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OSK「Viva La Vida!!」天満橋 [観劇感想(OSK)]

OSK「Viva La Vida!!」天満橋
2019年9月1日(日)14時 千秋楽 天満橋ドーンセンター 中央センターの席


武生公演の前に同じ公演を大阪で上演してくれる。たった3日ですが、ありがたい。
千秋楽だけ見ることができました。

去年よりずっと私好み!歌劇のレビューらしくて、華やかで綺麗。
衣装がいいなあ、ダンス場面も歌劇っぽくて素敵。ストーリーのある場面も楽しい。下級生まで活躍しているのが嬉しいわ。上から順に京我さんまでソロがある。栞さんが一場面もらってるし!大活躍だ。
下級生もいつまでも下級生ではないなあ~と若い劇団員の活躍が目を見張る。
武生公演は1か月と長いから、若手はさらにさらに上達していくのだろうな~と思うと武生にも見に行きたくなりますね。劇団の思うつぼかも(笑)

201908武生前.jpg

【公演タイトル】Viva La Vida!!
【作・演出・振付】三井聡
【出 演】桐生麻耶・虹架路万・華月奏・城月れい・実花もも・穂香めぐみ・栞さな・柚咲ふう・凜華あい・京我りく・依吹圭夏・瀧登有真・真織ひな・舞音ことは・璃音あかり・茉礼彩花


プロローグは、松竹座と同じく桐生さんのソロから。この人はもう完成されているので、一人で大丈夫って感じですね。場面を繋ぐ場面は、桐生さんソロっていうのが多かった印象。うん、桐生さんってやっぱり相手役いらずなの?というイメージがあるわ。

次が「一見さんのみ」の酒場。支配人が虹架さん、バーテンダー栞さん。サックス奏者が華月さん。それぞれに場面あり。虹さんと華月さんの掛け合いは面白いな。虹架さんは客席への語り掛けが上手いですね~。解説係も担当されていた。
あとは全員お客さん。ちょっとラテン風。名前もスペイン語っぽい。名前は覚えきれなかったけど、最初に娘役が4人、順にタンゴのようなスカートの衣装で登場。パートナーの恋人の愚痴を「男って!(怒)」と歌う。
最初が城月さんの気の利かない恋人、次が実花さんの白旗振って逃げちゃう恋人、穂香さんの恋人は言い訳がオカルトだけど「部屋でシャワーを浴びる女がいた」という正統派に浮気、最後の柚咲さんは可愛いんだけど愚痴の内容が理解できなかった(ごめん)。
穂香さんの恋人の浮気相手のシャワーの女が、凜華さん。これが大変目立つ役でびっくりした。役名のある4人を周囲にセンターで踊ってるのだ!凜華さんは何でもできるなあ。後ろ姿から登場で、ちょっと照明弱いけど、ダンスで目立ってました。
そして一見の新客が登場、それがカッコイイ大人の男・桐生さん。客の男は男役総動員。それぞれカップルになるのだけど、京我&凜華のカップルが目についたわ。京我さんが痩せてスラっと見えて、すごくかっこいいの。上着着ないほうがカッコイイね。一緒にいる衣吹さんと瀧登さんはまだちょっと体形が絞れてないから余計に京我さんがすっとカッコよく見えたのかも。やっぱり男役は年季が大事だなあ~と実感した場面。京我さん、イイ男になってきたよ。
この場面に出ていた1年生4人の娘役さんのうち、黒髪で暗いトーンの大人なドレスを着ていた方が、1年生らしからぬ大人っぽい雰囲気を出していてキリリと綺麗でした。誰だったのかは分からないけど。


順番をしっかり覚えてないので場面ごとに書く。

ラインダンスの前の場面。その若手男役3人を入れた穂香さんから下の娘役全員で。黒のショートパンツに黒のタイトな衣装。黒い帽子となかなかシャープな衣装。ステッキを持って、ラインダンスみたいなダンスを踊る。結構ややこしそうな振り付け。登場時は後ろ向きで照明も落としていたけど、はっきり「男が3人混じってる」と分かった(笑)。特に衣吹さん、体格が凄く豪快で、もうどこにいても目立つわ。京我さんの脚は娘役と遜色なく見えんこともないが、あとの2人は足から違う。男役スボンをかっこよく着こなすにはやっぱりあまり太いモモは不要と思うので、頑張って絞っていただきたいとこ。ま、あと1~2年もすれば、きっとスラリとするはず(期待)。


