平日昼間の海遊館

2011年6月27日(月)　海遊館

お正月にデパートの福袋で当たった「海遊館バックステージツアー」
参加した日の帰りに「またお越しください」と貰った親子チケット。
期限が6月30日。すっかり忘れていて、思い出したのは6月はじめ。
しかし子どもは毎週末いろいろ忙しく、いけなかった。
あまりにもったいないので、こっそり一人で行く！と決意。

うーん。
読み返してみると今回のこの雑文。かなり私らしくない。
メランコリックえりあ。ま、毛色の違うのも老後の楽しみに入れておこ(笑）



27日は午前中で仕事が終わった（終えた）。午後から海遊館へ。
事務所からなんと20分ほどで到着。意外と近い。
月曜のお昼。きっと空いているだろうな～と、ひとりでぶらりゆっくり見るつもりで
出かけたのですが・・なんなの？この人ごみ。ものすごく混んでる・・ような気がする。
いや休日はもっともっと混雑しているのでしょうが、月曜の昼でも十分満員。
客は幼稚園未満の小さな子ども連れのファミリー（じじばばセット）や、
学生風のカップルが多い。たまに隅っこのイスでしんみり佇む一人客。(私も)
一人客にもいろいろあり。
本格的なカメラを抱えた魚撮影のアマチュアカメラマンっぽい人。
私のような仕事帰り風（仕事さぼり風ともいう？）。超魚好きっぽい人。
騒ぐ子どもとカップルを避けつつ、しんみり魚を眺める一人客たち。

いろんな顔をしている魚たち。じっと見ていても飽きない。
子供連れだったり、デートだったりすると、じっくり魚見てないのに気づく。
今まで何度か来ている海遊館だけど、一人で来たことないし、
いつも誰かと一緒で、忙しくしていた。（気分的にも体力的にも）
海遊館って和むなあ。一日静かに座っていたい。
子ども禁止デイがあれば嬉しいかも・・・というくらい、ゆっくり魚を見た。
癒されるんだな～魚。海遊館の仄暗い照明も落ち着く。
「今度生まれ変わったら、この水槽の底で寝ているエイになりたいなあ」とか
「クラゲになって、何も考えずに漂ってたいぜ」とか。
・・・最近いろいろ疲れてたんだ（笑）
私の生まれ変わり希望は、「ガラパコスの海イグアナ」なんだけど。
こうやって見てるとナポレオンフィッシュもいいな（海遊館限定）

1時間ほどだけど、ぼーっとベンチに座って広大な水槽を泳ぐ魚を眺めていると
気分が落ち着いてくる。

毎日毎日同じこと言って子ども怒って、日々変わる短納期の仕事こなして、
残りの時間で家事片付けてと・・・昨日必死で宿題させても今日また同じこと、
歯磨きも片付けも毎日同じことを言わなきゃならん。何度も何度も繰り返さなきゃ
ならんのか＞育児。全部私がやらなきゃならんのだな。母の責務は余りに膨大だ。
家事も同じ。毎日ごはん考えて作って。永遠の繰り返し。
毎日違う美味しいメニューが決まった時間に食卓に並ぶのが当然だと思ってないか。
洗濯しても次の日また籠のなかには同じくらいの洗濯物がはいってる。
汚れた服は綺麗になって自動的にタンスに戻ってくるモノとか思ってないか。
（そう考えると仕事だけは、まだ発展的創造性があるので、好きなんだ）
自分が子どものときは、考えてなかったし（多分）、そういうもんなんだろうけどさ。
そんな日々の繰り返し。気分はプロメテウス。
それを分単位で時間を気にしつつこなしながら生きていくのって、疲れる。
何かが磨り減るんだな。私が贅沢なのかわがままなのか。どっちもだ。

たまに（しょっちゅう？）息抜きしなきゃ、壊れる。最近壊れてたし（笑）
今回は観劇ではなくて海遊館で気分回復。
・・とか言いつつ、時々ひとりでじっくり観劇したり映画見に行ったりするのさ。
一人行動結構（すごく）好き。一人で観劇して感動して、美味しいランチ食べて。
そんな時、すっごい幸せ～♪と思う私。
なんか間違って生きてるような気もするけど、もう変わらないし、息抜きしつつ
壊れないように楽しく生きるしかないもんな。

あらなんか深刻な話になっているわ。私にしては珍しい文章。
たまにはこんなメランコリックな文を残しておくのも、老後の楽しみにいいかも。

とくかく、海遊館は良かった。
青いナポレオンフィッシュの茫洋とした表情に惚れた。