天地明察」
2012年9月19日(水)なんばパークス 



思っていたよりずっと面白かった。わくわくドキドキはらはらした。
江戸時代初期に数学がとっても進んでいたことにも感動。
この時代からすでに民間学問が驚異的にハイレベル、庶民の教育レベルが高い。
こう考えると明治維新の後の近代化は分厚い下地があったんだと理解できる。
とにかく「偉大な事業を成し遂げる日本人(チーム)」とか
「技術の追求には侵食忘れ妥協なし」というプロジェクトXのような展開というか。
もう江戸時代(多分それ以前)から、日本人だなあ・・・と思える映画だった。
副題が「プロジェクトX 江戸時代偏」でも全く違和感が無い話だった。
これも高校生あたりに見せたら、理系離れが減少するのでは?
数学の魅力(魔力?)に取り付かれた人々が、チームワークをもって困難に打ち勝ち、
様々な分野の多くの人の支えで偉業を成し遂げるのお話だもの。
海外でも公開して欲しい。どんな感想か聞いてみたい・・。


ネタバレ有です。