そして栞さん登場!ロケットボーイだ。正真正銘の(大笑)。一昨年の武生の翼さんが担当した早口言葉のような歌をソロで歌う。結構長い。もっと慣れたらもっと明瞭に聞こえるかな?その進化ぶりを楽しめそうだ。いまは歌うのに必死という感じで、そこも可愛いけど(栞さんは可愛いとかいう学年ではないけど、そこらの娘役より可愛い顔してるからね~つい可愛い!と愛でてしまう)。桐生さん以外に「自分の場面」を持っていたのは栞さんだけに見えた。虹架さんと華月さんはソロ詩はいっぱいあったけど、二人で出ている場面が多かったからね。ソロのソロは栞さんだけ!?
栞さんはそのままロケットボーイをするのかと思ったら、ロケットメンバーを紹介して退場(ここも早すぎる~もう少し時間欲しいな)。先ほどの黒衣装メンバーが、可愛いロケット衣装に。やっぱり男3人は似合わない・・・女装というにも苦しいんでは・・?と、男役としての成長ぶりを味わう場面なのかな。
穂香さんがセンターで、柚咲さんと凜華さんがセンタートリオで可愛く踊る。柚咲さんは可愛いなあ。穂香さんが元気よくって凜華さんがカッコよくて、ハードなラインダンスでOSKらしさを堪能。(正直ここ男役3人は外してもいいような気もする。それかボーイの衣装を着せてあげて。観客のためにも。)


黒と金の衣装で、残りの男役登場。桐生さんと踊る。同じトーンの衣装の娘役登場。娘役は一人ずつデザインが違う。色調が同じだけどデザイン違いはイイね。今回は城月さんがヒロインポジション。桐生さんと大人なカップル。アダルトなダンスがステキな雰囲気。・・・って桐生さんが娘役と組むのってここくらいか? 相手役いらずな孤高の男だ。なんかかっこいい・・・
ワンフレーズだけど、虹架さんから京我さんまで(娘役も)ソロあり。あ、実花さんと穂香さんは当然、柚咲さんと凜華さんまでもっと歌ってた。娘役のほうが歌ってた印象。男役は桐生さんが結構歌ってたからかな。


全体にダンス少な目、難易度はそれほど高くなく(難易度が高すぎるとダンスリサイタルみたいになるもんね)、それより歌劇のゴージャスな雰囲気を重視した感じのショーでした。→私好み!
場面転換も割とスムーズで(桐生さんでつないでたけど)、暗転は2回ほどで、綺麗に流れていたように感じました。


50分があっという間のショーで、華やかで楽しかったです。
千秋楽なので、一人ずつ一言挨拶がありました。1年生娘役4人は、いきなり思いついた桐生さんに振られたため、名乗るのを忘れてしまったようで、誰が誰だかわからないまま。香盤順だと思うけど、香盤を覚えてないのでわからん。
瀧登さんから名乗り有。落ち着いてあいさつされていて、一日の長を感じる。衣吹さんがなんだか感極まって退団あいさつのようなことを言って桐生さんが突っ込んでいた。京我さんは卒なく綺麗に後列最上級生らしく綺麗にまとめていた。
前列は凜華さんから。シャワーの女と自己紹介。穂香さんがシャワーの女のライバルですとこちらも自己紹介。プログラムがないから助かるわ~(プログラムは武生から販売だそうな)。
華月さん、虹架さん、とさすが上級生な挨拶。華月さんは「重かった!」という話。酒場のセットとサックスと。全部華月さんが移動させる/振り回す役なんですよね。武生でも鍛えるとかいう感じののことを言ってたような気がする。綺麗な細腕なのに・・・(笑)。城月さんはすっとぼけた他人事風の挨拶が定番だね。桐生さんのあいさつも、結構長かったけど、この公演へのお礼と武生への抱負。内容は普通だったのであまり覚えてない。

客席降りは1回あり、結構長く通路で踊っていた印象。傍で見るキラキラ笑顔は楽しかった。

というわけで、1時間弱というショーのみ公演ですが、楽しい。武生にも行こうかな~という気になる。公演期間がもう1か月遅かったら蟹も味わえるのに、なかなか難しい時期だ。福井の仕事、大歓迎(ただし10月4日~11月4日に限る)ってとこね。



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